前回の記事で、最強馬を作るための配合と牧場長のコメントについて解説しました。
次にやらなければいけないのは、馬を入厩させて引退するまでしっかり管理することです。
適切な調教をして適度にレースに使わなければ馬は強くなっていきません。
ということで、今回はダービースタリオン3で入厩後の管理方法とレースの使い方について書いていきます。
入厩後の管理方法
まず厩舎選びについてですが、あまり期待していない馬はお任せ厩舎に預けるのもアリです。
厩舎は美浦に5厩舎、栗東に5厩舎あります。
- 藤枝厩舎(美浦)
馬に無理をさせず高勝率を誇る
主戦騎手:小田部、橋野戸 - 河原厩舎(美浦)
じっくりと馬を育て長距離が得意
主戦騎手:田名勝、義臣 - 奥田厩舎(美浦)
休み明けでもきっちりと仕上げる
主戦騎手:横乗、的庭 - 加橋厩舎(美浦)
逃げ・先行馬を育てるのが得意
主戦騎手:中縦、安登美 - 吉松厩舎(美浦)
どちらかというとローカルに強い
主戦騎手:江戸、田間木 - 森山厩舎(栗東)
ハード調教で馬を鍛えて強くする
主戦騎手:河打、松三木 - 山藤厩舎(栗東)
仕上げが早く3歳戦には特に強い
主戦騎手:滝、村元 - 古窪厩舎(栗東)
レースを使いながら馬を仕上げる
主戦騎手:滝、南見 - 鶴鍋厩舎(栗東)
体調管理がうまく特に牝馬に強い
主戦騎手:津野田、田茨 - 池永厩舎(栗東)
馬を大事に使うので故障が少ない
主戦騎手:松昌、御屋敷
ゲーム開始時に、その中から美浦1厩舎、栗東1厩舎を自厩舎に選びます。
自厩舎に選んだ2厩舎では、自分で調教してレースに出走させられます。
それ以外の8厩舎では、基本的に調教から出走レース・騎手の選択まで全てお任せになります。
お任せ厩舎の腕はどうなのかと言うと、ギリギリ任せられるレベルなのは藤枝厩舎と鶴鍋厩舎だけです。
この2つの厩舎は体調管理だけは上手く、調子が下がってきたら併せ馬で元に戻します。
それ以外の厩舎は体調管理すらできません。(調子が下がっても放置)
ただし、藤枝厩舎と鶴鍋厩舎も出走レースの選択はイマイチです。
皐月賞に出してほしい馬でも平気で前週のクリスタルカップに出走させたりします。
なので、強い馬は自分の厩舎に入厩させましょう。
調教について
馬を入厩させたら、まず調教でビシバシ鍛えます。
調教メニュー
調教には5つのメニューがあります。
- ダート
強め以上でスタミナアップ。 - 芝
強め以上でスピードアップ。 - ウッド
強め以上でスタミナアップ。(脚元の負担はダートより少ないが、疲れが溜まりやすい) - 坂路
スピードアップ。体重2~4kg減。 - プール
スタミナアップ。体重2~4kg減。
ダート・芝・ウッドを選択した場合は、単走か併せ馬が選べます。
- 単走
一頭で追います。体重減無し。 - 併せ馬
二頭で併せます。勝負根性アップ。調子を変える効果もある。体重2kg減。
単走か併せ馬を選んだ後に、調教の強さを選べます。
- 一杯
ムチを入れて一杯に追います。気性アップ。体重4kg減。 - 強め
普通の調教です。体重2kg減。 - 馬なり
馬体調整用。レースの週に馬体重を減らしたくない時に使います。体重減無し。
調教の方法
馬を入厩させたら、その週からすぐに調教開始します。
お任せ厩舎のように、入厩した週をお休みにしてはいけません。
調教は、水曜日と木曜日の週2回実施できます。
考え方としては、最初にスタミナを付けてしまいます。
そのために、「ダート・単走・強め」を50回実施します。
これは昔、ダビスタ四天王の誰かが紹介していた調教方法です。
これを最初にやっておくと、とりあえずスタミナが限界まで上がります。
週2回調教しても25週(半年)かかりますけどね。
それが終わったら、基本的には次のように調教します。
- 調子を変えたくない時は「芝・単走・強め」
- 調子を変えたい時は「ダート・併せ馬・馬なり」
調教についての詳細は、続きの記事をご覧ください。
放牧はさせない
馬は調教したりレースに出走させたりすることで疲れが溜まります。
疲れが溜まってくると体調を崩したり、故障しやすくなったりします。
疲れが溜まった時は放牧に出せば回復しますが、放牧に出すことでスタミナが落ちてしまいます。
1回放牧に出すと「ダート・単走・強め」8回分のスタミナが失われるという情報を見たことがあります。
それが事実だとすると、帰厩してから1ヶ月間スタミナ回復のための調教が必要になります。
しかし放牧に1ヶ月、スタミナ回復に1ヶ月も費やしているようでは強い馬など作れません。
なので、基本的に入厩させた後は引退するまで放牧させません。
ベスト体重について
馬には、ベスト体重というものがあります。
ベスト体重付近でレースに出走させると、馬の能力が最大限発揮されやすくなります。
なので、調教時からベスト体重をキープするように心掛けましょう。
ベスト体重は、調教師の調教後のコメントから判断できます。
毛づやがいい状態でのコメントでは、次のようになります。
- だいぶ重い ⇒ ベスト体重+20kg以上
- ちょっと太い ⇒ ベスト体重+10kg~18kg
- 毛づやがいい ⇒ ベスト体重+0kg~+8kg
- カイ食いが良くなってきた ⇒ ベスト体重-2kg以下
「毛づやがいい」から「カイ食い」に変わる直前の体重が、ベスト体重と言えます。
調子の流れ
馬の調子は週が進むごとに少しずつ変化していきます。
調子が変化する流れは、基本的に下記のようになります。
- 少しずつ調子が上がってきた
- 毛づやがいい or カイ食いも良くなってきた(ベスト体重より軽い時)
- 調子が上がってきた or 順調にきています(前走が1着の時)
- 絶好調
- 相変わらず元気
- 特に良くも悪くもない
- 調子がハッキリ落ちています
- このところずっと調子が悪い or カイ食いも落ちてきた(ベスト体重より軽い時)
8まで来ると、その次は1に戻ります。
1・2・6の時は、次の週になると体重が2kg~4kg回復します。
3・4・5の時は、次の週になると体重が2kg~6kg回復します。
7の時は、次の週になると体重が0kg~2kg回復します。
8の時は、次の週になると体重が0kg~2kg減ってしまいます。
このゲームは、増えた体重を調教で能力に変えていくイメージです。
馬体重の回復が遅いのは好ましいことではありません。
なので、調子が下がってきたら併せ馬を使って調子を回復させましょう。
馬の故障について
ダビスタ3で1番怖いのは馬が故障することです。(もっと怖いのは予後不良ですが)
故障には次の4種類があります。
- ハコウ
- ソエ
- 屈腱炎
- 骨折
体の弱い馬はよく体調を崩しますが、これは調子が落ちるだけなので問題ありません。
ハコウとソエが出た時は、馬は痛がっていますが調教に支障ありません。
いつも通りガシガシ調教しましょう。
骨折は長期休養になるので痛いですが、完治すればまた活躍できます。
ピークになる前なら復帰させてもいいと思います。
問題は屈腱炎です。
1回屈腱炎になってしまうと復帰してもすぐに再発してしまい、満足な活躍は見込めなくなります。
屈腱炎になった時は、あきらめて引退させましょう。
レースの使い方
次に、レースの使い方を解説します。
出走登録
レースに使う調子
先ほども書きましたが、馬の調子の流れは下記のようになっています。
- 少しずつ調子が上がってきた
- 毛づやがいい or カイ食いも良くなってきた(ベスト体重より軽い時)
- 調子が上がってきた or 順調にきています(前走が1着の時)
- 絶好調 or 文句のない状態
- 相変わらず元気
- 特に良くも悪くもない
- 調子がハッキリ落ちています
- このところずっと調子が悪い or カイ食いも落ちてきた(ベスト体重より軽い時)
この中で、レースに使うのは2~5の間がいいと思います。
6の時も調子は悪くありませんが、レース出走後に7になると馬体重の回復に時間を要します。
なので、6になったら早く2の状態に戻すように調整しましょう。
レースに使う距離
次に、レースに使う距離についてです。
馬の距離適性は、3歳時の牧場長のコメントで判断できます。
- スタミナがある→1000m~3600m
- それ以外→1600m以下
スタミナのない馬を中長距離のレースに使っても、途中でバテてしまいます。
バテてしまうと馬場掃除して帰ってくるだけなので、使うだけ無駄です。
逆にスタミナのある馬は、1600m以下でも活躍できます。
ただ、競馬の八大競走は距離の長いレースばかりですからね。
やはりスタミナのある馬は、中長距離優先で出走させたくなります。
芝コース・ダートコースの選択
次に、芝・ダートの選び方についてです。
基本的にスピードのある馬は芝、スピードが少し足りない馬はダートに使います。
芝のレースを使った時に、最後の直線で置いていかれるようならダートで使えばいいと思います。
ダートは直線で叩き合いになることが多いので、勝負根性があれば競り勝てます。
種牡馬にもダート適性がありますが、特に影響があるようには思えません。
騎手の選択
騎手は、基本的に次の優先順位で選びます。
- ランクの高い騎手
- 指示する戦法が得意な騎手
ランクの高い騎手ほど出遅れが少なく、道中の折り合いも上手です。
さらに最後の直線で、他馬を捌くスピード(横移動)が速いような気がします。
下手な騎手でも得意戦法を指示すると勝負根性が上がったりしますが、下手は下手です。
なので、戦法で騎手を選ぶよりランクで選んだ方が勝率はアップすると思います。
パドックのコメント
このゲームでは、レースの前にパドック画面で解説者が1頭ずつコメントしていきます。
その時に、自分の馬が言われると嬉しくないコメントは次の3つです。
- かなり入れ込んでいる
- ちょっとうるさい
- 休養明け
休養明けは、3ヶ月以上レース間隔が空いた時に必ず言われます。
通常時より、多少気性が悪くなってしまいます。
あとの2つは激しく入れ込んでいますので、パドックの時点でスタミナを消耗しています。
なので、レースでいつもよりバテやすくなります。
出馬表の印について
パドックが終わると出馬表が表示され、印(◎〇▲△…)が4列並んでいます。
この印にも意味があり、左から順番に次のような評価になっています。
- 人気
- スピード + 気性
- スピード + スタミナ
- スピード + 勝負根性
ライバル馬では、2と3の印はメジロマッコイーンやスーパークリックが強いですね。
4の印はアグリキャップがダントツで、ライフシャワー、メジロライオンもなかなかです。
ただ、最強馬を目指す馬ならばどの馬が相手でもグリグリの◎を4つ並べたいところです。
騎手への指示
戦法は、スタミナのある馬は「先行」、スタミナのない馬は「差し」が1番勝ちやすいと思います。
ただし、スタミナがなくても1200m以下・ダートの重以外・芝の重・不良は先行させた方がいいでしょう。
これらのレースでは、差し切り勝ちするのがなかなか大変です。
それにプラスして、直線が長い東京競馬場だけは1つ後ろの戦法でいいと思います。
もちろん最強レベルの馬ならば、条件に関係なく「逃げ」の一択です。
ブリーダーズカップへの登録
ダビスタ3をプレイしていると、たまに最強レベルの馬もできると思います。
そういう時は、ブリーダーズカップへ登録しましょう。
やり方としては、全盛期に絶好調にしてからベスト体重でパスワードを取ればOKです。
ただし、騎手と脚質は前走からそのまま引き継がれるので注意してください。
最強馬の理想的なレースは、スタートしてからゴールまでずっと先頭を走ることです。
向こう正面で掛かり気味に画面の端まで行き、直線では画面から消える脚を使うのが理想です。
騎手は出遅れさえしなければ道中引っ掛かるのは大歓迎なので、ド下手な騎手でかまいません。
指示する戦法は当然「逃げ」です。
ただし、ブリーダーズカップに出てくるような馬はほとんどが「逃げ」になっています。
なので、「逃げ」にしていても逃げ切るのは簡単ではありませんが。
最強馬のパスワードは、下記で検索すればいくらでも見つかります。
最強レベルの馬ができた時は、実際に勝負させてみてください。
まとめ
今回は、ダービースタリオン3で入厩後の管理方法とレースの使い方について書きました。
ざっくりまとめると、次のようになります。
- 入厩させる厩舎
強い馬は自厩舎で調教する。
お任せ厩舎で使えるのは藤枝厩舎と鶴鍋厩舎くらい。 - 調教について
最初にダート・単走・強めを50回してスタミナを付ける。
あとは芝・単走・強めでスピード、ダート・併せ馬・馬なりで勝負根性を付ける。
放牧はスタミナが落ちるので基本させない。 - 調子の流れ
調子は8段階で徐々に変わっていく。
調子が悪くなったら併せ馬で調整する。 - 馬の故障について
ハコウ・ソエ・骨折は完治する。
屈腱炎は完治しないので引退させるしかない。 - レースの使い方
ある程度調子が良い時に出走させる。
スタミナのない馬は1600m以下で使う。
騎手はランクが高い騎手優先で選ぶ。 - パドックのコメント
「休養明け」は気性が多少悪くなる。
「ちょっとうるさい」「かなり入れ込んでいる」はスタミナをかなり消耗。 - 出馬表の印について
左から、人気、スピード+気性、スピード+スタミナ、スピード+勝負根性の順番。 - 騎手への指示
基本的にスタミナのある馬は先行、スタミナのない馬は差し。
最強レベルの馬は逃げ。 - ブリーダーズカップへの登録
全盛期に絶好調にしてベスト体重で登録。
騎手と脚質は前走からそのまま引き継がれるので注意が必要。
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ということで、今回は終わりにします。