クラシックエディター派の私が、WordPressに本当に入れている「最低限プラグイン」8選

ノートPCに向かって作業する中年の男性ブロガーがデスクに座り、横にマグカップとメモ帳が置かれていて、背後の空中に歯車・盾・矢印・虫メガネのアイコンが浮かぶ、WordPressの最低限プラグインをイメージしたイラスト ブログ

WordPressで効率よくブログを作るには、プラグインが欠かせません。

でも、プラグインはたくさんあるので、どれを入れようか迷いますよね。

この記事では、私が現在導入しているプラグインについて書いていきます。

どのプラグインを入れようか迷っている人の参考になると思います。

ブログ運営の基本プラグイン

WordPressの管理画面をイメージしたパネルの手前に、Classic Editorを連想させる鉛筆アイコン・Advanced Editor Toolsを連想させる魔法の杖アイコン・Contact Form 7を連想させる封筒アイコンが並んでいるイラスト

Classic Editor

WordPressの投稿画面を、昔ながらのクラシックエディターに戻してくれるプラグインです。

今のWordPressは「ブロックエディター(Gutenberg)」が標準ですが、正直私には合いません。

私がブログを始めたのは2017年。

当時はクラシックエディターが当たり前の時代でした。

そんな中で突然編集画面がガラッと変わってしまっても、なかなか対応しきれません。

正直、おっさんにはキツいんですよね(笑)

いまだにブロックエディターの使い方はよく分からないままですし、今さら覚えようとも思っていません。

なので、このプラグインは私にとっては完全に必需品。

これがないと、そもそも記事が書けません。

Classic Editor

 

Advanced Editor Tools

クラシックエディターやクラシックブロックに、編集ボタンをいくつか追加してくれるプラグインです。

たとえば、フォントサイズの変更や表の作成、テキストの装飾なんかが、ビジュアルエディター上で簡単にできるようになります。

私がよく使っているのは、フォントサイズの調整です。

基本は16ピクセルをベースにしていますが、たとえばPR表記や注意書き(※)だけを14ピクセルにしたりしています。

それから、たまに表を作ることもあるので、そういうときにも便利ですね。

クラシックエディターを使っているなら、このプラグインは入れておいて損はないと思います。

というか、ほぼ必需品です。

Advanced Editor Tools

 

Contact Form 7

Contact Form 7は、お問い合わせフォームを簡単に作れる定番のプラグインです。

名前・メールアドレス・本文といった必要な項目を含んだフォームを、ショートコード1つで設置できます。

固定ページにコードを貼るだけで、お問い合わせフォームが作れるので、すごく簡単ですね。

スパム対策としては、Contact Form 7と一緒に reCAPTCHA(Googleのスパム・ボット対策サービス)も連携させています。

画面の右下に出ているバッジがそれです。

それでもたまに妙なスパムが届くことはありますが、そのへんは見つけ次第削除しています。

いずれにせよ、手軽にお問い合わせフォームを作れたので、「これでいいか」という感じです。

Contact Form 7

 

セキュリティ系プラグイン

ログイン画面を表示したブラウザーウィンドウの前に、大きな盾と南京錠のアイコンが重なって描かれている、ログイン試行回数制限などサイトのセキュリティ強化をイメージしたイラスト

Limit Login Attempts Reloaded

ログインの試行回数を制限して、不正アクセスを防いでくれるセキュリティ系プラグインです。

一定回数ログインに失敗すると、そのIPアドレスを自動的に一定時間ブロックしてくれます。

これを導入した理由は、ChatGPT先生に「これがいいよ」と勧められたからです(笑)

とりあえず入れてはいるものの、正直どこまで効果があるのかは分かりません。

ただ、今のところ不正ログインを受けた形跡はないので、おそらく効いているのでしょう。

まあ、記号ありの数十文字のパスワードを設定しているので、そう簡単に突破されないと思いますが……。

それでも一応お守り代わりに入れています。

Limit Login Attempts Reloaded

 

記事が増えたときのプラグイン

カテゴリー一覧が表示された管理画面と、並び替えを示す矢印、その手前に複数の画像サムネイル風アイコンが配置された、記事が増えたときのカテゴリー整理やサムネイル再生成をイメージしたイラスト

Category Order and Taxonomy Terms Order

カテゴリーやタクソノミーの並び順を、ドラッグ&ドロップで自由に変更できるプラグインです。

有効化すると、管理画面の「カテゴリー」一覧で、順番を好きなように並べ替えられるようになります。

私は雑記ブログをやっているので、カテゴリーの並びにはけっこうこだわっています。

たとえばゲーム系のカテゴリーで、「セガサターン → ファミコン → スーファミ」みたいな順番だったら、最悪ですからね。

やっぱり「ファミコン → スーファミ → セガサターン」と、時代順に並べたい。

そういう細かい並びを直したいときに、このプラグインは本当に助かります。

カテゴリー構成にこだわりたい人には、入れておくべき一品だと思います。

Category Order and Taxonomy Terms Order

 

Regenerate Thumbnails

画像のサムネイルを再生成してくれるプラグインです。

テーマを変更したときや、画像サイズの設定を変えたときに、過去にアップロードした画像を新しいサイズに合わせて作り直すことができます。

このプラグインを入れたきっかけは、Cocoonの作者が「画像サイズの崩れがあるときは再生成するといい」と紹介していたからです。

テーマが利用しているサムネイルを再生成して最適化する方法(画像の大きさを揃える)|Cocoon

私もCocoonを使っているので、「作者が言うなら入れておこう」と思って導入しました。

気が向いたときにサムネイルを再生成しているんですが、正直、意味があるのかどうかはよく分かっていません。

とはいえ、作者が勧めているなら、削除するわけにはいかないですからね(笑)

Regenerate Thumbnails

 

SEO・リダイレクト系プラグイン

検索窓付きのブラウザー画面の前に、拡大鏡アイコンと上向きのグラフ、横長のURLバーと矢印がぐるりと回るアイコンが描かれた、SEO対策とURLリダイレクトをイメージしたイラスト

Rank Math SEO

SEO対策用のプラグインです。

タイトルやディスクリプション、構造化データなどを、ページごとに細かく設定できるようになります。

このプラグインを選んだ理由は、ChatGPT先生に「All in One SEOよりこっちのほうがいい」と言われたからです(笑)

実際に使ってみると、思った以上に設定できる項目が多いです。

なので深く考えず、細かい部分は全部先生の教え通りに設定しています。

ただ、Rank Mathのパンくずリストは、ソースコード上では2階層くらいまでしか出力できなかったので、その部分だけはコードを自作して、パンくず情報をソースに出力しています。(コードももちろん先生作)

たまに <head>の中身を先生に見てもらってるんですが、「なかなか良い」と褒められているので、個人的にはけっこう満足しています。

Rank Math SEO

 

Redirection

URLのリダイレクト(転送)を管理できるプラグインです。

記事のURLを変更したときなどに、古いURLから新しいURLへ自動でジャンプさせる設定ができます。

私の場合、記事をリライトしたときにスラッグ(URLの末尾)を変更することがよくあるので、そのたびにこのプラグインでリダイレクトを設定しています。

設定を忘れると、昔のURLからアクセスできなくなってしまうので要注意です。

ちなみに私が意識しているのは、ソースURLにはスラッシュを付けず、ターゲットURLの最後にスラッシュを付ける、という点。

これをやっておくと、301リダイレクトから200(成功)への流れがスムーズになります。

まあ、付け忘れても301 → 301 → 200で飛んできますが、301は1回の方がいいですからね。

記事のリライトを頻繁にするなら、入れておくと便利なプラグインです。

Redirection

 

まとめ:必要最低限の導入でOK

WordPressの管理画面をシンプルに描いたノートPCの画面と、その手前に最低限のプラグインを連想させるアイコン付きカードが並んでいる、余計なプラグインを入れずに軽量に運用しているブログ環境をイメージしたイラスト

この記事では、私が現在導入しているプラグインについて書きました。

私は不要なプラグインを入れるのはイヤなので、最低限必要なものだけを入れているつもりです。

他にも便利なプラグインはあるかもしれませんが、とりあえず私はこれだけで満足しています。

あんまりたくさん入れてブログが重くなるのもイヤですしね。

※ 本記事は2025年11月時点の情報です。最新情報は公式サイトをご確認ください。