前回は、シムアース(スーパーファミコン)の攻略①(ゲームモード・生物・文明)を書きました。
ざっくりまとめると次のようになります。
- ゲームモード
シナリオモード:8個の惑星を順番にクリアしていくモード。
最後のシナリオは、ロボットに支配された世界から地球を取り戻すというシュールな内容。
ランダムプラネット:自分で好きなように惑星を作っていくモード。
難易度→4つから選びます。
自分の惑星をのんびり作りたい時は「むせいげん」で良い。
タイムスケール→4つから選びます。
オリジナルの惑星を作りたいなら「ちしつタイムスケール」からのスタートがおススメ。
デイジーワールド:ただデイジーが咲いているだけで、何をすれば良いのかよく分かりません。 - 生物
植物と動物が誕生します。
植物:「しんかタイムスケール」で誕生。
全部で5種類。
動物:海動物と陸動物が誕生します。
時間をかけて16段階に進化していき、進化の過程で突然変異することもあります。
海動物→7種類が誕生。
陸動物→8種類が誕生。 - 文明
バクテリアとアメーバ以外の動物が16段階まで進化すると誕生。
時間をかけて7段階に進歩していきます。
ナノテク文明がエクソダス(地球脱出)すると、惑星から文明がなくなります。
ということで、今回はシムアース(スーパーファミコン)の攻略②(コントロールパネル)を書いていきます。
コントロールパネル
シムアースでは、コントロールパネルを使って惑星をカスタマイズできます。
以下の項目について、それぞれ16段階の調整ができます。
チカクパネル
チカクパネルでは、惑星の地殻について7項目の設定ができます。
- 火山活動
火山活動の活発さの設定。
大きくするほどよく噴火します。 - 侵食
地面の浸食されやすさの設定。
大きくするほど平野や浅瀬ができやすくなります。 - 核熱
核熱の温度の設定。
高くするほど火山の噴火の規模が大きくなります。 - 大陸移動
惑星表層部の動きの設定。
大きくするほど地形が変わりやすくなります。 - 核形成
惑星の核心の設定。
大きくするほど地殻変動が起こりにくくなります。 - 隕石
隕石が衝突する確率の設定。
大きくするほど惑星に隕石が衝突しやすくなります。 - 地軸
地軸の傾きの設定。
大きくするほど気候変動が激しくなります。
実際のゲームでは、火山活動の設定が逆になっているような気がします。
最大にすると火山が噴火せず、最小にすると頻繁に火山が噴火します。
タイキパネル
タイキパネルでは、惑星の大気について7項目の設定ができます。
- 太陽光線
太陽光線の強さの設定。
強くするほど惑星の気温が上がります。 - 反射
雲が太陽光線をどのくらい反射するかの設定。
少なくするほど気温が上がります。 - 温室効果
温室効果の設定。
高くするほどCO2濃度が気温の上昇に影響します。 - 雲形成
雲のできる量の設定。
反射や雨量に影響します。 - 雨量
惑星に降る雨の量の設定。
大きくするほど雨が多い惑星になります。 - 地表反射
太陽光線がどの程度地表で反射するかの設定。
小さくするほど気温が上がります。 - 熱移動
大陸・海洋間の熱移動率の設定。
惑星の大気の流れに影響します。
せいめいパネル
せいめいパネルでは、惑星の生命について5項目の設定ができます。
- 適応力
生物が生存できる温度の範囲の設定。
高くするほど厳しい条件でも生物が生存します。 - 繁殖
生物の繁殖能力の設定。
高くするほど生物の繁殖力が強くなります。 - CO2吸収
植物のCO2吸収力の設定。
高くするほど惑星のCO2濃度が下がります。 - 進化
生物の進化スピードの設定。
高くするほど生物が早く進化します。 - 突然変異
生物が他の種類(ヒトデからタコなど)へ変異する確率の設定。
高くするほどいろいろな生物が誕生しやすくなります。
ぶんめいパネル
ぶんめいパネルでは、惑星の文明について設定できます。
エネルギー生産とエネルギー配分について設定できます。
エネルギー生産
エネルギー生産では、文明のエネルギー生産量について5項目の設定ができます。
- 生物活動
生物活動が生み出すエネルギー生産量の設定。
多少CO2を発生します。 - 風力/太陽
風力や太陽熱などのエネルギー生産量の設定。
CO2を発生しません。 - 水力/地熱
水力や地熱のエネルギー生産量の設定。
CO2を発生しません。 - 石油
石炭や石油のエネルギー生産量の設定。
CO2や水質汚濁・大気汚染などの公害が発生します。
埋蔵量は過去の生物量で増減します。 - 原子力
原子力のエネルギー生産量の設定。
CO2は発生しませんが、放射能汚染の危険性があります。
エネルギー配分
エネルギー配分では、文明のエネルギー配分について5項目の設定ができます。
- 哲学
哲学レベルの設定。
大きくするほど戦争が起こりにくくなります。 - 科学
科学レベルの設定。
大きくするほど文明の進歩が早くなります。
科学だけが高いと戦争が起こりやすくなります。 - 農業
農業レベルの設定。
大きくするほど惑星の人口が増えます。 - 医学
医学レベルの設定。
大きくするほど疫病が起こりにくくなります。 - 芸術
芸術レベルの設定。
大きくするほど文明全体の生活レベルが向上します。
設定方法
コントロールパネルの設定しだいでは、バクテリアすら誕生せずに終わることもあります。
エクソダスさせたい時
シムアースの目的の1つは、文明を発展させてエクソダス(惑星脱出)させることです。
しかし、コントロールパネルを全部真ん中に設定するとエクソダスはできません。
文明は誕生しますが、必ずと言っていいほどエクソダスの前に滅びます。
その理由は温室効果です。
文明が進歩すると石油エネルギーの消費量が上がります。
それに伴って、CO2濃度が爆発的に上がってしまいます。
そうなると惑星の気温が急上昇して、文明が滅びてしまいます。
それどころか海が蒸発して「ちしつタイムスケール」まで戻ってしまうこともあります。
エクソダスを成功させたい時は次のように設定します。
- タイキ
温室効果を最小に設定 - せいめい
CO2吸収を最大に設定 - ぶんめい
石油を最小に設定
進化が進まない時
ヒトデが誕生してから生物がなかなか進化しない時があります。
そういう時は「せいめい」の進化を最大、突然変異を最小に設定すれば、進化が早く進みます。
ただし、「ちしつタイムスケール」でこの設定にするとヒトデが誕生しません。
この設定は「しんかタイムスケール」になってからしてください。
文明が進歩しない時
惑星に文明が誕生しているのに、なかなか進歩しないことがあります。
その理由として考えられるのは、進歩に必要なエネルギーが足りないことです。
そういう時は、エネルギー生産量を上げるのが1番です。
ただし惑星が公害だらけになってもいけないので、エコも同時に考えます。
「ぶんめい」の生物活動・風力/太陽・水力/地熱を最大、石油・原子力を最小に設定します。
快適な惑星にする時
生物が住みやすい快適な惑星にするなら、上記の設定に加えて下記も設定するのがおススメです。
- チカク
地軸を最小に設定 - タイキ
雨量を最大に設定 - せいめい
適応力を最大に設定
地軸の傾きをなくして気候を安定させ、雨を多くして熱帯雨林を増やします。
さらに、生物がどこでも生きられるように適応力を最大にします。
まとめ
今回は、シムアース(スーパーファミコン)の攻略②(コントロールパネル)を書きました。
ざっくりまとめると次のようになります。
- コントロールパネル
惑星をカスタマイズできます。
それぞれ16段階の調整ができます。
チカクパネル:惑星の地殻について7項目の設定ができます。
実際のゲームでは、火山活動の設定が逆になっているような気がします。
タイキパネル:惑星の大気について7項目の設定ができます。
せいめいパネル:惑星の生命について5項目の設定ができます。
ぶんめいパネル:エネルギー生産とエネルギー配分について設定できます。
エネルギー生産→文明のエネルギー生産量について5項目の設定ができます。
エネルギー配分→文明のエネルギー配分について5項目の設定ができます。 - 設定方法コントロールパネルの設定しだいでは、バクテリアすら誕生せずに終わることもあります。
エクソダスさせたい時:コントロールパネルを全部真ん中に設定するとエクソダスはできません。
その理由は温室効果。
エクソダスを成功させたい時は次のように設定。
・タイキ→温室効果を最小に設定
・せいめい→CO2吸収を最大に設定
・ぶんめい→石油を最小に設定
進化が進まない時:「せいめい」の進化を最大、突然変異を最小に設定。
この設定は「しんかタイムスケール」になってからしてください。
文明が進歩しない時:「ぶんめい」の生物活動・風力/太陽・水力/地熱を最大、石油・原子力を最小に設定。
快適な惑星にする時:上記の設定に加えて下記も設定。
・チカク→地軸を最小に設定
・タイキ→雨量を最大に設定
・せいめい→適応力を最大に設定
ということで、今回は終わりにします。