投資信託のファンド(商品)は6,000以上あり、楽天証券だけでも2,600以上ありますが、どのファンドを選べばいいのでしょうか?
アクティブファンドとインデックスファンド
簡単に言うと、インデックスファンドは何かの指数に連動することを目指すファンドで、アクティブファンドはファンドマネージャーと呼ばれる専門家がインデックスファンド以上の運用成績を上げるために頑張って運用しているファンドです。
そう聞くとアクティブファンドの方が良さそうな気がしますが、実際にはファンドマネージャーでもインデックスファンド以上の運用成績を継続して出すことは難しく、また運用費用もインデックスファンドより高くなることが多いです。
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運用費用が安いファンドを選ぶ
購入するファンドを選ぶときに一般的に良いと言われているのは、運用費用が安いファンドですね。
例えば同じ年利5%で運用できていたとしても、運用費用が1.5%かかると実質3.5%、運用費用が0.5%だと実質4.5%の運用になるわけですからね。
このちょっとした違いが、複利効果を考えると長期的にはじわじわと運用成績に響いてきます。
youtubeなどでよくアクティブファンドよりインデックスファンドの方がいいと皆さんおっしゃっていますが、大きな理由はアクティブファンドの運用費用が高いからですね。
運用成績が圧倒的かつ継続的にインデックスファンドよりも良いなら、別にアクティブファンドを選んでも構わないんですけどね。
そんなアクティブファンドがあるか知らないですけど。
ファンドにかかる運用費用というのは、だいたい次の3つですね。
- 購入手数料
- 運用管理費用
- 解約手数料
購入手数料
購入手数料は買うときにかかる手数料です。
確か楽天証券は、全部のファンドの購入手数料が無料になったんじゃなかったかな?と思いますので、まだ購入手数料がかかるファンドは手数料無料の証券会社で購入しましょう。
そもそも購入手数料がかかるファンドは選ばない方がいいと思いますけど。
解約手数料
途中解約する時にかかる手数料ですが、解約手数料がかかるファンドも選ばない方がいいですね。
ファンドの詳細情報の信託財産留保額のところにパーセンテージが書いてあるファンドがありますが、それが途中で解約した時にかかる手数料になります。
今は解約手数料が無いファンドがほとんどだと思いますので、よっぽどポートフォリオに組み入れたい指数でもない限りそんなファンドはあえて選ぶ必要はないかなと。
運用管理費用
運用管理費用は運用にかかるコストですが、当然安ければ安いほどいいので、目安としては0.5%以下のファンドを選ぶのがいいかなと思います。
最近はもっと安い0.1~0.2%のファンドもたくさんありますけどね。
個人的に好きなファンド
個人的には現時点ではだいたい下記の商品から選べばほぼ間違いないかな、と思います。
- eMAXIS Slim シリーズ
- <購入・換金手数料なし>ニッセイ シリーズ
- たわらノーロード シリーズ
この3つでだいたいの資産クラスについて網羅できてますし、ポートフォリオを組むには十分なラインナップだと思います。
その中でも1つを選ぶとしたら、eMAXIS Slimですかね。
どこまで可能なのかは分からないですけど、業界最低水準のコストをめざし続けるという方針が気に入っています。
実際に下記ファンドをポートフォリオに組み入れています。
- eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
- eMAXIS Slim 国内債券インデックス
- eMAXIS Slim 先進国債券インデックス
- eMAXIS Slim 国内リートインデックス
- eMAXIS Slim 先進国リートインデックス
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
新興国債券だけはラインナップにないので、iFreeを使っていますけどね。