【NISA】特定口座より優先して使えばいいとは思いますが…

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NISAの非課税保有期間は短すぎます。

NISAとは?

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NISAとは、投資で儲けても税金がかからないという素晴らしい制度です。

ただし、1年で投資できるお金の上限(年間非課税枠)は決まっています。

また、税金がかからない期間(非課税保有期間)も決まっています。

NISAには次の3種類があります。

  1. 一般NISA
  2. つみたてNISA
  3. ジュニアNISA

この中で、ジュニアNISAは2023年末で終わってしまいます。

なので説明は省きます。

先に書いておきますが、一般NISAとつみたてNISAは同時にできません。

1年単位でどちらにするか選ばなければいけません。

一般NISA

一般NISAでは、株式・投資信託などを購入できます。

年間非課税枠は120万円で、非課税保有期間は5年間です。

非課税保有期間が終わった時は、次の3つから対応を選びます。

  1. 翌年の非課税投資枠に移す
  2. 課税口座に移す
  3. 売却する

翌年の非課税投資枠に移す

非課税保有期間が終わった商品は、そのまま次年の非課税枠に移せます。

これをロールオーバーと言います。

例えば1年目の非課税枠で購入した商品は、6年目に非課税保有期間が終わります。

それを売らずに6年目の非課税枠にスライドしてもOK、ということです。

スライドすると非課税保有期間はリセットされ、そこからまた5年間非課税になります。

その時の時価評価額が120万円を超えていても、そっくりそのままスライドできます。

ただし6年目の非課税枠が全て埋まってしまいますので、それ以上の投資はできません。

逆に時価評価額が120万円より減っていた場合は、120万円になるまで投資できます。

これは非常に良いルールですね。

課税口座に移す

非課税保有期間が終わった商品を課税口座(特定口座など)へ移すという方法です。

移したあとは普通の投資信託などと同じような扱いになります。(儲かった時に税金がかかる)

売却する

非課税保有期間中であれば、売って儲かった場合でも税金がかかりません。

なので、税金がかからないうちに売ってしまうということですね。

つみたてNISA

つみたてNISAでは、金融庁が選んだ投資信託の中から好きなものを積立購入できます。

年間非課税枠は40万円で、非課税保有期間は20年間です。

つみたてNISAでは、非課税保有期間が終わってもロールオーバーできません。

なので非課税保有期間が終わった商品は、課税口座に移すか売るかしか選択肢がありません。

つみたてNISAは2024年以降も継続されます。

どうなんでしょうね?

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ここまでNISAの説明を簡単にしてきましたが、多くの人がおススメしています。

しかし個人的には、そこまでいい制度かな?というのが正直な感想です。

非課税保有期間が短すぎる

その理由は非課税保有期間が短すぎるからです。

これは一般NISAだけでなく、つみたてNISAにしても同じです。

つみたてNISAの非課税保有期間は20年間ですが、どう考えても短いでしょう。

20歳から始めたとすると、20年後はまだ40歳です。

40歳でいきなり非課税保有期間が終わられても困ってしまいますよね?

最低でもあと20年くらいは非課税で運用したいですよね?

ロールオーバーできれば1番良いのですが、つみたてNISAではそれもできません。

そうなると、課税口座に移して運用するしか道はありません。

非課税保有期間中に売るのは論外でしょう。

長期的に見ると、持っている方が増える可能性は圧倒的に高いですからね。

もちろん右肩下がりの変な投資信託を持っている場合は別ですが…。

新しいNISAもややこしい

一般NISAを使っている人は、2024年からは新しいNISAになってしまいます。

新しいNISAは2階建て構造となっており、非課税保有期間は5年となっています。

1階部分はつみたてNISAで非課税枠は20万円、2階部分は一般NISAで非課税枠は102万円です。

1階部分の積立をやらないと2階部分の投資ができないなどの制約があります。

ロールオーバーについては1階部分のみ可能なのだそうです。

書いていて自分でもよく分かりませんので、詳しくは金融庁のページを見てください。

なぜ国は何かやる時に、いちいち国民に分かりにくくするのでしょうね?

特定口座よりは優先

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NISA優先は正解

NISAは個人的にはイマイチな制度だと思います。

しかし特定口座よりは優先して使うべきです。

その理由は非課税保有期間があるからです。

長い人生、いつ何が起こるか分かりません。

急に予想外のお金が必要になることもあるでしょう。

そういう時にNISA口座があると非常に助かります。

非課税保有期間中であれば、売ってどれだけ利益が出ても税金がかかりませんからね。

特定口座よりNISAを優先するメリットはそのくらいでしょう。

最終的には特定口座に戻る

非課税保有期間中に特に何も起こらなければ、終わった時にやることは次のどちらかです。

  • ロールオーバー
  • 特定口座へ移す

ロールオーバーできるなら、迷わずロールオーバーでしょう。

ロールオーバーできなければ、粛々と特定口座へ移すだけです。

特定口座へ移したあとは、普通の投資信託になります。

というわけで、NISAは非課税保有期間が終われば普通の投資信託と同じということです。

非課税枠を作るなら、その枠はずっと非課税にしてくれれば良かったんですけどね。

どうもイマイチな制度です。

NISAについてもっと詳しく知りたい人は、本を読んで勉強しましょう。

投資全般を学びたいのなら、FP(ファイナンシャルプランナー)を目指しましょう。

資格を取りたいなら通信講座の受講がおススメです。

ということで、今回は終わりにします。