パネルでポン(スーファミ)は、1995年10月27日に任天堂から発売されました。
見た目はかわいらしいパズルゲームですが、隠しモード「S-HARD」になると、その印象は一変します。
とにかくカーソルの動きが異常な速さで、ちょっとミスをしただけで一気に押し切られてしまうほどの強敵揃い。
それでも、いくつかのコツをつかめば十分勝機があります。
この記事では、S-HARDで勝つための戦略やテクニックを実体験をもとに紹介します。
S-HARDの遊び方
パネルでポンでは、隠しモードとしてS-HARDが用意されています。
S-HARDの遊び方は、HARDをリップで一度もコンティニューせずにクリアすると教えてもらえます。
やり方としては、1人用のVSで上ボタン、Lボタンを押しながらHARDを選択します。
上の画像のように、画面の下の色がワインレッドに変われば成功です。
S-HARDの強さとしては、ステージ5でHARDの女王と同じくらいでしょうか。
ステージ7以上になると、人間技とは思えないほどのカーソルスピードになります。(COMですが)
攻撃し続ける
S-HARDで勝つのに1番確実な方法は、攻撃しまくることですね。
ゲーム開始からCOMがギブアップするまで、断続的に攻撃し続けます。
ただし、攻撃が続かなかったり甘かったりした時はカウンターを食らいます。
なので、ある程度攻撃力のある人向けの作戦ですね。
「攻撃は最大の防御」です。
始まる前に並びを確認する
VSでは、ゲーム開始までの3秒間でパネルの並びを確認できます。
なので、その時間を使ってどう連鎖を作っていくかをある程度想定します。
上の画像だと、右から2列目の紫を縦に3枚並べて、黄色の横のアクティブ連鎖を作って…くらいまでは一応考えておきます。
ただ、下の見えていないパネルが邪魔して狙い通りにできないことも往々にしてあります。
なので、一応は考えておくくらいのスタンスがちょうど良いですね。
カウンターを狙う
S-HARDともなると、COMもかなりの頻度でおじゃまパネルを落としてきます。
しかし、連鎖は狙わないので分厚いおじゃまパネルはあまり落ちてきません。
そこで有効になるのが、相手のおじゃまパネルを利用したカウンター攻撃です。
4段ほど積み上がってから消すと、おじゃまパネルが落ちてくるまでに少し時間の余裕があります。
その隙に、落ちてくるパネルで連鎖ができるように並べ替えます。
これはけっこう簡単にできるので、意識してやる方が良いと思います。
おじゃまパネルはせり上げてから消す
おじゃまパネルは、できるだけ最上段までせり上げてから消すようにします。
たくさんパネルが見えていた方が、アクティブ連鎖が作りやすいですからね。
しかし、当然ながらおじゃまパネルを最上段までせり上げるのは危険を伴います。
なので、おじゃまパネルを消せる状態に整えてからせり上げるようにします。
ビックリパネルはすぐ消す
ビックリパネルを消すと、いつもとは色違いのグレーのおじゃまパネルを落とせます。
色違いのおじゃまパネルは同時に通常パネルへ変身できないため、消すのに多少時間がかかります。
これは、S-HARDでもけっこう効果的な攻撃方法です。
なので、ビックリパネルが3枚揃ったらすぐに消すようにします。
タイミングを計って消しても、なかなか落ちてくれない時もあるので…。
同時消しは狙わない
S-HARDともなると、通常(1段のおじゃまパネル)の攻撃は全く通用しません。
あっという間に消されて、それこそカウンター攻撃の養分になるだけです。
なので、S-HARDで同時消しをするのは連鎖を組むついでくらいにしておきます。
わざわざ狙う価値はありません。
同時消しは簡単に見つかるので、ついつい作ってしまいがちなんですけどね…。
ただ、連鎖を狙う方がはるかに攻撃力が増します。
持久戦は避ける
S-HARDのステージ7以降では、ゲーム開始してから時間が経つとCOMが強くなっていると感じることがよくあります。
そうなると攻撃はすぐに消され、COMは調子に乗ってガンガン攻撃してきます。(連鎖はしてきませんが)
どのタイミングでスイッチが入るのかはよく分かりませんが、1回そうなるとひっくり返すのが大変です。
なので、できるだけ2分以内で決着を付けたいですね。
上手い人のプレイを見る
昔はオンライン対戦もできなかったので、他人のプレイを見る機会がほとんどありませんでした。
しかし、今はYouTubeでいくらでも上手い人のプレイを見ることができます。
何らかの参考にはなるでしょう。
あとは、録画して自分のプレイを見返すのも良いと思います。
鬼のように攻撃していたつもりでも、意外にショボくてガッカリしたりしますが(笑)
あとは練習あるのみ
ここまでグダグダ書きましたが、やはり1番重要なのは練習です。
練習せずに上手くなることは、100%ありませんからね。
練習する時は、自分より少し強いレベルのCOMで練習する方が良いと思います。
最初は勝てませんが、慣れてくれば少しずつ勝てるようになるはずです。
まとめ:勝つために必要なのは反射神経より戦略
S-HARDでは、とにかく早く連鎖を組めるスピードと判断力が求められます。
でも実際は、焦らず丁寧に連鎖を組む方が勝率は上がるんですよね。
連鎖やアクティブ連鎖の習熟、カウンターの意識、そして何より「持久戦を避けて速攻を決めること」が大切でした。
とはいえ、最後はやっぱり練習あるのみ。
積み重ねがものを言うゲームだと思います。
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※ 掲載画像は私のプレイ画面を撮影したものであり、著作権は任天堂株式会社に帰属します。