【インデックス投資のポートフォリオ】eMAXIS Slimで8資産を構成する方法

インデックス投資のポートフォリオをイメージしたイラスト(eMAXIS Slimを中心に構成) お金・投資

インデックス投資を始めたとき、「どのファンドを買えばいいのか?」という悩みが最初に出てきました。

調べてみると、同じような商品が山ほどあって、どれも似たような名前ばかり。

でも、選ぶ基準をシンプルにすると、答えは意外とすぐに見えてきます。

今回は、私が選んでいるポートフォリオと、その判断基準について書いていきます。

インデックスファンドの選び方

信託報酬や純資産を選ぶ基準として示すインデックスファンドの選び方を表現したイラスト

インデックスファンドはたくさんありますが、選ぶポイントは下記の2点で良いと思います。

  • 信託報酬の安さ
  • 純資産額の多さ

この2点を押さえておけば、ほぼ間違えないでしょう。

最優先は信託報酬の安さ

インデックスファンドを選ぶ時に1番重要なのは、信託報酬の安さだと思います。

同じ資産に投資しているインデックスファンドなら、中身はだいたい同じです。

それなら少しでも信託報酬が安いファンドの方が良いに決まっていますからね。

普通に考えれば、信託報酬が安いインデックスファンドほどリターンが増えます。

次に見るべきは純資産総額

信託報酬の安さの次に重要なのは、純資産額の多さだと思います。

純資産額が多いということはそれだけ人気があるということなので、繰上償還になる可能性が低くなります。

繰上償還になっても他のインデックスファンドを買えばいいだけなのでそれほど困りませんが、買い替えるのは面倒くさいですからね。

できれば、そんなことはしたくありません。

また、純資産額が増えるほど信託報酬が安くなるインデックスファンドもあります。

なので、純資産額が多いインデックスファンドを買う方があとあと信託報酬が下がる可能性が高くなります。

 

豆知識:信託報酬は年率で表示されますが、実際には毎営業日少しずつ差し引かれています。そのため、長期で保有すると「たった0.1%の差」でも、積もり積もって大きなリターンの差になります。
  • 信託報酬はできる限り安いファンドを選ぶ
  • 純資産総額が多いファンドは繰上償還リスクが低い
  • 中身が同じならコスト差がリターンに直結する

なぜeMAXIS Slimが最有力なのか?

eMAXIS Slimシリーズが選ばれる理由を表現した金融モチーフのイラスト

「eMAXIS Slim」は、三菱UFJアセットマネジメントが販売しているインデックスファンドです。

👉 eMAXIS Slim(イーマクシス・スリム)

業界最低水準の運用コストを目指すと謳っており、他社のインデックスファンドが信託報酬を下げると追随してくれます。(絶対ではありませんが)

商品ラインナップも株式、債券、リート、バランスがあり、ほぼ揃っています。(個人的には新興国債券がないのが残念ですが)

人気のS&P500やオルカンもあるので、ほとんど「eMAXIS Slim」だけでポートフォリオが組めます。

なので、どのインデックスファンドを選べば良いか分からなければ「eMAXIS Slim」を選んでおけばほぼ正解でしょう。

あんまり「eMAXIS Slim」1強になるのもちょっと困るんですけどね。

 

  • eMAXIS Slimはコストの安さで他社に追随する姿勢
  • 商品ラインナップが豊富でポートフォリオが組みやすい
  • 初心者にも扱いやすく、多くの資産クラスに対応

信頼できるファンド比較サイト

信頼できるファンド比較サイトのイメージとして、評価やランキングを表示するノートパソコンのイラスト

ザイ・オンラインは、投資とお金の総合サイトです。

👉 インデックスファンド コスト比較ランキング

上記のページでは、資産ごとに信託報酬の安いインデックスファンドをランキング形式で紹介しています。

純資産額は載っていませんが、詳細情報を開けば証券会社のページに飛ぶのでそこで確認できます。

ページの更新もそれなりにされているので、インデックスファンドを探す時はここを見れば良いと思います。

ポートフォリオを決めたあともたまに覗いて、ポートフォリオのインデックスファンドが時代遅れになっていないか確認すれば良いでしょう。

あまりにもランキングの下の方にあるなら、ポートフォリオの変更も検討する方が良いと思います。

 

注意点:ザイ・オンラインの情報も万能ではなく、更新のタイミングによっては古いデータが混じっていることがあります。掲載ファンドの最新情報は、必ず各証券会社の公式ページで確認するようにしてください。
  • 資産別に信託報酬が比較できるランキングがある
  • 情報の更新頻度も比較的高め
  • 定期的にチェックすればファンドの乗り換え判断にも役立つ

私の8資産ポートフォリオを公開

8資産に分けたポートフォリオを示す円グラフと資産内訳のチェックリストを描いたイラスト

個人的には、8資産でアセットアロケーションを構成しています。

8資産のポートフォリオは、今のところ下記で固定しています。

  • 国内株式:eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
  • 先進国株式:eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
  • 新興国株式:eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
  • 国内債券:eMAXIS Slim 国内債券インデックス
  • 先進国債券:eMAXIS Slim 先進国債券インデックス
  • 新興国債券:iFree 新興国債券インデックス
  • 国内リート:eMAXIS Slim 国内リートインデックス
  • 先進国リート:eMAXIS Slim 先進国リートインデックス

単純に「eMAXIS Slim」があれば「eMAXIS Slim」にしています。

新興国債券だけは「eMAXIS Slim」がないので、代わりに1番信託報酬の安い「iFree」にしています。

特にこれと言って捻りはないですね。

たまにザイ・オンラインを見て、もっと良いファンドがないか一応探してはいますが…。

 

  • 基本はeMAXIS Slimシリーズで構成
  • 対応商品がない資産のみ他社の最安ファンドを利用
  • 定期的に見直しても変更は最小限にとどめている

まとめ:eMAXIS Slimで組むポートフォリオが最適解か?

eMAXIS Slimでポートフォリオを構成する最適解を説明する男性と上昇グラフのイラスト

インデックス投資では、コストの安さと資産の規模がファンド選びのカギになります。

特に「eMAXIS Slim」シリーズは、その両方を高水準で満たしているのが強みです。

私も基本的にはこれでポートフォリオを構成し、特別な理由がなければ変更していません。

ザイ・オンラインのランキングも活用しながら、今後もより良い選択をしていこうと思います。

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