Zガンダムのラスボス的存在であるパプテマス・シロッコ。
「木星帰りの男」として圧倒的な実力を持っており、最後は主人公のカミーユと1対1で戦いました。
この記事では、Zガンダムでのシロッコの主な活躍や戦闘シーンについて書いていきます。
できるだけ客観的に書こうと思いますが、所々に主観が入っているかもしれません(笑)
Zガンダムでのシロッコ

『機動戦士Zガンダム』のパプテマス・シロッコは、「木星帰りの男」として資源輸送艦ジュピトリスを率いて地球圏に帰還し、ティターンズへ協力する形で戦乱に介入します。
搭乗機体は、初登場時にシャアとカミーユを圧倒した可変モビルアーマーメッサーラと、グリプス戦役終盤で自ら設計・開発した超重モビルスーツジ・Oが代表的です。
物語中盤までは、その異質なプレッシャーとカリスマ性でサラやレコアといった女性パイロットを従え、ドゴス・ギアの艦長を務めるなどジャミトフ・ハイマンの懐刀として暗躍。
終盤では混乱に乗じてジャミトフを謀殺し、ティターンズの実権を掌握。エゥーゴ(カミーユ、シャア)やアクシズ(ハマーン)との三つ巴の激戦において、ラスボスとしての存在感を放ちます。
最終決戦ではカミーユ・ビダンとのニュータイプ同士の死闘の末、彼の精神を崩壊させ道連れにするという衝撃的な最期を遂げました。
本記事では、シロッコの初登場である第10話「再会」から、最終話「宇宙を駆ける」までの主な戦闘シーンや活躍を抜粋して整理します。
10話:再会

記念すべきシロッコの初登場回。
彼はメッサーラに乗って、モビルアーマーの姿で現れます。
いきなり百式とガンダムMk-IIの間に突っ込むという、ド派手な登場。
シャアはメッサーラのスピードに驚き、カミーユが「モビルアーマーのように見えた」と言っても「モビルアーマー?」と首を傾げるほど。
Uターンして再び突撃してくるメッサーラ。
シャアがメガ・バズーカ・ランチャーを構えますが、シロッコのプレッシャーに押されて狙いが定まりません。
カミーユのビームライフルも軽々とかわし、逆にテンプテーションに命中させて悠々と去っていくシロッコ。
シャアが「姑息な!」と叫んでランチャーを撃つも、やっぱり当たらず。
初登場から、シロッコはシャアとカミーユに圧倒的な存在感を見せつけました。
11話:大気圏突入

この回では、エゥーゴの大気圏突入を阻止する任務を受けたシロッコ。
出撃前からティターンズのモビルスーツをバカにするなど、自由奔放です。
メッサーラ単独で出撃すると、あっという間にサラミスを撃沈。
「堕ちろ、カトンボ」という有名なセリフとともに、ネモとジムを一瞬で撃破。
エマ機の前でも2機同時に撃墜するなど、強さをこれでもかと見せつけます。
さらに変形して接近し、「ウワッハッハッ」と笑いながら「堕ちろ!」とビームサーベルでエマ機の右腕を切断。
その後カミーユとの戦闘になるものの、まだ余裕の表情。
しかし、遅れて到着したシャアの百式に追い回され、形勢が逆転。
「このプレッシャー、何だ?」と驚きながら撤退します。
この勝負はシャアに軍配が上がりました。
32話:謎のモビルスーツ

この話では、シロッコはドゴス・ギアの艦長として登場。
モビルスーツには乗らないものの、存在感は健在です。
シャアがメガ・バズーカ・ランチャーでドゴス・ギアを狙いますが、シロッコの“気配”のようなものに圧倒され、照準がブレます。
「なんだ、このプレッシャーは…」と戸惑うシャアの様子が印象的。
結局、4発中2発が命中しますが、致命傷には至らず。
シロッコは艦長としての貫禄を見せ、またしても精神的に勝利したような印象を与えました。
46話:シロッコ立つ

今回は、ハマーン、シロッコ、ジャミトフの三者会談後のエピソード。
ジ・Oでグワダンに乗り込んだシロッコは、シャアの乱入に乗じてジャミトフを暗殺。
その後、ハマーンのキュベレイとの戦闘へ突入します。
シロッコはサラとレコアを引き連れて、3対1でハマーンに挑む形。
ファンネルの動きに最初は戸惑いますが、目を閉じて集中すると見えるようになり、「見えた!」とファンネルを撃ち落とします。
ハマーンも「やつがこれほどの男とは!」と驚きを隠せません。
プレッシャーの応酬で両者が動けなくなる膠着状態に。
そこに現れたカツが発砲し、サラがシロッコを庇って戦死。
怒りに震えたシロッコはカツを狙うも、レコアが妨害して失敗。
そこへシャアのビームが飛び、シロッコはレコアと共に撤退します。
シロッコとハマーンの力は拮抗していましたが、若干ハマーンの方が優勢に見えました。
49話:生命散って

シロッコはジ・Oで出撃し、コロニーレーザーへ。
ハマーンのキュベレイと交戦中、シャアの百式がメガ・バズーカ・ランチャーでガザCを多数撃破します。
第2射を試みるも、ファンネルの集中砲火を受けて砲は破壊されます。
その後、ジ・Oを見つけたシャアが「…ジ・Oか」と呟き、対決が始まる気配が高まります。
ただし、この回では戦闘が大きく動くことはなく、次話へと続きます。
最終話:宇宙を駆ける

シロッコとカミーユの最終決戦。
ジ・Oでコロニーレーザーの内部に突入し、破壊を開始するシロッコ。
そこへシャアが百式で登場し、「死にに来たか、シャア!」と挑発。
ジ・Oは百式を押し倒し、キュベレイが百式の右腕を切断。
さらに「貴様のようなニュータイプのなり損ないは粛清される運命なのだ!」という名セリフも飛び出します。
シャアは居住区に退避し、最終決戦はカミーユとの一騎打ちへ。
「勝てると思うなよ、小僧!」とサーベルで斬り合うも、カミーユのオカルト的な精神攻撃によりジ・Oは突如動かなくなります。
「動け、ジ・O!なぜ動かん!」と叫ぶシロッコ。
そのままZガンダムに体ごと貫かれ、「貴様の心も一緒に連れて行く…」と呟きながら絶命。
シロッコの最期はあまりにあっけなく、それがまた印象に残ります。
まとめ:シロッコの戦闘

この記事では、Zガンダムでのシロッコの戦闘シーンや活躍について書きました。
Zガンダムでは最強パイロットの一人でしょうが、最後はちょっと可哀想でしたね。
ただ、ハマーン様とほぼ互角に戦っているので、相当強いことは間違いないと思います。
Zガンダムのアニメを見るなら、個人的にはAmazon Prime Videoがおすすめです。
※本記事は2025年12月時点の情報です。最新情報は公式サイトをご確認ください。







