庭に植えるなら「マツバボタン」が簡単でおススメです。
手入れもほとんど必要なく、初夏から晩秋まで毎日花を咲かせてくれます。
放っておいてもあまりに広がるので、2ヶ月に1回刈り込みが必要なほどです。
ということで、今回は「マツバボタンは放っておいても長期間花が咲くので初心者向き」を書いていきます。
種よりも苗が簡単
マツバボタンの種はそれこそ一年中、ホームセンターやスーパーなどで安く売っています。
しかし、種を庭に適当に蒔いてもあまり芽は出ません。
もちろん植木鉢で水を与えれば芽は出てくると思いますが、庭にばらまくだけではどうもダメなようです。
自分の庭では2~3回蒔いてみましたが、全然芽が出ませんでした。
理由はよく分かりませんけどね。
しかし、わざわざ種を買って育てなくてももっと簡単で確実な方法があります。
苗を植える
それはマツバボタンの苗を買うことです。
春から初夏にかけて、ホームセンターの園芸コーナーにでも行けばいくらでも売っています。
苗用の小さな黒い袋に入れられて売られていますが、1個300円ほどで手に入ります。
その中に数株植えられているので、1個買えばそれだけで2~3種類の色の花を咲かせます。
どの色の花が咲くかは咲いている花やつぼみで判断できます。
いろいろな色の花を咲かせたければ、違う色のものをもう1個買った方がいいですね。
2個くらい買って、株を分けられるだけ分けて植えればどんどん広がっていきます。
自分は最初に3個買いましたが。
そして、庭の3ヶ所に1メートル間隔で株分けせずにそのまま植えました。
それが失敗でしたね。
株を分けずに固まりのまま植えると密集し過ぎてしまいます。
そうすると、上ではなく横に地を這うように伸び始めます。
それでも広がることは広がるのですが、根っこは1ヶ所に残ったままです。
いかにも窮屈過ぎて、あまり健康的とは言えません。
世話が簡単
マツバボタンのいいところは、世話がめちゃくちゃ簡単だということです。
庭の適当なところに植えておけば、勝手にガンガン成長してくれます。
ただ1つ注意することは、日の当たらないジメジメしたところは嫌いなことです。
なので、そういうところには植えないようにします。
逆に乾燥には恐ろしく強いので、庭に直植えしている場合は水など与えなくても全然平気です。
真夏の炎天下でも元気いっぱいに花を咲かせます。
さらに、直植えしている場合は肥料なども特に必要ありません。
周囲の雑草と同じようにグングン成長してくれます。
その生命力は雑草顔負けと言っても良いでしょう。
ただ、マツバボタンの草丈は10~15センチくらいであまり高くありません。
日当たりを良くするために、周囲の背の高い雑草は取り除いた方が良いでしょう。
挿し芽でガンガン増える
マツバボタンは挿し芽でガンガン増えます。
挿し芽とは、伸びた芽を切って地面に差すことです。
苗を買ってきたら、次のようにします。
- 伸びている芽を根元から切る
- 芽が伸びる方も1センチほど切る
- 地面に爪楊枝などで2センチほど穴を開ける
- 根元の方を突き刺す
- 抜けないように指で地面を固める
切る芽は6~7センチ以上あれば十分です。
密集している苗なら、1つの苗から30本以上挿し芽ができると思います。
ポイントは、芽が伸びる方も1センチほど切ることですね。
そうすることで上に伸びなくなるので、葉の根元から脇芽がたくさん出てきます。
脇芽をたくさん出させた方が、花がたくさん咲きますからね。
順調にいけば2~3週間で根付き、脇芽がどんどん伸び始めます。
そのくらいのタイミングで、肥料を少し与えても良いと思います。
脇芽を伸ばすのに栄養が必要ですからね。
芽を取ったあとの苗も捨てずに植えておけば、元々根がしっかりしているのですぐに大きくなります。
伸びた芽をまた切って差し芽をすれば、無限に増やせそうな勢いです。
今なら苗を1個買えば、庭を2ヶ月でマツバボタンだらけにする自信があります。
毎日花が咲く
マツバボタンは7~9月くらいにかけて、毎日のように花を咲かせます。
花の色は、基本的に赤・ピンク・オレンジ・黄・白の5種類です。
それに加えて、同じ赤でも深紅・薄い赤など微妙に違う色が咲いたりします。
花は晴れた日で1日、曇りの日なら2日くらいでしぼみます。
それでもつぼみがめちゃくちゃたくさん付くので、花が咲かない日はほとんどありません。
「よくこれだけ毎日咲くな」と感心するほどです。
咲き終わった花は種を付けますが、より多く咲かせたいなら咲き終わった花を摘みます。
こぼれ種を作るのは、9月くらいからでも十分間に合います。
また、ナメクジはマツバボタンの花が大好物です。
花を摘むことで、夜にナメクジがマツバボタンの花を食べに来るのを阻止できます。
こぼれ種で毎年育つ
マツバボタンは植えて2年目以降こぼれ種でも育ちます。
こぼれ種とは、咲き終わった花から種がこぼれて次の年に芽が出ることです。
気温が20~25度ほどないと発芽しないので、他の植物よりけっこう遅めです。
地域にもよりますが、芽が出るのはだいたい5~6月頃になると思います。
芽は小さくて分かりづらいですが、少し大きくなるとトゲトゲの葉が出てくるので分かります。
そのままだと周囲の雑草に埋もれてしまうので、周囲の雑草を取り除いてやればOKです。
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しかし、それだけで満足してはいけません。
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なので、登録するポイントサイトは4つくらいでちょうど良いと思います。
まとめ
今回は「マツバボタンは放っておいても長期間花が咲くので初心者向き」を書きました。
ざっくりまとめると次のようになります。
-
- 種よりも苗が簡単
種を庭に適当に蒔いてもあまり芽は出ません。
苗を植える:1個300円ほどで手に入ります。
2個くらい買って、株を分けられるだけ分けて植えればどんどん広がっていきます。 - 世話が簡単
勝手にガンガン成長してくれます。
直植えしている場合は肥料なども特に必要ありません。
日当たりを良くするために、周囲の背の高い雑草は取り除いた方が良い。 - 挿し芽でガンガン増える
挿し芽とは、伸びた芽を切って地面に差すこと。
順調にいけば2~3週間で根付き、脇芽がどんどん伸び始めます。 - 毎日花が咲く
花の色は、基本的に赤・ピンク・オレンジ・黄・白の5種類。
より多く咲かせたいなら咲き終わった花を摘みます。 - こぼれ種で毎年育つ
芽が出るのはだいたい5~6月頃。
周囲の雑草を取り除いてやればOK。 - お得な園芸用品購入方法
ポイントサイト経由がお得。
個人的に良いと思っているポイントサイトは、下記の4サイト。
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- 種よりも苗が簡単
ということで、今回は終わりにします。