インデックス投資は一度勉強してしまえば、それほど難しい投資方法ではありません。
ただ、初心者が何の知識もなくいきなり始めるとおそらく失敗すると思います。
何事にも順序というものがあります。
個人的には下記の順番で始めるのがベストだと思っています。
- 楽ラップ(ロボアド)
- 特定口座
- NISA
- iDeCo
ただ、始めたあとの優先順位は真逆になりますけどね。
ということで、今回は趣味の投資信託(インデックス投資を始めるのに良いと思う順番)を書いていきます。
まずは楽ラップから
楽ラップは、楽天証券が運用しているロボアド(ロボットアドバイザー)です。
お金を入れるだけで、あとはロボットが勝手に資産運用してくれるというサービスです。
ポートフォリオはお任せ
インデックス投資で1番難しいのは、ポートフォリオ作成でしょう。
ポートフォリオというのは、どの資産をどのくらいずつ持つか決めることです。
投資に慣れてきても、まだ悩ましいところです。
将来的にどの資産が増えてどの資産が減るのか分からないので、悩み続けても答えは出ません。
その点、楽ラップならその人にベターだと思われるポートフォリオを提案してくれます。
あくまでベターであり、ベストではありませんが。
やり方は、開始時に16項目くらいの質問に答えるだけです。
楽ラップでは、この1番悩ましいところをロボットに任せられます。
なので、インデックス投資の入り口としては最適だと思います。
あとはお金を入れるだけ
運用コースを決めた後は、お金を入れるだけです。
まとまった資金があるなら一括でもいいですし、積立設定もできます。
1万円から始められるので、投資に慣れていない人でも少額からスタートできます。
お金を入れた後は、楽ラップが勝手に資産運用してくれます。
投資信託の購入・リバランス・ポートフォリオの見直しなど放っておいても全てやってくれます。
つまり、自分でやると面倒なことを全部楽ラップがやってくれるというわけです。
その代わり、楽ラップではロボアドの手数料がかかりますが。
しかし、初心者がいきなり資産運用するよりはよほどマシな資産運用が期待できます。
楽ラップで勉強する
楽ラップを最初におススメする理由は、楽ラップの運用でインデックス投資を勉強できるからです。
楽ラップでは、毎月「マンスリーレポート」がリリースされます。
それを見れば、アセットアロケーション・ポートフォリオなどが全部書いてあります。
もうインデックス投資の教科書のようなものです。
別に楽ラップをやっていなくても、誰でもマンスリーレポートは見れますけどね。
ただ、実際に運用しないと真面目に見ないと思うので少額でも運用した方がいいと思います。
次は特定口座で
楽ラップの運用を見ていると、インデックス投資がなんとなく分かってくると思います。
次は、自分でインデックス投資を始めてみましょう。
最初は特定口座で始めればいいと思います。
ポートフォリオを作る
自分でインデックス投資を始めるなら、まず決めなければいけないのがポートフォリオです。
ポートフォリオについては正解がないので、ここでは触れません。
しかし、楽ラップのマンスリーレポートは保守型から積極型まで5種類ありますからね。
それらを比較することで、どのようにしたら良いのかなんとなく分かるでしょう。
ただ、どんなポートフォリオを組むにしろ選ぶファンドには注意が必要です。
できるだけ純資産額が多くコストの低いファンドを選びます。
その理由は、償還のリスクが少なく利回りが良くなる可能性が高いからです。
下記サイトに、インデックスファンドのコストと純資産額の一覧があるので参考にしてください。
あとは積立しておけばOK
ポートフォリオが決まったら、実際にインデックス投資を始めるだけです。
一括でも積立でもいいので、インデックスファンドを購入していきます。
インデックス投資を始めたあとの優先順位は、特定口座→楽ラップになります。
楽ラップは、ファンドのコストの他にロボアドの手数料が余計にかかりますからね。
自分でインデックス投資ができるなら、そちらの方がコストを安く抑えられます。
慣れてきたらNISAへ
特定口座での投資に慣れてきたら、NISAも始めてみましょう。
NISAは売却益が非課税になるので、利益が出た時は特定口座よりお得です。
NISAを特定口座のあとにしたのは、投資できる金額が決まっているからです。
なるべく失敗は避けたいですからね。
一般NISAとつみたてNISA
NISAには、一般NISAとつみたてNISAがあります。
主な相違点としては、1年で投資できる金額や非課税期間が異なります。
どちらを選ぶかは人それぞれです。
個人的には年間120万円投資できる人は一般NISA、そうでない人はつみたてNISAがいいと思います。
ただ、2023年で今のNISAは終わってしまいます。
NISA優先で
NISAを始めるには、NISA口座の開設が必要です。
NISA口座を作ったあとは、NISAメインの投資にします。
NISAを始めたあとの優先順位は、NISA→特定口座→楽ラップになります。
2024年以降のNISAはかなり使いやすくなりそうなので、始めるには絶好の機会です。
まだ始めていない人は、2024年から始めましょう。
NISAの口座開設はSBI証券がおススメです。
投資信託を保有しているだけでポイントがもらえますからね。
最後はiDeCo
iDeCoとは、簡単に言えば自分で老後資金を作るために資産運用する制度です。
特長としては、3つの節税メリットがあります。
3つの節税メリット | 個人型確定拠出年金(iDeCo) | 楽天証券
中でも1番大きいのは、投資したお金が非課税になることです。
これで損する人はいないので、できる人は絶対にやった方がいいと思います。
下記の記事でも書きましたが、1番おススメの金融機関は松井証券です。
老後資金のためのiDeCo(選びたい金融機関No.1は松井証券)
申し込みをしてから始められるまでに2~3ヶ月かかるので、早く申し込みましょう。
iDeCoを最後にしたのは、申し込みが1番面倒だからです。
iDeCoを始めたあとの優先順位は、iDeCo→NISA→特定口座→楽ラップになります。
何と言っても節税メリットが大きいですからね。
まとめ
今回は、趣味の投資信託(インデックス投資を始めるのに良いと思う順番)を書きました。
ざっくりまとめると次のようになります。
- まずは楽ラップから
楽ラップは、楽天証券が運用しているロボアド。
ポートフォリオはお任せ:ベターだと思われるポートフォリオを提案してくれます。
開始時に16項目くらいの質問に答えるだけ。
あとはお金を入れるだけ:1万円から始められる。
自分でやると面倒なことを全部楽ラップがやってくれる。
その代わり、楽ラップではロボアドの手数料がかかります。
楽ラップで勉強する:毎月「マンスリーレポート」がリリース。
アセットアロケーション・ポートフォリオなどが全部書いてあります。 - 次は特定口座で
ポートフォリオを作る:どんなポートフォリオを組むにしろ選ぶファンドには注意が必要。
できるだけ純資産額が多くコストの低いファンドを選びます。
あとは積立しておけばOK:インデックス投資を始めたあとの優先順位は、特定口座→楽ラップ。 - 慣れてきたらNISAへ
売却益が非課税になる。
一般NISAとつみたてNISA:2023年で今のNISAは終わってしまいます。
NISA優先で:NISAを始めたあとの優先順位は、NISA→特定口座→楽ラップ。
NISAの口座開設はSBI証券がおススメ。 - 最後はiDeCo
投資したお金が非課税になる。
1番おススメの金融機関は松井証券。
始める時は「モッピー」か「ハピタス」で口座開設します。
iDeCoを始めたあとの優先順位は、iDeCo→NISA→特定口座→楽ラップ。
ということで、今回は終わりにします。
趣味の投資信託の記事一覧
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- 初心者がインデックス投資を始める時の手順
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