インデックス投資を始めたばかりの頃、暴落に遭遇すると本当に不安になりますよね。
私自身も2017年からインデックス投資を続けてきて、何度も暴落を経験してきました。
コロナショック、石破ショック、植田ショック…。
もう慣れっこですが、最初の頃は心臓が縮む思いでした。
でも、結論から言うと「淡々と続ける」ことが最も強い。
変に動くほど損をするのは、経験を通して痛いほど学びました。
この記事では、暴落時に私が実際にやっていること、やってはいけないことを正直にシェアしていきます。
生活防衛資金は暴落前に必ず準備しておく
暴落時に「売らずに済む」ためには、暴落が来る前から準備が必要です。
そのために一番大事なのが、生活防衛資金の確保です。
生活防衛資金とは、収入が途絶えたときにも暮らせるように備える現金のこと。
一般的には、生活費の3〜6ヶ月分を目安に貯めておくのが基本です。
私も最初にこの資金を確保した上で、インデックス投資を始めました。
このおかげで、暴落しても「売らずに済む」という選択ができますし、何より心の余裕が違います。
そもそも、生活防衛資金もない状態で投資なんてやるもんじゃない。
順番としては、まず生活防衛資金、次にインデックス投資。
これは絶対です。
- 生活費の3〜6ヶ月分は必ず現金で確保
- 投資はその後からスタートするのが基本
- 心の余裕が暴落時の冷静な判断を支える
暴落時はまず節約モードに切り替える
株価が急落すると、真っ先に私がやることは「節約」です。
資産が減っているときに無駄な出費を続けるのは、精神的にも経済的にもリスクが高いんですよね。
贅沢を控え、外食や娯楽費を減らし、支出を見直します。
これだけで、投資以外のストレスが大きく減ります。
慣れてくると、「あ、下がってるな」と感じた瞬間に、自然と財布の紐が締まるようになりますよ。
- 暴落時は支出を抑えることで不安を減らす
- 習慣化すると自然と節約モードに切り替えられる
- 家計の見直しはリスク分散にもつながる
投資はこれまで通り淡々と継続する
暴落している時こそ、「いつも通り」が最強の戦略です。
インデックス投資の真髄は、価格の上下に関わらず、一定額を淡々と積み立てること。
これを崩してしまっては意味がありません。
たとえば、2025年4月に先進国株式の買い増しを狙ったとき、私も痛い思いをしました。
あと数時間で底値に近い価格で買えそうだったのに、トランプ現大統領が関税延期を発表して相場が爆上がり。
結局、暴落前と変わらないくらいの価格になってしまいました。
あの経験以来、「買い増しすらやめよう」と決めています。
下がろうが上がろうが、投資額・銘柄・配分、すべてそのまま。
結局それが一番合理的なんです。
- 投資額・配分を変えずに淡々と積み立てる
- 買い増し・売却はせず、機械的に続ける
- 感情ではなくルールで投資する
暴落時に絶対やってはいけない5つの行動
暴落すると、つい「何かしないと」と焦ってしまうものです。
でも実際は、動かないことが最良の選択。
私が絶対にやらないと決めている5つの行動を紹介します。
投資信託を売る
基準価格が下がっていると「今売った方がマシかも」と思ってしまいますが、これは愚の骨頂。
歴史的に見ても、すべての暴落はいつか回復しています。
むしろ安く売ることで、損失が確定してしまうのです。
買い増しをする
暴落は“買い場”と言われますが、素人が底値を読めるはずがありません。
買い増ししてその後さらに下がったら、精神的ダメージが大きいです。
私自身も高値掴みを経験し、「やっぱり素人は黙って積立が一番だ」と悟りました。
テレビを見る
ニュースは視聴率重視なので、大げさな表現ばかり。
「ブラックマンデー以来の下げ幅!」なんて見出しに惑わされず、テレビは見ないのが正解です。
SNSを見る
SNSは恐怖と誤情報のるつぼです。
「NISA損切り」など意味不明なトレンドも目立ちます。
他人の不安に引きずられないよう、自分のリズムを守りましょう。
証券口座を見る
資産が大きく減っている時に口座を見ると、ただブルーになるだけです。
「下がっているのは分かってる」なら、あえて見ない選択を。
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- 焦って売らない・買い増さない
- テレビやSNSから距離を置く
- 証券口座は“あえて見ない”ことでメンタルを守る
まとめ:暴落時でも冷静に、継続と節約がカギ
暴落に遭遇すると不安になります。
でも、本当にやるべきことはシンプルです。
支出を抑えて、投資はいつも通り続ける。
それだけでいいんです。
これまで私は何度も暴落を経験してきました。
そのたびに学んだのは、「何もしないのが最良の戦略」ということ。
投資をしていない人も、「株が下がる=関係ない」ではありません。
株価が下がれば、企業もダメージを受けます。
つまり、自分の働く場所や収入だって影響を受ける可能性があるんです。
だからこそ、日々の習慣と心構えが大事。
淡々と続ける力こそが、暴落を乗り越える最大の武器です。
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