ウイポ2(スーファミ)は、1995年3月24日にコーエーから発売されました。
本作は競走馬のオーナーとなって、自分だけの競馬ロマンを追いかけるシミュレーションゲームです。
特徴的なのは、「30年間」というプレイ制限があること。
これがほどよい緊張感を生み、1年1年を大切にプレイする気持ちにさせてくれます。
騎手や調教師も年を取り、やがて引退していく――そんな時の流れまで描かれたリアルさが、ウイポ2最大の魅力です。
30年しか遊べない
このゲームは馬主になるゲームですが、30年で強制的に引退になります。
この期限付きというのがいいですね。
現実の世界でも、30年経ったらだいたい引退になりますからね。
なかなかリアルだと思います。
何年でも遊べるとなると、緊張感がなくなってしまいがちです。
強い馬がいない時などは、適当に飛ばしてしまいます。
しかし、ウイニングポスト2は30年しか遊べないのでそういう無駄なことはできません。
馬、調教師、騎手も年を取る
このゲームでは、自分だけでなく秘書、騎手、調教師、馬も一緒に年を取っていきます。
なので、高齢になった騎手や調教師は次々に引退していきます。
そして、入れ替わりで新人騎手や新人調教師がデビューします。
それだけでなく、馬も同様に年を取ります。
活躍した馬は種牡馬や繁殖牝馬として残り、次の世代へその血を残していきます。
そして、名馬を産み出した種牡馬や繁殖牝馬も年を取れば引退していきます。
このように、時の流れを感じながら遊べるのがウイニングポスト2の面白いところです。
おすすめの調教師と騎手
このゲームでは、経験を積ませることによって調教師や騎手も育てられます。
しかし、育てるのには相当な時間がかかります。
なので、イマイチな騎手を鷹匠レベルまで育てるのは相当難しいと言わざるを得ません。
それだけで、30年かかってしまいそうです。
それよりも、最初から有望な調教師と騎手を使っていく方が良さそうですね。
関東を拠点にした時
関東でおすすめの厩舎は、何と言っても萩澤厩舎です。
能力が1番高い上に、最後まで引退しません。
萩澤厩舎というと、主戦騎手は当然ながら名手岡路です。
しかし、岡路は1999年に引退してしまいます。
そこで問題となるのが、次の主戦騎手を誰にするかです。
岡路と入れ替わりで浅野がデビューしますが、能力では2年前にデビューする嵐にかないません。
なので、岡路の後任としては嵐が最有力です。
嵐は馬主2年目に新人デビューするので、早めに手懐けましょう。
萩澤・嵐のコンビで最後まで突っ走るのが、関東では1番おすすめです。
2番手の騎手を育てたいのであれば、浅野を育てれば良いと思います。
横平、柴原、中田、蛯田は途中で引退してしまうので、おすすめしません。
関西を拠点にした時
関西でおすすめの厩舎は、何と言っても仁藤厩舎です。
能力が1番高い上に、最後まで引退しません。
仁藤厩舎とコンビを組ませたい騎手は、何と言っても天才鷹匠でしょう。
能力は抜群で、しかも最後まで引退しません。
仁藤・鷹のコンビで最後まで突っ走るのが、関西では1番おすすめです。
ただ、2番手として育てたい騎手が関西にはいません。
藤島は途中で引退してしまいますし、その他の騎手もイマイチです。
それよりも、関西には鷹匠の他にも河口、南、日原という上手いベテランがいます。
なので、最初は鷹匠と河口、南、日原を併用すれば良いと思います。
特に、南は人付き合い優先でそれほど強いお手馬もいないのでおすすめです。
河口、南、日原が引退したあとは、鷹匠とそれ以外という使い方になりそうですね。
ただ、鷹匠を強いスーパーホースに取られるとかなり痛いですが…。
女性騎手はおすすめしない
女性騎手にも素質のある騎手はいますが、軒並み引退するのが早いのが残念です。
騎手としての才能は超トップレベルで戦法も自在の鶴野亮子は、2005年にデビューします。
しかし、わずか8年後の2013年に引退してしまうのが惜しいところです。
その他の女性騎手も、軒並み10年ほどで引退してしまいます。
なので、女性騎手を育てるのはコスパが悪すぎるのでおすすめしません。
本当はもっと乗せたいんですけどね。
大外枠が不利になる
ウイニングポスト2では、週末に競馬場に行くかどうかを選択できます。
競馬場に行った場合は、レースを観戦できます。
レースの観戦方法については、3つの方法があります。
- スキップ(見ない)
- モニターで観戦
- 馬主席で観戦
この中で1番面白いのは、馬主席でレースを観戦することです。
その理由は、外枠の馬がめちゃくちゃ不利になるからです。
外枠からスタートした馬は内に入ろうとしますが、内側に馬がいるのでなかなか入れません。
そのままコーナーに入ると、外枠の馬は大外を回ることになりめちゃくちゃ不利を受けます。
なので、強い馬でも大外枠に入るとよく負けます。
しかし、逆に言えば少々足りない馬でも内枠に入ればチャンスがあるということです。
皐月賞を勝った馬がダービーで大外枠に入って勝てなかったとしても、運が悪かったと思うしかありません。
これは現実の競馬でもそうですからね。
こういう非情なところも好きですね。
ただ、スキップやモニター観戦では大外枠でもそこまで不利を受けないような気がしますが…。
まとめ:時の流れを味わえる30年の競馬人生
ウイポ2は、30年間という限られた時間の中で、馬主としての人生を楽しむゲームです。
調教師や騎手の引退、スーパーホースとの出会い、そして運に泣く大外枠。
一瞬の判断ミスが数年後に響くこともあり、何度遊んでも飽きません。
その時その時のベストを尽くす。
それこそが、ウイポ2最大の面白さかもしれません。
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※ 掲載画像は私のプレイ画面を撮影したものであり、著作権は株式会社コーエーテクモゲームスに帰属します。