球団経営の醍醐味は、選手を育てるだけでなく、拠点となるスタジアムを立派にすることにあります。
プロ野球チームのオーナーとして、どのような設備に投資すべきか悩む場面も多いでしょう。
限られた予算の中で効率よく収益を上げるためには、経営メニューの優先順位を把握することが不可欠です。
今回は、やきゅつくにおける各施設の詳細や経営のコツについて詳しくお伝えします。
作品概要

- 発売日
1998年2月19日 - メーカー
セガ - ジャンル
プロ野球チーム運営シミュレーション - その他
セガサターン、1人プレイ
本作は、プレイヤーがプロ野球チームのオーナーとなり、30年にわたって球団を運営する名作シミュレーションゲームです。
選手の補強や育成だけでなく、周辺施設の充実といった経営手腕が問われます。
プロ野球ファンなら一度は夢見る、理想のチーム作りを存分に楽しめる内容となっています。
この記事では、スタジアムの経営や各種施設の効果について網羅的に解説します。
球場経営のメニュー

球場経営は、安定した収益を確保するための最優先事項です。
観客動員を増やすための投資は、球団の未来を大きく左右します。
球場の建設
ゲーム開始時は小球場からのスタートですが、最大観客数と売店が少ないためあまり儲かりません。
スタジアムを大きくすることで、最大観客数と設置可能な売店の数が増えます。
スタジアムの種類は、下記の5種類です。
表1:建設できる球場
| 球場 | 最大観客数 | 設置可能売店数 | 月間維持費 | 建設費用 |
| 小球場 | 1万5000人 | 5店 | 4000万円 | – |
| 中球場 | 3万0000人 | 10店 | 9600万円 | 40億円 |
| 大球場 | 5万0000人 | 20店 | 1億9200万円 | 100億円 |
| ドーム球場 | 7万5000人 | 30店 | 3億3600万円 | 250億円 |
| 開閉ドーム | 10万0000人 | 40店 | 5億6000万円 | 400億円 |
(出典:ゲーム内データ)
スタジアムは、小球場→中球場→大球場のように1段階ずつ建設する必要があります。
100億円を持っていても、いきなり小球場→大球場の建設はできません。
球場の増築
スタジアムの増築では、球場のサイズはそのままで最大観客数と設置可能な売店の数を増やせます。
増築にかかる費用は、スタジアムの建設よりはかなりリーズナブルです。
そのため、次の球場を建設するまでのつなぎに使えば効果的です。
ただ、増築をしなくても次の球場は建設できます。
表2:増築できる球場
| 球場 | 最大観客数 | 設置可能な売店数 | 月間維持費 | 建設費用 |
| 小球場 | 2万0000人 | 8店 | 6400万円 | 10億円 |
| 中球場 | 3万8000人 | 15店 | 1億3600万円 | 15億円 |
| 大球場 | 6万0000人 | 25店 | 2億5600万円 | 30億円 |
| ドーム球場 | 8万8000人 | 35店 | 4億4000万円 | 50億円 |
| 開閉ドーム | 12万0000人 | 50店 | 7億2000万円 | 80億円 |
(出典:ゲーム内データ)
球場設備の詳細
スタジアムの設備は、集客や選手のコンディション維持に役立ちます。
売店やブルペンなど、用途に合わせた設備を導入しましょう。
表3:球場設備の詳細
| 設備名 | 詳細 | 設置費 | 月間維持費 |
| 売店 | 数が多いほど儲かります。 | 3000万円 | 160万円 |
| 人工芝 | 維持費は安いですが疲れやすくなります。 | 2億円 | 400万円 |
| 天然芝 | 手入れされた芝は選手に喜ばれます。 | 2億円 | 1600万円 |
| アメリカ芝 | 最高のプレイ環境が約束されます。 | 3億円 | 2400万円 |
| ブルペン | リリーフ投手の調子が良くなります。 ドーム球場以上で標準装備。 |
3億円 | 1200万円 |
| 夜間照明 | ナイターが可能になりお客が増えます。 中球場以上で標準装備。 |
5億円 | 1600万円 |
| 大型ビジョン | 集客力アップに貢献します。 大球場以上で標準装備。 |
8億円 | 2400万円 |
(出典:ゲーム内データ)
土球場、人工芝、天然芝、アメリカ芝については、どれか1つしか選べません。
球団施設の整備

選手が練習に集中できる環境を整えることは、チームの底上げに直結します。
怪我の防止や効率的なトレーニングを可能にする設備を優先的に導入しましょう。
練習環境の充実
選手の練習環境を整える設備です。
設備が充実するほど、選手が早く成長します。
室内練習場、プールなど、全部で14種類あります。
表4:練習環境の充実
| 設備名 | 詳細 | 設置費 | 月間維持費 |
| ダンベル&鉄アレイ | 筋力を鍛えるための設備。 | 8000万円 | 240万円 |
| トレーニングマシーン | ダンベル&鉄アレイの上位互換。 | 3億円 | 640万円 |
| 筋力ロボ | トレーニングマシーンの上位互換。 怪しいセールスマンから購入。 |
10億円 | 2400万円 |
| ピッチングマシンA | 打者を鍛えるための設備。 | 5000万円 | 160万円 |
| ピッチングマシンB | ピッチングマシンAの上位互換。 | 2億円 | 400万円 |
| 剛球ロボ | ピッチングマシンBの上位互換。 怪しいセールスマンから購入。 |
10億円 | 2400万円 |
| まと | 投手を鍛えるための設備。 | 5000万円 | 160万円 |
| 養成ギプス | まとの上位互換。 | 2億円 | 400万円 |
| 強打ロボ | 養成ギプスの上位互換。 怪しいセールスマンから購入。 |
10億円 | 2400万円 |
| ミーティング室 | 対戦相手について分析できます。 | 2億円 | 160万円 |
| ナイター設備 | 夜間練習ができるようになります。 | 5億円 | 800万円 |
| 室内練習場 | 雨の日でも練習できるようになります。 | 12億円 | 2000万円 |
| プール | 基礎体力を鍛えられます。 | 15億円 | 2400万円 |
| サブグラウンド | グラウンドを2面使って練習できるようになります。 | 20億円 | 3200万円 |
(出典:ゲーム内データ)
筋力ロボ、剛球ロボ、強打ロボについては、セールスマンが売りに来るまで購入できません。
選手の健康管理
選手をケアする設備です。
設備が充実するほど選手の怪我が減り、体力の回復も早くなります。
マッサージ室、温泉など全部で3種類あります。
表5:選手の健康管理
| 設備名 | 詳細 | 設置費 | 月間維持費 |
| マッサージ室 | 選手の疲れが溜まらないようにケアします。 | 3億円 | 800万円 |
| 医療室 | 軽いケガなら応急処置で治せるようになります。 | 6億円 | 1200万円 |
| 温泉 | 体力を大きく回復させ、疲れやケガの予防になります。 | 15億円 | 3200万円 |
(出典:ゲーム内データ)
集客とビジネス
集客や金儲けに役立つ設備です。
設備が充実するほど観客が増え、儲けも多くなります。
レストラン、ホテルなど全部で6種類あります。
表6:集客とビジネス
| 設備名 | 詳細 | 設置費 | 月間維持費 |
| 駐車場 | 車で来るお客さんが増えます。 | 5億円 | 400万円 |
| レストラン | スタジアムに来たお客さんが食事してくれます。 | 15億円 | 1600万円 |
| ホテル | スタジアムに来たお客さんが宿泊してくれます。 | 50億円 | 4000万円 |
| えき | 電車で来るお客さんが増えます。 | 150億円 | 8000万円 |
| 遊園地 | スタジアムに来たお客さんが遊んでくれます。 収益は景気に左右されます。 |
300億円 | 1億6000万円 |
| タワー | 球団のシンボル的存在でランドマークです。 | 500億円 | 3億2000万円 |
(出典:ゲーム内データ)
運営と広報活動

試合以外でのファンへのアプローチも、球団運営においては欠かせない要素です。
チケットやグッズによる収益アップを目指し、積極的なプロモーションを行いましょう。
チケット料金の設定
ホームゲームのチケット料金を設定できます。
料金は、1000円、2000円、3000円、4000円、5000円、6000円から選べます。
料金が安いほうが、お客さんはたくさん来てくれます。
お客さんが多いほうが他の設備(レストランや売店)も儲かるため、ちょうどスタジアムが満員になるくらいの料金に設定するのが良いと思います。
ファンクラブの募集
球団のファンクラブ会員を募集できます。
会員数は最大10万人まで増えます。
会員数が増えることによって、どのようなメリットがあるのかは正直よくわかりません。
お金をかけて募集するほど、会員数は増えます。
- 会員募集広告
50万円、100万円、300万円、500万円から選べます。 - サイン会
100万円、300万円、500万円、1000万円から選べます。 - 球場招待
300万円、500万円、1000万円、2000万円から選べます。 - 少年野球教室
500万円、1000万円、2000万円、3000万円から選べます。
会員数が0人でない限りは、試合に勝つと会員数が少し増え、試合に負けると会員数が少し減ります。
そのため、チームが強くなれば会員数は勝手に増えていきます。
人気グッズの開発
売店で売るためのグッズを開発します。
グッズが売れると儲かりますが、長期間同じものを売っていると飽きられて売れなくなります。
開発できるグッズは全部で42個あります。
お金と時間をかけて開発するほど、儲かるグッズが作れます。
- 開発費用
100万円、500万円、1000万円、3000万円、5000万円、1億円、5億円、10億円から選べます。 - 開発期間
1か月、2か月、3か月、6か月、1年、1年6か月、2年から選べます。
ただ、中には選手に全治1年の大怪為をさせる恐ろしいグッズもあります。
これは防ぎようがないため、補欠の選手が怪我することを祈るしかありません。
まとめ:効率的な投資で球団強化

やきゅつくにおける経営は、チームを強くするための土台作りといえる非常に重要な要素です。
まずは設置費用の安いものから着実に揃えていき、月々の維持費で赤字にならないよう注意しましょう。
観客動員数が増えれば資金繰りも安定し、より高価な設備への投資もスムーズに進められるようになります。
すべての施設を完備するまでには長い年月がかかりますが、一歩ずつ理想の球団に近づけていく過程を楽しんでください。
※ 掲載画像は私のプレイ画面を撮影したものであり、著作権は株式会社セガに帰属します。





