コーエーの競馬ゲームはいつも騎手が下手すぎます。
騎手について
このゲームでは、東西合わせて104人ほどの騎手が登場します。(冬には外国人騎手も出稼ぎに来ますが)
そして自厩舎には、ウイニングポストシリーズでおなじみの流蒼次郎が所属騎手として登場します。
ウイニングポストと言えば嵐三太夫だと思っていましたが、そこはまあいいでしょう。
所属騎手だけは育てられるようになっており、数多く騎乗させたり大レースを勝たせたりするとパラメータが上がっていきます。
しかし理由は後述しますが、流を育てる必要など全くありませんけどね。
騎手のパラメータは、逃げ・先行・差し・追込ごとに◎・〇・△・×と細かく分けられています。
一応◎が多いほど上手い騎手ということなのでしょう。
ちなみにトップジョッキーの顔ぶれは関東では蛯田政利、横平憲好、岡路祥夫、関西では鷹匠、河口浩文、藤島慎一などとなっており、やや時代を感じさせますね。
ではトップジョッキーの腕前はどの程度なのかと言うと、ハッキリ言って超が付くほどド下手です。
前に馬が1頭しかいなくても詰まって下がったりするので、見ていると本当に腹が立ってきます。
前の馬のケツ目掛けて一生懸命追っているバカ騎手を見ていると、殺意すら湧いてきます。
しかもどんなにひどい乗り方で負けた時でもレース後のコメントでは一切自分の非を認めませんので、はらわたが煮えくり返って卒倒しそうになります。
追込×の騎手を使う
先ほども書いたように、基本的に全ての騎手はド下手かつ無礼です。
しかし不思議なことに追込×騎手が乗った馬だけは、残り130mくらいからいきなり鬼のように加速して伸び始めます。
理由は分かりませんが、とにかく追込×騎手さえ乗せておけば最後の最後で鬼脚を使うのです。
追込×騎手さえ乗せておけば、戦法を追込にする必要すらありません。
この事実を知らないうちは当然トップジョッキーばかり乗せていたわけですが、勝つレースのほとんどが直線最内で先頭というパターンでした。(いわゆる先行逃げ切り)
そのパターン以外は全くと言っていいほど勝てませんでしたが、追込×騎手を乗せるようになってからは一応どんな脚質でも勝てるようになりました。
こうすることでようやくゲームバランスがまともになりますので、必ず全ての馬に追込×騎手を乗せるようにしましょう。(PC版はダメなようですが)
ただし直線伸びるというだけでド下手なのは変わりませんので、大外回って距離ロスしたり下がってくる馬の後ろに突っ込んで逆噴射したりするのはあきらめるしかありませんけどね。
あくまで直線で前が詰まっていない時に、ゴール前130mほど鬼脚を使うということです。
ひとつ注意点として知っておくべきことは、追込×騎手は自分の馬だけではなく他の馬に乗っても鬼脚を使っているということです。
以前からトップジョッキーを乗せているにもかかわらず最後ものすごい脚で差されるのが不思議でしたが、追込×騎手の仕業だったということです。
しかし最初にこの事実を発見した人はスゴイと思いますが、どうやって発見したんでしょうね。
あまりにも騎手が下手で自暴自棄になってわざとパラメータの低い騎手を乗せたところ、いきなり勝ちまくったりしたのでしょうか?
枠順の有利不利
枠順の有利不利については、結論から言うとめちゃくちゃありますね。
ウイニングポスト系のゲームにはありがちですが、騎手は基本的に内埒沿いを走らせようとしますが内に他の馬がいる場合は無理せず外を回ります。
なので、外枠の馬はどうしても大外を走ることが多くなってしまうんですよね。
そうなるとコーナーを回るたびに距離ロスが発生してしまい、先頭からどんどん引き離されてしまいます。
このゲームではコーナーの距離ロス分はしっかり差が付く仕様になっていますので、何回も大外でコーナーを回ってしまうとそれだけでほぼ挽回不可能になってしまいます。
よって有利なのは内枠、不利なのは外枠と言うことで間違いないでしょう。
脚質の有利不利
次は馬の脚質についてです。
脚質には逃げ・先行・差し・追込がありますが、いくら追込×騎手が鬼脚を使えると言っても依然として有利不利はあります。
一番紛れがなくレースに勝ちやすいのは、やはり最内で逃げている馬で間違いないでしょう。
その理由は最短距離で走っている上に、他馬を捌く必要もないからです。
それ以外では内を走れば距離ロスがない代わりに馬群を捌くのが大変、外を走れば距離ロスが大きい代わりに馬群を捌かなくても良い、と言った感じです。
まあ強いて言えば、内でごちゃつくよりは大外一気の方が勝つ可能性は高いと思います。
このゲームのバカ騎手どもは、あり得ないくらい馬群を捌くのが下手ですからね。
結論としては圧倒的に単騎の逃げが有利で、それ以外なら運次第と言う感じでしょうか。
それなら「全ての馬で逃げを指示すれば良いのでは?」と思うかもしれませんが、それだけはやってはいけません。
先行や差し・追込の馬で騎手に逃げを指示しても、行き脚が付かず全然上手く逃げられません。
このゲームではその馬の脚質が決められており、それ以外の戦法を指示しても上手くいかない仕様になっているようです。
地方と海外が狙い目
このゲームで手っ取り早く重賞を勝ちたいのなら、中央競馬より地方交流戦や海外を使った方が簡単です。
どのくらい簡単かと言うと、平安ステークスを勝てないような馬がドバイワールドカップを楽勝したりします。
一番理想的なのは逃げ馬ですが先行馬でもギリギリいいでしょう、とにかく前に行ける馬が理想です。
地方や海外(特にアメリカ)の競馬場は小回りが多いですからね、最内で逃げられれば外を回っている馬とどんどん差が開きます。
コーナーでガンガン引き離して、最後の直線までにセーフティリードを取ってしまえばもうこちらのものです。
最後の直線も短いですからね、G1でさえも大差勝ちできます。
ただ地方も海外も出走登録は1ヶ月前までにしなければいけませんので、ご利用は計画的にということです。
ということで、今回は終わりにします。