インデックス投資は、誰でも簡単にできる投資方法です。
自分も2017年から始めています。
インデックス投資では、アセットアロケーションを決めたあとにポートフォリオを決めます。
ポートフォリオとは、アセットアロケーションに従って買うインデックスファンドを決めることです。
ということで、今回はポートフォリオについて書けることを書いていきます。
インデックスファンドの選び方
インデックスファンドはたくさんありますが、選ぶポイントは下記の2点で良いと思います。
- 信託報酬の安さ
- 純資産額の多さ
この2点を押さえておけば、ほぼ間違えないでしょう。
1番重要なのは信託報酬の安さ
インデックスファンドを選ぶ時に1番重要なのは、信託報酬の安さだと思います。
同じ資産に投資しているインデックスファンドなら、中身はだいたい同じです。
それなら少しでも信託報酬が安いファンドの方が良いに決まっていますからね。
普通に考えれば、信託報酬が安いインデックスファンドほどリターンが増えます。
次に重要なのは純資産額の多さ
信託報酬の安さの次に重要なのは、純資産額の多さだと思います。
純資産額が多いということはそれだけ人気があるということなので、繰上償還になる可能性が低くなります。
繰上償還になっても他のインデックスファンドを買えばいいだけなのでそれほど困りませんが、買い替えるのは面倒くさいですからね。
できれば、そんなことはしたくありません。
また、純資産額が増えるほど信託報酬が安くなるインデックスファンドもあります。
なので、純資産額が多いインデックスファンドを買う方があとあと信託報酬が下がる可能性が高くなります。
「eMAXIS Slim」が1番良いかな?
「eMAXIS Slim」は、三菱UFJアセットマネジメントが販売しているインデックスファンドです。
とことんコストを追求する投資信託、eMAXISSlim(イーマクシス・スリム)
業界最低水準の運用コストを目指すと謳っており、他社のインデックスファンドが信託報酬を下げると追随してくれます。(絶対ではありませんが)
商品ラインナップも株式、債券、リート、バランスがあり、ほぼ揃っています。(個人的には新興国債券がないのが残念ですが)
人気のS&P500やオルカンもあるので、ほとんど「eMAXIS Slim」だけでポートフォリオが組めます。
なので、どのインデックスファンドを選べば良いか分からなければ「eMAXIS Slim」を選んでおけばほぼ正解でしょう。
あんまり「eMAXIS Slim」1強になるのもちょっと困るんですけどね。
参考になるのはザイ・オンライン
ザイ・オンラインは、投資とお金の総合サイトです。
上記のページでは、資産ごとに信託報酬の安いインデックスファンドをランキング形式で紹介しています。
純資産額は載っていませんが、詳細情報を開けば証券会社のページに飛ぶのでそこで確認できます。
ページの更新もそれなりにされているので、インデックスファンドを探す時はここを見れば良いと思います。
ポートフォリオを決めたあともたまに覗いて、ポートフォリオのインデックスファンドが時代遅れになっていないか確認すれば良いでしょう。
あまりにもランキングの下の方にあるなら、ポートフォリオの変更も検討する方が良いと思います。
個人的なポートフォリオ
個人的には、8資産でアセットアロケーションを構成しています。
8資産のポートフォリオは、今のところ下記で固定しています。
- 国内株式:eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
- 先進国株式:eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- 新興国株式:eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
- 国内債券:eMAXIS Slim 国内債券インデックス
- 先進国債券:eMAXIS Slim 先進国債券インデックス
- 新興国債券:iFree 新興国債券インデックス
- 国内リート:eMAXIS Slim 国内リートインデックス
- 先進国リート:eMAXIS Slim 先進国リートインデックス
単純に「eMAXIS Slim」があれば「eMAXIS Slim」にしています。
新興国債券だけは「eMAXIS Slim」がないので、代わりに1番信託報酬の安い「iFree」にしています。
特にこれと言って捻りはないですね。
たまにザイ・オンラインを見て、もっと良いファンドがないか一応探してはいますが…。