「セガサターン」は1994年に発売されたゲームハードです。
スーパーファミコン後のゲームハードのシェアをNINTENDO64、プレステと激しく争いました。
ただ、セガは次世代のDreamcastで完敗してしまいましたが…。
それはいいとして、セガサターンには面白いゲームがたくさんあります。
「プロ野球チームもつくろう!」「バーチャファイター」「電脳戦機バーチャロン」など…。
しかしゲームをやり込んでいると、いつも本体が先に壊れてしまうんですよね。
壊れるというか、CDが読み込めなくなりゲームが起動しなくなってしまいます。
その時は修理に出せば良かったのですが、2007年の9月で修理サービスは終わってしまいました。
これはセガサターンファンにとって大ショックです。
今後は本体が壊れるたびにAmazonなどで買うしかなくなりましたが、それではキリがありません。
ということで、今回はセガサターン(本体)の修理方法(CDが読み込めない・電池切れ)を書いていきます。
CDが読み込めない症状
まず、CDが読み込めない症状について調べていきます。
具体的には次のような症状です。
- ゲームCDを入れると一応回り始める
- カラカラ音がして空回りする
- ゲームが起動せず、音楽のプレイリストになる
どのゲームCDを入れても結果は同じです。
電源を入れ直そうがリセットボタンを押そうがゲームが始まる気配はありません。
自分は3回ほどセガサターンを買い直しましたが、最後は全てこの症状になりました。
なので、この部分がセガサターンで1番壊れやすいところだと言えるでしょう。
修理する方法を調べてみた
同じ症状が出ている人はたくさんいるはずなので、自分で修理した人もいるでしょう。
早速ネットで探してみます。
難しそうな専門技術が必要ならあきらめるしかありませんが…。
それらしい記事はいくつか見つかりましたが、思ったよりは簡単そうです。
本体を開けて黄色いネジを右に回すだけでCDが読み取れるようになり、ゲームが起動したそうです。
次の記事が写真付きで良さそうです。
もうだめかと思いましたが、ゲームが起動しなくなったSEGAサターンが復活しました。
ということで、早速自分も挑戦してみることにします。
書いてある通りやってみた
セガサターンの本体を開けるのは少し躊躇しますが、どうせサポート外ですからね。
ぶっ壊れても自己責任です。(すでにぶっ壊れていますが)
本体のカバーはプラスドライバーで開けられます。
けっこう深く差し込まなければいけないので、長めのドライバーを使った方がいいでしょう。
開けたあとは、記事に書いてある黄色いネジを探します。
黄色いネジはCDを乗せる台の下に隠れていて少し見つけにくいですが、横から覗けば見つかります。
そのネジをほんの少しだけ右に回すとのことですね。
ネジ穴は十字になっており、小さめのプラスドライバーがピッタリ合います。
ドライバーを突っ込んだら、ネジをほんの少しだけ(1~2mm程度)右に回します。
以上で修理完了です。
やってみた感想は超簡単、誰でもできます。
修理はこれで終わりですが、本体カバーをネジ止めする前にCDを入れて動作確認しておきます。
失敗していた時にまた開けるのは面倒くさいですからね…。
結果は…
とりあえず「電脳戦機バーチャロン」を入れて電源ボタンを押してみると…。
「ギュッ」「ギュッ」といい感じの音が鳴っています。
これは間違いなくゲームを読み込んでいる時の音ですね。
手応えありです。
そして、超久しぶりにバーチャロンのタイトル画面が現れました。
ちょっと感動しましたね、何をやっても起動しなかったゲームが1発で起動したのですから。
ついでに他のゲームも試してみましたが、全て問題なく起動しました。
それにしても世の中には頭のいい人がいるんですね。
もう本当に感謝しかありません。
電池切れ
次に電池切れです。
セガサターンでは、日付の記憶やセーブデータの保存に電池を使っています。
なので、電池が切れると電源を入れた時に日付の初期設定画面が現れるようになります。
ちなみに日付は1994年1月1日がデフォです。
そんなことはどうでもいいのですが、問題はセーブデータの方です。
セガサターンでは、電池が切れると本体に保存したセーブデータが消えてしまうのです。
そもそもセガサターンの本体は容量が少なく、1つのセーブデータしか保存できません。
それが消えてしまうとかなりのショックです。
パワーメモリーは必須
それを防ぐために欠かせないのが「パワーメモリー」です。
これはなかなかの優れものです。
本体の電池が切れても、パワーメモリーに保存しておけばセーブデータが消えることはありません。
さらに容量も大きいので、いくつものセーブデータを保存できます。
ということで、パワーメモリーを持っていれば電池交換は必須ではありません。
しかし、電源を入れるたびに日付設定するのはうっとうしいですからね。
電池が切れたら電池交換するようにしましょう。
ただし、電池交換は必ず本体のセーブデータをパワーメモリーに移してからにしてくださいね。
もし忘れると、本体のセーブデータが一瞬で吹っ飛びます。
普段からパワーメモリーにセーブデータを保存するのがおススメです。
電池交換する方法を調べてみた
電池交換は修理ではないかもしれませんが、とりあえず交換方法を調べます。
調べてみると、どうもセガサターンの取扱説明書に載っているようですね。
しかも「1年に1回電池交換してください」と書かれています。
おそらく2~3年は持つと思いますが、念のためということでしょうか。
電池切れは別に故障でも何でもないということですね。
いつも電池切れより先にCDが読み取れなくなるので、完全に見落としていました。
電池交換は次の記事を参考にしてみます。
電池交換してみた
セガサターンで使っている電池は「CR2032」というボタン電池です。
電池は本体後ろから見て左側の拡張スロットに入っています。
蓋を開けるのにドライバーなどは必要なく、普通に手で開けられる仕様になっています。
取っ手をグイっと下に押しながら手前に倒すと蓋が外せます。
蓋を外すと手前にボタン電池が見えるので、あとは普通に電池交換するだけですね。
そして蓋を閉めて電池交換は終了です。
これは言うまでもなく超簡単で、誰でもできます。
結果は…
電池交換の結果など確認する必要もありませんが、一応確認してみます。
本体の電源を入れると、いつも通り日付の設定画面が現れます。
今回日付をしっかり設定しておけば、次回からこの画面は現れなくなるはずです。
日付を今日にして、一旦電源を切ります。
それからは、本体の電源を入れても日付の設定画面が全く出てこなくなりました。
ということで、電池交換もばっちり上手くいったようです。
これで本体にセーブデータを保存しても消えなくなりましたが、自分はパワーメモリーの方を使います。
まとめ
今回は、セガサターン(本体)の修理方法(CDが読み込めない・電池切れ)を書きました。
ざっくりまとめると次のようになります。
- CDが読み込めない症状
具体的には次のような症状。
1.ゲームCDを入れると一応回り始める
2.カラカラ音がして空回りする
3.ゲームが起動せず、音楽のプレイリストになる
修理する方法を調べてみた:本体を開けて黄色いネジを右に回すだけ。
次の記事が写真付きで良さそうです。
もうだめかと思いましたが、ゲームが起動しなくなったSEGAサターンが復活しました。
書いてある通りやってみた:黄色いネジはCDを乗せる台の下に隠れていて少し見つけにくい。
ネジ穴は十字になっており、小さめのプラスドライバーがピッタリ合います。
ドライバーを突っ込んだら、ネジをほんの少しだけ(1~2mm程度)右に回します。
やってみた感想は超簡単、誰でもできます。
結果は…:「電脳戦機バーチャロン」を入れて電源ボタンを押してみると…。
超久しぶりにバーチャロンのタイトル画面が現れました。
他のゲームも試してみましたが、全て問題なく起動。 - 電池切れ
セガサターンでは、日付の記憶やセーブデータの保存に電池を使っています。
電池が切れると本体に保存したセーブデータが消えてしまう。
パワーメモリーは必須:パワーメモリーに保存しておけばセーブデータが消えることはありません。
電池交換は必ず本体のセーブデータをパワーメモリーに移してから。
普段からパワーメモリーにセーブデータを保存するのがおススメ。
電池交換する方法を調べてみた:セガサターンの取扱説明書に載っているようです。
「1年に1回電池交換してください」と書かれています。
電池交換してみた:セガサターンで使っている電池は「CR2032」というボタン電池。
本体後ろから見て左側の拡張スロットに入っています。
取っ手をグイっと下に押しながら手前に倒すと蓋が外せます。
あとは普通に電池交換するだけ。
超簡単で、誰でもできます。
結果は…:日付の設定画面が全く出てこなくなりました。

ということで、今回は終わりにします。