新幹線のきっぷは、距離によってはかなり高額になります。
できるだけ安く済ませたいと思っても、窓口で普通に買うだけでは割引はほとんどありません。
とはいえ、複雑な手続きを覚える必要はなく、最低限の準備だけでも十分安くなります。
本記事では、初めての方でも実践できる、割引の基本的な手順を紹介します。
ICカードを用意する
理由は後述しますが、新幹線にお得に乗るならICカードは必須です。
そのため、まずICカードを用意します。
ICカードは駅の券売機や窓口、コンビニなどで購入できます。
対応しているのは、モバイルSuica・Suica・Kitaca・ICOCA・PASMO・TOICA・manaca・PiTaPa・nimoca・SUGOCA・はやかけんの11種類です。
スマホで使いたい人は、モバイルSuicaがもっとも手軽です。
改札を通るために使うだけなので、チャージしておく必要はありません。
えきねっとに登録する
えきねっとは、JR東日本の公式オンライン予約サービスです。
新幹線のきっぷをネットで買うためには、えきねっとの会員登録が必要です。
登録は無料で、スマートフォンやパソコンから行えます。
氏名・電話番号・メールアドレス・パスワードを入力して完了です。
登録しておけば、後述する割引きっぷや事前予約が利用できます。
JRE POINTに登録する
JRE POINTは、JR東日本グループの共通ポイントサービスです。
えきねっとで新幹線のきっぷを購入すると、JRE POINTが貯まります。
ポイントは、Suicaへのチャージや商品券との交換などに使えます。
会員登録は無料で、スマートフォンやパソコンから行えます。
えきねっとのアカウントとは別なので、別途登録が必要です。
えきねっととJRE POINTを連携する
JRE POINTに登録したら、えきねっとと連携しておきます。
連携しておくと、えきねっとで購入した新幹線のきっぷに対して自動的にポイントが付与されます。
連携はJRE POINTのマイページから行えます。
えきねっとの会員IDとパスワードを入力すれば、手続きは完了です。
一度連携しておけば、以後は自動でポイントが貯まります。
えきねっとできっぷを購入する
えきねっとにログインすると、スマートフォンやパソコンから新幹線のきっぷを購入できます。
購入には、乗車日・区間・時間・座席の種類などを入力します。
支払いはクレジットカードで行います。
次に、具体的な購入方法を4つの項目に分けて解説します。
eチケットを買う
eチケットとは、紙のきっぷではなく、ICカードで乗車するためのきっぷです。
eチケットでは、指定席の購入で紙のきっぷよりも1枚あたり200円安くなります。
えきねっとで予約後、ICカードに座席情報を紐づけて使います。
トクだ値という割引きっぷも、eチケットと併用できます。
割引の種類は区間によって異なるため、購入画面で確認します。
事前予約する
新幹線のきっぷは、乗車日の1か月前に発売されます。
えきねっとでは、発売日の1週間前から事前受付が可能です。
事前受付は抽選制で、第3候補まで申し込めます。
トクだ値などの割引きっぷも事前受付で申し込めるので、安い順番に第1~3候補まで申し込みましょう。
割引きっぷの競争率は高いので、必ず購入できるわけではありません。
乗車日当日に時間の余裕があるのであれば、乗車時間をずらして申し込むのも効果的です。
抽選に外れた場合
抽選に外れた場合は、すぐえきねっとで座席を押さえる必要があります。
その理由は、すでにきっぷの販売が始まっているからです。
特に割引きっぷは早く埋まるため、即時の対応が必要です。
抽選結果は発売日の10時にメールで届くため、見逃さないようにしましょう。
発売日当日は、早朝からアクセスが集中することもあります。
クレジットカードで決済する
えきねっとの支払いはクレジットカード、コンビニ、金融機関で対応しています。
これは絶対ではありませんが、クレジットカードで支払うのをおすすめします。
ネットで決済でき、カード会社のポイントも同時に貯まるため、ポイントの二重取りが可能です。
クレジットカードをまだ持っていない場合は、楽天カードがおすすめです。
楽天ポイントが貯まりやすく、年会費も無料です。
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ICカードに座席を紐づける
eチケットを購入したあとは、ICカードに座席情報を紐づける必要があります。
紐づけをしていないと、新幹線の改札を通過することができません。
えきねっとのマイページから「受取・利用案内」メニューを選び、ICカードの登録を行います。
手続きは出発当日までに完了していれば問題ありません。
登録したICカードを改札機にタッチすることで、そのまま乗車できます。
駅レンタカーを申し込む(必要な場合)
目的地で車を使う予定がある場合は、駅レンタカーの利用を検討します。
駅レンタカーは駅構内や周辺に営業所があり、アクセスが便利です。
新幹線とのセット割引が用意されていることも多く、料金が抑えられます。
ただし、観光シーズンや週末は早めに予約しないと埋まることがあります。
希望の車が取れない場合は、レンナビで安いレンタカー会社を探しましょう。
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まとめ:新幹線のきっぷを安く買うなら準備が大切
新幹線のきっぷを安く買うには、えきねっと、JRE POINT、ICカードが欠かせません。
えきねっとを使えば、紙のきっぷより安く買えるだけでなく、割引きっぷも利用できます。
JRE POINTを連携すれば、さらにポイント還元も得られます。
最低限の準備だけでも出費を抑えることができるので、旅行前に確認しておきましょう。
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※ 本記事は2025年7月時点の情報です。最新情報は公式サイトをご確認ください。