前回は、現金派→キャッシュレス派に変わるまでの長かった道のり①を書きました。
ざっくりまとめると次のようになります。
- まずPiTaPaカード
同僚がICOCAを使っていた:乗り換えのたびに切符売り場で料金を探すのが面倒でげんなり。
同僚は涼しい顔をしながら何かをかざして改札を通過。
自分も今すぐ欲しいと思ったのがきっかけ。
PiTaPaのお得さに気付く:「マイスタイル」を設定すれば定期より便利でお得。 - 次は三井住友カード
持っていないはずが…:キャッシュカードは持っていました。
そのカードを見てみると、やけに数字がたくさん書かれていました。
クレジットカード機能付きだったことが判明。
カード支払いの便利さに気付く:財布から小銭を出す必要がなくなるのでけっこう楽。
ただ、暗証番号入力を求められたりサインを書かされたりするのは面倒。
ポイントが貯まるのが嬉しくなる:200円につき1ポイントが還元。
昔はポイントなど全く興味がなかったのに、不思議なもの。 - 次は電子マネーiD
カードに変なマークが…:金色の四角い枠にiD。
調べてみると、「iD」という電子マネーだということが判明。
すごく使いやすかったのですが…:暗証番号やサインも不要。
クレジットカードより使い勝手が良いので、すぐにiDオンリーになりました。
これでもう最終かと思いましたが…。
ということで、今回は現金派→キャッシュレス派に変わるまでの長かった道のり②を書いていきます。
ヤフーカードへ移行
最初にPiTaPaカードを作り、三井住友カードを使い、電子マネーiDを使うようになりました。
ここまでで1年くらいかかったと思います。
それまでずっと現金派だったことを思えば、信じられない変化でしたが…。
ここからさらにキャッシュレスへの道は進んでいきます。
ヤフーカードと楽天カードを作る
しばらくの間電子マネーiDを使っていましたが、ふとある時疑問が湧いてきました。
iDはポイント還元率0.5%ですが「果たしてこれがベストの還元率なのか?」と。
それからは毎日のように、ネットで調べるようになりましたね。
すぐに見つかったのは、ヤフーカード(現PayPayカード)と楽天カードでした。
両方ともポイント還元率は100円につき1ポイントなので、iDの2倍です。
しかも、もらえるポイントもTポイントと楽天ポイントです。
三井住友カードのポイントよりも、いろいろな使い道があります。
これは持たない手はないと思い、2枚とも即作りました。
もちろんポイントサイト経由で。
当時どのポイントサイトを使ったかは覚えていませんが、今だと「モッピー」か「ハピタス」ですね。
このどちらかでほぼ間違いないでしょう。
メインはヤフーカード
無事審査も通り、ヤフーカードと楽天カードを手に入れました。
そして、最初にメインで使ったのはヤフーカードでした。
その理由は、個人的に楽天ポイントよりTポイントの方が貯めやすかったからです。
自分は元々J-PHONEの携帯を使っていました。
それがボーダフォンを経て、いつの間にかソフトバンクになっていました。
当時ソフトバンクユーザーは、Yahoo!ショッピングで常時+5倍のポイントだったのです。
さらに特典として「Yahoo!プレミアム」の月額料金もタダでした。
Yahoo!プレミアム会員も、Yahoo!ショッピングのポイント+5倍でしたからね。
ソフトバンクユーザーというだけで、Yahoo!ショッピングで+10倍のポイントでした。
さらにあの当時は、LOHACOもポイント+6倍とかのキャンペーンを毎月やっていました。
なので、いつもLOHACOではポイント+16倍以上で買い物できました。
あの頃はホントにTポイントがザクザク貯まりましたね。
今から思えばいい時代でした。
コンビニ用のカードも作る
しかし、それだけでは終わりません。
さらに目を付けたのが、コンビニ用のクレジットカードを作ることでした。
当時はまだコンビニでよく買い物をしていましたからね。
個別にコンビニ用のクレジットカードを作った方がお得だったのです。
そういうわけで、次の3種類のカードを作りました。
- セブンイレブン:セブンカードプラス
- ローソン:JMBローソンPontaカード
- ファミリーマート:ファミマTカード
これらのカードは、当時そのコンビニで使えば還元率が1.5~2%ほどありました。(現在は不明)
それからしばらくは、ヤフーカードとコンビニ用の3枚のカードを使い分けていましたね。
楽天カードへ移行
しかし、ヤフーカードの時代もそう長くは続きませんでした。
その大きな理由は次の2つです。
- アスクルの物流センター火災
- 楽天証券の利用
アスクルの物流センター火災
覚えている人もいると思いますが、2017年2月にアスクルの物流センターで大規模な火災がありました。
この火災は、LOHACOの物流にもかなり大きなダメージを与えました。
LOHACOはアスクルが運営していますからね。
そのせいで、以前のようなポイント還元のキャンペーンがなくなってしまいました。
当時、日用品を全てLOHACOで買っていた自分にとっては大きな痛手です。
それによって、Tポイントが以前ほど貯まらなくなりました。
楽天証券の利用
それと同時に、楽天証券で口座を作ったのがちょうどこの頃です。
当時はクレジットカードのポイント還元率だけでなく、銀行の預金金利もチェックしていましたからね。
三井住友銀行が0.001%なのに対して楽天銀行は0.02%だったので、楽天銀行に切り替えました。
さらに楽天銀行では、楽天証券口座と「マネーブリッジ」をすることで金利が0.1%に上がります。
なので、楽天銀行の金利を上げるために楽天証券の口座を作ったわけです。
そして楽天証券のサイトを見ているうちに、投資信託を始めてみたくなりました。
そこで投資信託購入に楽天ポイントが使えるのを知り、楽天ポイントを貯めたくなったというわけです。
それには普段の買い物で楽天カードを使うのが1番です。
そういう事情があり、メインのクレジットカードは楽天カードへ切り替わりました。
スマホも楽天モバイルへ
メインで楽天カードを使うようになってから、Yahoo!ショッピングやLOHACOでの買い物は激減しました。
そうなると、ソフトバンクのスマホを持っていることの意味がなくなります。
そこで考えたのが「楽天モバイル」へのMNPです。
楽天モバイルユーザーは、楽天市場での買い物でポイント還元率がアップしますからね。
さらに料金プランも楽天モバイルの方が割安です。
違約金を払っても1年で元が取れるシミュレーション結果が出たので、すぐMNPしました。
J-PHONE時代から長年持ち続けた携帯(スマホ)とも、これでお別れです。
Yahoo!プレミアムも解約
それによって1つ問題が発生しました。
ソフトバンクを解約すると、Yahoo!プレミアムが有料になるのです。
Yahoo!ショッピングで買い物しないのにYahoo!プレミアム会員である必要はありません。
なので、即解約しました。
全く意識していませんでしたが、この頃には完全に楽天経済圏に足を踏み入れてしまいましたね。
楽天カード・楽天銀行・楽天証券・楽天モバイル・楽天市場など…。
その後、キャッシュレスはスマホのバーコード決済(いわゆる何とかペイ)がたくさん出てきました。
ですが、今のところはまだ楽天ペイ・楽天Edy・楽天カードをメインで使い続けています。
証券会社は、理由があってSBI証券メインに移行しましたが…。
しかし、SBI証券は三井住友グループとの連携を強めていますからね。
ひょっとしたら、また三井住友カードメインに戻る日が来るのかもしれません。
まとめ
今回は、現金派→キャッシュレス派に変わるまでの長かった道のり②を書きました。
ざっくりまとめると次のようになります。
- ヤフーカードへ移行
ヤフーカードと楽天カードを作る:ポイント還元率は100円につき1ポイントなので、iDの2倍。
メインはヤフーカード:個人的に楽天ポイントよりTポイントの方が貯めやすかった。
ソフトバンクユーザーというだけで、Yahoo!ショッピングで+10倍のポイント。
LOHACOではポイント+16倍以上で買い物。
コンビニ用のカードも作る:そのコンビニで使えば還元率が1.5~2%ほど。 - 楽天カードへ移行
アスクルの物流センター火災:LOHACOの物流にもかなり大きなダメージ。
以前のようなポイント還元のキャンペーンがなくなってしまいました。
楽天証券の利用:楽天銀行の金利を上げるために楽天証券の口座を作った。
投資信託購入に楽天ポイントが使えるのを知り、楽天ポイントを貯めたくなった。
スマホも楽天モバイルへ:楽天市場での買い物でポイント還元率がアップ。
料金プランも楽天モバイルの方が割安。
Yahoo!プレミアムも解約:ソフトバンクを解約すると、Yahoo!プレミアムが有料になる。
ということで、今回は終わりにします。