ゲーム&ウオッチは自分のゲームの原点です。
ファイア
生まれて初めてゲーム&ウオッチをプレイしたのは、自分が確か小学1年生か2年生の時だったと記憶しています。
買ったのかそれとも誰かにもらったのかは知りませんけど、とにかくうちの親父が家に持って帰ってきました。
その時のゲームがファイアでしたね。
ゲーム&ウオッチ版ファイアには、シルバーシリーズ版とワイドスクリーン版の2種類あります。
自分がプレイしたのは初期のシルバーシリーズ版でした。
それでプレイしてみてどうだったかというと、ドハマりしました。
それまで電子ゲームの類は見たことがありませんでしたからね。
純粋に「こんなに面白いものがこの世にあるのか」と思いました。
ゲーム内容的には、火災の起きたビルから飛び降りてくる人をタンカでバウンドさせながら救急車へ運ぶというものです。
これが何人も列をなして飛び降りてくると、タンカをものすごいスピードで動かさなければいけなくなるので超難しいのです。
指の皮がむけるほどハマりまくった結果どうなったかというと、点数のループが余裕でできるようになりました。(ゲーム&ウオッチは999点まで行くと0点に戻る)
ゲーム&ウオッチのシルバーシリーズ版は、他にも「ボール」「フラッグマン」「バーミン」「ジャッジ」が発売されました。
その中でもファイアが圧倒的に一番面白いのではないかと思います。
その証拠にワイドスクリーン版でリニューアルされましたしね。
しかし当時は、火事になった病院から患者が飛び降りてきているのだと思っていました。
まあどちらでもいいですけど。
オクトパス
オクトパスは自分が小学3年生か4年生の頃に、おばあちゃんに誕生日プレゼントとして買ってもらったような記憶がうっすらあります。
ファイアより一回り大きいワイドスクリーン版がカッコよかったですね。
ゲーム内容は、潜水夫を操作して大ダコの足をかいくぐって海の底に沈んでいる宝箱に財宝を取りに行くというものです。
タコの足の動きが分かりにくいので、避難場所に迷うゲームでした。
当時はもう電子ゲームもそれほど珍しくはなくなっており、正直ファイアをプレイした時ほどの衝撃は受けませんでした。
ただ面白いゲームであったことは間違いなく、けっこうハマりましたけどね。
当然点数はループさせていました。
しかしこのゲーム、買ってもらって1年後くらいにコンクリートの上に落としてしまいました。
その時に画面がひび割れて、液晶が漏れてしまったんですよね…。
それ以降遊べなくなってしまいました。
もちろんおばあちゃんには言えませんでしたので、ずっと内緒にしていましたが…。
ドンキーコング
ドンキーコングと言えばアーケードやファミコンが有名ですが、ゲーム&ウオッチでもしっかり発売されています。
マルチスクリーン版の仕様になっています。
普段は折りたたんでコンパクトに、ゲームする時は蓋を開けて上下2画面にというのがウリです。
蓋を開けると全面オレンジ色になっていて、なかなかカッコいいデザインです。
しかし一つ気になるのが、蓋を閉めている時に時間が分かるのかどうかです。
写真を見る限り、蓋を閉めている時は時間が見れなさそうなんですよね…。
時間が見られないと何となく不便そうな気もしますが、実際はどうだったのでしょう?
自分はこのゲーム持っていませんでしたから、よく分かりません。
ゲーム内容はアーケードと同じように、ドンキーコングにさらわれたお姫様を助けに行くというものです。
鉄骨のフックを1つずつ外していき、4つ外すと鉄骨が崩れてお姫様を助けられます。
ここでふと疑問が湧くのですが、ドンキーコングは人間でもないのになぜいつも人間のお姫様をさらうのでしょうか?
やはり身代金目当てですかね?
その辺もよく分かりません。
話は逸れましたが、ゲームとしては2画面を活かした構成で難易度もちょうど良くめちゃめちゃハマりました。
この後しばらくしてからファミコンが出てきたと記憶していますので、ゲーム&ウオッチ最後の傑作というイメージですね。
その他のゲーム
ここからはそんなにプレイ回数は多くありませんが印象に残っているゲームについて、いくつか書いていこうと思います。
まず時系列から言うと、欠かせないのがマンホールですね。
これは間違いなく名作でしょう。
ゲーム内容は画面の上と下にそれぞれ道があり、2ヶ所ずつ計4ヶ所の穴が開いています。
上の道は左から、下の道は右から人がどんどん歩いてくるので、穴に落ちそうになったらその穴をひたすら塞ぎます。
ただそれだけなのですが、プレイしているとなぜか夢中になってしまいます。
あとはライオンですかね。
このゲームは近所のショッピングセンターのおもちゃ屋さんでサンプルとして長らく置かれていました。
なので、タダで飽きるほどプレイしました。
ライオンが出てくる穴が左右3ヶ所ずつあり、ライオンもフェイントをかましてくるので激ムズでしたね。
それほど面白くはありませんでしたが、立ちっ放しで足がしびれるほどやり込んだということで印象に残っています。
あとパラシュートもプレイしましたが、特に可もなく不可もなくというところでしたね。
自分はオクトパスの方が好きです。
ミッキー&ドナルドもやったことがありますが、同時期に出たドンキーコングと比べるとどうもいまひとつでしたね。
ということで、今回は終わりにします。