自分がサラリーマン時代を思い出してムダだったと思うことを書いてみます。
長い通勤時間
最初にパッと思いつくのは、やはりこれですね。
自分の場合で言うと、毎日片道1時間ほどかかっていたので往復すると約2時間も通勤時間で取られていました。
転勤も何度かしたのでバスの時もあれば電車の時もありましたが、基本的にはその間特に何をするわけでもなくただボーっとしていただけでした。
もっと会社から近いところに住めば良かったのかもしれませんけど、実家の時はアパート代を払うのがもったいなかったですし転勤の時も会社は近いところを借りてくれませんでしたからね。
それに得体のしれない業務命令というやつで、いきなりまた知らないところに飛ばされないとも限りませんしね。
会社もバカの一つ覚えのように9時始業の6時終業にしないで、フレックスとか在宅勤務をもっと導入してくれればいいんですけどね。
わざわざ混む時間にみんなで一緒に移動するのは非効率的です。
通勤中に頭の中でその日の仕事のことを考えたりすることもありますけど、やはり毎日2時間は長すぎますね。
最近はコロナのおかげで在宅勤務が増えたというので少しでも改善してくれればいいんですけど、実際のところどうなんでしょうか?
長い会議
今思うと、これもホントよくやっていました。
進捗会議だ管理者ミーティングだと呼ばれて、週のうちの1日半は必ず会議で潰れていました。
なぜこんなに時間がかかっていたかというと、ひとつは一から百まで全て確認するから。
会議なんか何か問題があるところだけ重点的に議題にすればいいと思うんですけど、なぜかもうとっくに終わっているところまで全部終わったところのチェックをやっていました。
なので、工程はどんどん進んでいっているのに会議の時間だけは一向に短くならないという不思議な現象が起きていました。
もうひとつの原因は、会議の出席者が全然準備していないこと。
とにかく何か聞かれるたびに、答えが出ないので会議が止まる。
毎回同じことを聞かれているのに、毎回答えられない。
答えられなくて次回までに確認するとなっても、結局次も答えられないので無限ループです。
そんなこんなで、終わった後は疲れ以外は何も残らないという不毛な会議を毎週のように繰り返しておりました。
会議のせいで仕事が遅れる
長い会議の何が問題かというと、会議中は他の仕事ができないということです。
会議の最初の方で今日提出と決めた書類も、夜まで会議が終わらないせいで提出できないこともしばしばです。
会議が終わった時点で、既に決めた予定日から遅れるという謎の現象が起こっています。
これではいったい何のために膨大な時間をかけて会議しているのか分かりません。
やはり会議は議題を絞って、参加者も準備して時間を決めて実施しなければ意味がないと思う今日この頃です。
時給制で働く人たち
先に言っておきますが、自分は別に時間外勤務を全て否定するつもりはありません。
今日やらなければどうしても間に合わないという時は、必要な時間外勤務なのでむしろやるべきだと思います。
ただし、それは昼間も普通に仕事しているというのが前提条件です。
普通に仕事していてどうしても間に合わないのであれば、それは仕方がありませんから。
しかしよくいるじゃありませんか、時間外手当を稼ぐために昼間わざとたらたら仕事している人。
自分は元管理者だったので、その経験からハッキリ言わせてもらいます。
あれ本人達は上手くやっていると思っているんでしょうが、見たらすぐに分かります。
バレていないと思っている方、そういうのはハッキリ言って上司にバレていますよ。
しかし基本給だけでは生活が苦しいというのも分かっていたので大抵は見て見ぬふりをしていましたけど、あんまり露骨にやられるとやはり腹が立ちます。
帰ってくれない社員
さらに始末に負えないのが、なぜか家に帰ろうとしない社員です。
先ほどと違うのは残業手当が目的かと思えばそういうわけではなく、その証拠に時間外申請はしてきません。
なのにずっと帰ろうともせずに、ダラダラ仕事を続けている。
終いにそれが習慣になって、5時になるとコンビニでスナック菓子などを買ってきて腹ごしらえの準備している。
これにはほとほと参りましたね。
毎日一刻でも早く家に帰りたいと思っていた自分にはもう理解不能ですが、自分なりに解析してみるとおそらく「遅くまで会社にいる=他人より仕事している」と脳内変換していたんでしょう。
こういう行動するのはデキの良くない社員が多かったですが、自分か周囲(またはその両方)に対して「自分は他人より仕事している」と思わせたかったんでしょう。
自分の評価はそう勘違いしている時点でグッと下がりますけどね。
そういう人もけっこういました。
しかし根本的に考えて、仕事が早く終わってさっさと帰る人ほど時間外手当が付かず給料が少なくなるという仕組みはおかしいですよね。
経営者の皆さん、ホントこれだけは何とかしてください。
社員全員年俸制に切り替えれば少しはマシになるかもしれませんね。
ということで、今回は終わりにします。