ダビスタ3(スーファミ)は、1995年1月20日にアスキーから発売されました。
馬の生産から調教、レース出走までを自分でやる競馬シミュレーションゲームです。
このゲームを普通に楽しむには、平均的に強い馬を作ることが重要です。
駄馬ばかり生産していては、全然レースに勝てず、面白くありませんからね。
この記事では、通常プレイで強い馬を作るための配合方法について書いていきます。
配合理論について解説
ダビスタ3では、高い繁殖牝馬に高い種牡馬を種付けすればそこそこ強い馬は産まれます。
例えば、ノーザンテースト×パリティビット、リアルシャダイ×サヨナラなどですね。
しかし、それだけでは面白くありません。
配合理論を使うことで、安い繁殖牝馬と安い種牡馬の組み合わせでも強い馬を作れる可能性があります。
ニックス
ニックスとは相性の良い系統の馬同士を配合することで、能力の全体的な底上げが狙えます。
馬は父系を遡ることによって、必ず系統が決まっています。
有名なところでは、ノーザンダンサー系、ヘイルトゥリーズン系などですね。
その中で、特定の系統同士を掛け合わせることでニックスが発生します。
ニックスが発生している時は、種付けしたあとに牧場長が教えてくれます。
種付け料の高い馬なら「理想的な配合」、安い馬なら「なかなか相性が良さそう」と言います。
種付け前に教えてくれればいいのですが、ちょっとケチですね。
覚えておきたい組み合わせ
ニックスで覚えておきたい組み合わせは、ノーザンダンサー系の5つですね。
- ノーザンダンサー系×ヘイルトゥリーズン系
- ノーザンダンサー系×ゼダーン系
- ノーザンダンサー系×ファイントップ系
- ノーザンダンサー系×レッドゴッド系
- ノーザンダンサー系×クラリオン系
ノーザンダンサー系の種牡馬と繁殖牝馬はよく使うので、これくらい知っておけば十分です。
ちなみに、ニックスはどちらの系統が父馬でも発生します。
父ノーザンダンサー系×母ゼダーン系でも父ゼダーン系×母ノーザンダンサー系でも問題ありません。
インブリード
ニックスと並んで、もう1つ重要な配合理論がインブリードです。
インブリードとは3×4、4×4などで特定の馬の血を濃くすることで、血を濃くした馬の特性を強く引き出します。
ただし、血を濃くし過ぎると体質が弱くなるので注意が必要です。
インブリードが発生している馬は、種付け時に赤く表示されます。
インブリードで覚えておきたい馬
インブリードで、特に重要な特性はスピード◎です。
スピード◎のインブリードを多用することで、とんでもなくスピードのある馬が産まれます。
覚えておきたい馬は、下記の4頭です。
- グレイソヴリン:スピード◎、底力〇
- プリンスリーギフト:スピード◎、早熟〇
- ボールドルーラー:スピード◎、ダート〇
- ナスルーラ:スピード◎、気性×
グレイソヴリン、プリンスリーギフト、ボールドルーラーは、ナスルーラの仔です。
なので、3×3でインブリードさせれば、ナスルーラも4×4のインブリードになります。
それだけでスピード◎の馬が4頭入るので、スピード能力の爆発が期待できます。
ただ、スピード◎はどちらかと言うと最強馬を作るために使うので、今回の記事では使いません。
勝負根性のある馬を作る
ダビスタ3でレースに勝つには、勝負根性が一番重要です。
なので、勝負根性のある馬を作らなければいけません。
その方法としては、下記のようなものがあります。
底力A+安定Aの種牡馬を選ぶ
これが1番簡単な方法だと思います。
安定Aの種牡馬は、自分の能力を仔馬に安定して伝えます。
なので、底力A+安定Aの種牡馬を選べば勝負根性のある馬が産まれやすくなります。
底力A+安定Aの種牡馬は、下記の5頭です。
- ノーザンテースト
- トニービン
- ブライアンズタイム
- シンボリルドルフ
- マルゼンスキー
さすがに、種付け料の高い種牡馬ばかりですね。
底力○のインブリードを使う
もう1つ考えられるのは、底力○のインブリードを使うことです。
ただ、インブリードだけでは効果がイマイチ分かりづらいところがあります。
なので、底力A+安定Aの種牡馬+底力○のインブリードを使えば効果的です。
底力A+安定Aの種牡馬でできる底力○のインブリードは、下記になります。
- ノーザンテースト:ノーザンダンサー、ネアルコ、ハイペリオン
- トニービン:ハイペリオン
- ブライアンズタイム:ヘイルトゥリーズン、ターントゥ、リボー
- シンボリルドルフ:パーソロン
- マルゼンスキー:ノーザンダンサー
繁殖牝馬にこれらの血統があれば、積極的に狙っていきましょう。
スピードのある馬を作る
ダビスタ3では勝負根性が1番重要ですが、次に重要なのはやはりスピードです。
直線で置いていかれては、勝負根性を出す暇もないまま負けますからね。
スピードのある馬を作るには、下記の方法が効果的です。
スピードのある繁殖牝馬を使う
これが1番確実な方法です。
スピードのある繁殖牝馬の選び方としては、セリで「かなりの血統」かつ「スピードタイプ」または「スピード、スタミナともに申し分ない」と言われた馬を選べば確実です。
ただ、「かなりの血統」と言われる繁殖牝馬は6歳時で1億円以上するのでかなり高額です。
セリで10億円を超えることも珍しくありません。
なので、スピードのある繁殖牝馬を買うのはある程度資金が貯まってからになりますね。
スピード○のインブリードを使う
もう1つ考えられるのは、スピード○のインブリードを使うことです。
ただ、インブリードだけでは効果がイマイチ分かりづらいところがあります。
なので、底力A+安定Aの種牡馬+スピード○のインブリードを使えば効果的です。
底力A+安定Aの種牡馬でできるスピード○のインブリードは、下記になります。
- ノーザンテースト:ニアークティック、ネアルコ、ネイティブダンサー(スピード◎)、ハイペリオン
- トニービン:ゼダーン、ハイペリオン
- ブライアンズタイム:グロースターク
- シンボリルドルフ:パーソロン、マイリージャン、マイバブー、ファリス、パレスタイン
- マルゼンスキー:ニジンスキー、ニアークティック、バックパサー、トムフール
当然ながら、いくつも組み合わせる方が効果的です。
ネアルコ、ハイペリオン、パーソロンは、底力○もあるので、特におススメです。
繁殖牝馬にそれらの血統がある場合は、積極的に狙っていきましょう。
スタミナのある馬を作る
スタミナは、勝負根性とスピードの次に重要です。
スタミナがなければ、中長距離のレースで勝てませんからね。
ダービーや天皇賞、有馬記念、ジャパンカップなど、大レースは中長距離が多いです。
そういうレースに出走させられなければ、イマイチ面白くありませんからね。
スタミナのある繁殖牝馬を使う
これが1番確実な方法です。
スタミナのある繁殖牝馬の選び方としては、セリで「かなりの血統」かつ「スピード、スタミナともに申し分ない」と言われた馬を選べば確実です。
「スタミナタイプ」の繁殖牝馬もいますが、スピードがイマイチなのでおススメしません。
ただ、「かなりの血統」かつ「スピード、スタミナともに申し分ない」と言われる繁殖牝馬はめちゃくちゃ高いです。
なので、資金が十分に貯まってからでなければ買えません。
中長距離特性+安定Aの種牡馬を選ぶ
「かなりの血統」かつ「スピード、スタミナともに申し分ない」繁殖牝馬が手に入った場合は、中長距離特性+安定Aの種牡馬を種付けすると、かなりの確率でスタミナのある馬が産まれます。
ただ、スタミナのない繁殖牝馬に中長距離特性+安定Aの種牡馬を種付けしても、スタミナのある馬はあまり産まれませんが…。
底力A+安定Aで中長距離特性の種牡馬は、下記になります。
- トニービン:1600~2400m
- ブライアンズタイム:1800~2400m
- シンボリルドルフ:1800~2600m
- マルゼンスキー:1600~2400m
ノーザンテーストは1600~2000mなので、中長距離特性とは言えません。
ニックスはあれば使う
ニックスを使うと、能力の全体的な底上げが狙えます。
しかし、効いているのか効いていないのかイマイチ効果が見えにくいところがあります。
なので、ニックスの有無を最優先にして種牡馬を選ぶ必要はないと思います。
底力A+安定Aの5頭で発生するニックスは、下記のようになります。
- ノーザンテースト:ヘイルトゥリーズン系、ゼダーン系、ファイントップ系、レッドゴッド系、クラリオン系
- トニービン:ノーザンダンサー系
- ブライアンズタイム:ノーザンダンサー系、エタン系
- シンボリルドルフ:なし
- マルゼンスキー:ヘイルトゥリーズン系、ゼダーン系、ファイントップ系、レッドゴッド系、クラリオン系
繁殖牝馬がそれらの系統なら、ニックスも狙っていきましょう。
悪いインブリードは避ける
インブリードは、最強馬を作るためには欠かせません。
しかし、普通に遊ぶ分には特に必要ないと思います。
「良いインブリードが入っていればラッキー」くらいに思いましょう。
逆に、底力×、気性×のインブリードは極力避けるようにしましょう。
種牡馬のインブリード効果については、下記のサイトに詳しく載っています。
初期資金が稼げる配合
ダビスタ3は、けっこうシビアなゲームです。
最初に生産した馬が駄馬だと、あっという間に破産してしまいます。
それを防ぐためには、早熟でスピードのある馬を生産しまくって、高額で売るのが手っ取り早い方法です。
おすすめの配合は、次の2つです。
- マチカネイワシミズ×オオシマナギサ
- マチカネイワシミズ×タケノマジック
オオシマナギサとタケノマジックは、運が良ければ初期牝馬として登場します。
マチカネイワシミズは、種付け料が0円の種牡馬です。
この配合ではスピード◎が大量に入っているので、スピードがある馬を作れます。
ただ、血が濃すぎるため、他の能力はほとんど期待できませんが…。
しかし、仔馬はだいたい2000万円以上で売れるので資金は貯まります。
この方法で資金を貯めて、徐々に強い馬を作っていくのが良いですね。
まとめ:普通に遊ぶなら最強馬はいらない
ダビスタ3を純粋に楽しむ時は、最強馬を生産する必要はありません。
普通に良い繁殖牝馬を買って、安定A、底力Aの種牡馬を付ければ十分です。
特に期待している馬は自厩舎で調教して、狙ったレースに出走させましょう。
そうでない馬も、お任せ厩舎に預けて楽しむのもそれはそれで面白いです。
眠っているゲーム、売りませんか?
昔ハマったゲーム、10年以上押入れに眠っているものもあるでしょう。
そういうゲームでも「レトログ」なら、箱なし・説明書なしでもしっかり査定してくれます。
興味のある人は、一度調べてもらいましょう。
古いゲーム売るならレトログ(PR)
※ 掲載画像は私のプレイ画面を撮影したものであり、著作権は株式会社パリティビットに帰属します。