禁煙生活①(始めてから経験した禁断症状、辛い時にやったこと)

このたび約30年間吸っていたタバコをやめました。

禁煙を始めたきっかけは、ふと「タバコを買いに行くのが面倒くさい」と思ったことです。

その時は、カートン買いしたタバコがまだ2~3箱残っていたんですけどね。

それを眺めていて、なぜかそう思いました。

そんなことを思ったのは、後にも先にもこの時だけです。

今から考えても不思議です。

それで「よし、残りのタバコを吸い終わったらもう買いに行くのをやめよう」と決めました。

それ以来、本当に1回も買いに行っていません。

タバコをやめるつもりなど、その瞬間まで全くなかったんですけどね。

本当に不思議なこともあるものです。

ということで、今回は禁煙生活①(始めてから経験した禁断症状、辛い時にやったこと)を書いていきます。

吸っていた本数

自分は元々1日1箱(20本)タバコを吸っていました。

それが禁煙する直前は、1週間で1カートン(10箱)に増えていました。

1日にすると、だいたい28~29本ですね。

なので、かなりのヘビースモーカーだったと言えるでしょう。

飲みに行った時は、その倍くらい吸っていましたが…。

しかし、なぜかいつでもやめられるという根拠のない自信だけはありました。

その理由は、外出している時は全くタバコが欲しくならなかったからです。

もっとも、最近では外でタバコが吸えるエリアも相当少なくなっていますけどね。

あれは少しやり過ぎではないかと思いますが…。

禁断症状

ここからは、自分が経験した禁断症状について書いていきます。

体からニコチンが完全に抜けるまでは、なかなか辛いものがありました。

吸いたいのは最初の3日間

禁煙してからタバコをまた吸いたいと思うのは、最初の3日間ほどです。

ただ、その3日間は死ぬほどタバコが吸いたくなります。

タバコのことが片時も頭から離れることはありません。

なので「もうダメだ、買いに行こう!」としょっちゅう思います。

しかし、いろいろな本に書いているように3日もするとニコチンが体から抜けてきます。

ニコチンが抜けてくると、それほどタバコを吸いたいとは思わなくなります。

ただ、そうなったからと言って辛くなくなるわけではありません。

ここまでは、まだまだ序の口です。

2週間くらい頭がボーっとする

禁煙してから2週間くらいは、常に頭がボーっとします。

この原因は、明らかに頭にニコチンが足りていないからだと思われます。

これまで何か考える時にニコチンの力を借りていたんだな、ということがよく分かります。

とにかく何をするにも全く集中できません。

文字は読めても、その意味が頭に全く入ってきません。

この症状、休みの日ならいいですけど仕事中はさすがにキツそうです。

なので、禁煙する時は長期休暇の前にした方がいいと思います。

その代わり、休暇中は頭がボーっとしてイライラしながら過ごすことになりますが…。

それはそれで最悪ですね。

この症状は、頭がニコチンに頼らなくても考えられるようになるまで続きます。

それまでは、ひたすら耐えるしかありません。

それさえクリアできれば

禁煙して2週間くらい経てば、頭もニコチンのことをだいぶ忘れます。

そうなれば頭もスッキリして、禁煙前と同じような感覚に戻ってきます。

それ以降は、普通に生活している分には以前と変わりません。

タバコも全然欲しくなりません。

たまにYouTubeを見ている時に手が勝手にライターを探している、などの後遺症は見られますが…。

タバコを吸う夢もたまに見ますが、夢で吸う分には問題ないでしょう。

というわけで、だいたい2週間我慢すれば体は元通りになってきます。

ここまで来れば、あとはひたすら禁煙を続けていくだけです。

禁断症状対策

ここからは、実際に自分が禁断症状が出てからやったことについて書いていきます。

寝るのが1番

禁煙中苦しい時は、寝るのが1番です。

特に最初の3日くらいは起きていてもイライラするだけです。

なので、夜だけではなく昼も寝るに限ります。

昼寝は2時間くらいなら気持ちいいですし、その間はタバコも吸いたくなりません。

そして、寝ている間にも体からは徐々にニコチンが抜けていきます。

なので、一石二鳥です。

食べてストレス発散

禁煙中はタバコが吸えないので、当然ですが口寂しくなります。

それにいつもイライラしているので、食べることくらいしか楽しみがありません。

ということで、禁煙中は食べたいものを好きなだけ食べた方がいいでしょう。

食べるのを我慢するとイライラが募り、本来の目的である禁煙も失敗してしまいかねません。

もちろん最初はけっこう太るでしょうが、慣れたらまた元に戻していけばいいのです。

自分も1週間で3キロくらい太りましたが、多少ダイエットして元の体重に戻りました。

ちょうどその時期は、なぜか「マルハニチロの鯛めし」ばかり食べていましたね。

とても冷凍食品とは思えぬ旨さです。

しかし、最近は近所のドラッグストアに売っていないんですよね。

もう1回売ってほしいのですが。

ガムは必需品

先ほども書いたように、禁煙中は口寂しくなります。

それを紛らわすためにも、ガムは必需品と言って良いでしょう。

スーパーやドラッグストアに行って、何種類も揃えておくことをおススメします。

最初はあり得ないペースでボトルが空になっていきますが、そのうち消費量は減ってきます。

それでもたまに口寂しくなる時もありますので、部屋には常備しておきましょう。

おススメは断然ロッテの7種アソートボトル」ですね。

いろいろな味があった方が飽きません。

禁煙パイポは微妙

有名な禁煙グッズに禁煙パイポがありますが、これは微妙ですね。

タバコと比べて、吸った時の味が薄く感じました。

強く吸い込まなければ味がしないので、それならガムの方がいいと思いました。

タバコを吸う感覚は、ほんの少しだけ味わえるのですが…。

値段も3本で200円以上するので、それほど安くもありません。

全種類試してみましたが、その中で1つ選ぶとしたらブラックパイポ」でしょうか。

他の味よりは口の中がスッとします。

まとめ

今回は、禁煙生活①(始めてから経験した禁断症状、辛い時にやったこと)を書きました。

ざっくりまとめると次のようになります。

  • 吸っていた本数
    禁煙する直前は、1週間で1カートン(10箱)
  • 禁断症状
    吸いたいのは最初の3日間:タバコのことが片時も頭から離れることはありません。
    ニコチンが抜けてくると、それほどタバコを吸いたいとは思わなくなります。
    2週間くらい頭がボーっとする:文字は読めても、その意味が頭に全く入ってきません。
    頭がニコチンに頼らなくても考えられるようになるまで続きます。
    それさえクリアできれば:2週間くらい経てば、頭もニコチンのことをだいぶ忘れます。
    タバコも全然欲しくなりません。
    あとはひたすら禁煙を続けていくだけ。
  • 禁断症状対策
    寝るのが1番:起きていてもイライラするだけ。
    寝ている間にも体からは徐々にニコチンが抜けていきます。
    食べてストレス発散:食べることくらいしか楽しみがありません。
    最初はけっこう太るでしょうが、慣れたらまた元に戻していけばいい。
    ガムは必需品:おススメは断然「ロッテの7種アソートボトル
    いろいろな味があった方が飽きません。
    禁煙パイポは微妙:強く吸い込まなければ味がしない。
    1つ選ぶとしたら「ブラックパイポ
最近ニコチン・タール0の「DR.VAPE Model2」を買ってみましたが、思ったよりいいですね。

ということで、今回は終わりにします。