今では現金払いをするのはコスモス(ドラッグストア)での買い物くらいですね。
2016年までは現金派
自分は最近楽天ペイ、楽天Edy、楽天カードなどで支払いをしていますが、最初からキャッシュレス派だったわけではありません。
というよりも、むしろ筋金入りの現金派でした。
昔から親にクレジットカードを作ると破産するなど、誤った情報を聞かされて育ちましたからね。
そもそも節約に興味がなかった
自分は元々節約することに全く興味がありませんでしたので、今から思い返すとまさに金融リテラシーゼロでした。
ポイントを貯めることはセコセコして恥ずかしいと思っており、ポイントを貯めている人のことを小馬鹿にしていましたね。
会社に請求できる交通費や帰省費なども、面倒なので清算しないことも多かったですからね。
今考えると、おそらく年間10万円ほどは普通に損していたのではないかと思います。
しかし当時はそれほど気にもしていませんでした。
そういうタイプの人間だった自分がなぜキャッシュレスに目覚めたのかというと、今思えば最初のきっかけはPiTaPaカードでしたね。
まずPiTaPaカード
PiTaPaカードというのは関西圏に住んでいる人なら誰でも知っていると思いますが、交通系のICカードですね。
これ1枚あればOsaka Metroを始めとして、JR、近鉄、阪急、南海などほとんどの鉄道駅の改札口でピッとかざせば通過できるとても便利なカードです。
会社の後輩がICOCAを使っていた
PiTaPaを作ろうと思ったきっかけは、ある日仕事で現場に行った時の忘れられない出来事です。
その日は駅近くの現場だったので、会社の後輩と一緒に電車を乗り継ぎながら現場に向かっていました。
現金派の自分は当然ながら乗り継ぎのたびに現金で切符を買っていましたが、路線図で料金を調べるのが面倒でげんなりしていました。
しかしふと横を見ると、一緒にいた会社の後輩はすべての改札口で料金を確認することなくカードをかざしてそのまま通過していました。
あとで聞くとそれはICOCAというカードでしたが、それを見て超絶に羨ましいと思ったのがきっかけですね。
お金を損していたことに気づく
家に帰って早速交通系のICカードについて調べてみると、自分はICOCAよりPiTaPaの方がお得だということが分かりました。(Osaka Metroを使うことが多かったので)
さらに調べてみると、PiTaPaでマイスタイルというのを設定すれば定期を買うよりもっと便利でお得だということが判明しました。
そこでようやく、自分はこれまでけっこうお金を損していたんじゃないかと気づいたわけですね。
次に三井住友カード
PiTaPaカードの申し込み方法を調べてみると、三井住友カードで申し込めるということが分かりました。
しかしクレジットカードなど持っていない(と思っていた)のでどうしようかと考えていたところ、ふと頭に浮かんだことがありました。
会社の経費精算用として三井住友銀行の口座を作らされた時にキャッシュカードをもらったよな、と。
自分は経費精算をほとんどしないので、そのカードは財布に入れたまま一度も使っていませんでした。
久しぶりにカードを財布から取り出し眺めてみると、普段使っているキャッシュカードより数字がゴチャゴチャたくさん書いてあることに気づきました。
もしや…と思い調べてみると、なんとクレジットカード機能付きのキャッシュカードだったのです。
5年間一度も使うことなくずっと財布に眠っていたカードが、まさかクレジットカードだったとは…。
金融リテラシーがないとそんなものです(笑)
これはラッキーだと思い、PiTaPaを申し込みました。
カード払いが楽だと気づく
無事PiTaPaカードも手元に届き、通勤も快適になりました。
最初はそれだけで満足していたのですが、やはりクレジットカードを持っていると「買い物で使ってみたい」という欲求が高まります。
最初はおそるおそるでしたが、スーパーやコンビニなどでクレジットカードを使って買い物するようになりました。
すると財布の中からイチイチ小銭を探さなくても良くなりますし、けっこう楽なんですよね。
それに気づいてからはほとんどの買い物をクレジットカードでするようになり、現金生活とおさらばすることになりました。
ただ、少し高い買い物をすると暗証番号の入力やサインを求められたりするのがやや面倒ではありましたが…。
ポイントが貯まるのが嬉しくなる
クレジットカードで買い物するようになると、ネットで明細のチェックを逐一するようになります。
すると200円につき1ポイントが還元されているんですよね。
昔はポイントなどまったく興味がなかったのに、それがなぜか嬉しくて現金派から一転してどんどんクレカ派にシフトしていきました。
やめられない止まらない、と言った感じですね(笑)
もう死ぬまで三井住友カードを使い続けようと思っていたところ、2~3ヶ月後にまたあることに気づきました…。
さらに電子マネーiD
ある時クレジットカードを眺めていると、何やら金色の四角い枠の中にiDと書かれたマークがあることに気づきました。
これは何だろうと思いネットで調べてみると、iDというのはどうも電子マネーのことらしいということが判明しました。
便利そうなので一度使ってみたいと思いましたが、自分はiDなるものを申し込んだ記憶がありません。
マークがあってもそのカードでiDは使えないだろうと思い、断念しました。
しかしそれから1ヶ月くらい経った頃ですかね、マークがあるということは元々iDが使えるカードなのでは?と気づき始めたのは。
そこで意を決し、試しに普段行かないコンビニで使ってみると普通に使えました(笑)
すごく使いやすかったのですが…
このiDという電子マネーはとても便利で支払いはリーダーにかざすだけ、暗証番号やサインも不要とまさにクレカの欠点を全て補っていました。
ポイントもクレジットカードと同じように200円に1ポイント還元されるので、それからはiD払いオンリーになりました。
といった感じの流れですが、ようやくここまでたどり着いたのは最初にPiTaPaを作ろうと思ってから約半年後のことでした。
ホントに長く険しい道のりでした。
しかしここからさらにいろいろ調べていくうちに、すぐにまたiDでは満足できなくなったのでした…。
ということで、今回は終わりにします。