ファミコンが発売された1983年に発売されたゲームの中で、実はこのソフトがこの中で一番面白いと思っています。
ゲーム内容
このゲームはドンキーコングの息子のドンキーコングJR.を操作して、マリオに捕らえられたドンキーコングを助けに行くゲームです。
任天堂のスーパースターであるマリオが悪役として登場するという珍しいゲームです。
4面構成になっており、4面をクリアすると宙に浮いている鉄骨の鍵が全て外れ、ドンキーコングが落ちてきて救出成功となります。
ドンキーコングJR.がドンキーコングを両手でしっかり受け止めるのが何気にスゴイです。
マリオの方はというと、落下してあの世(頭の上に輪っかができている)に行ってしまいます。
しかしループして1面に戻ると、何事もなかったかのように生き返っていますけどね。
1面の攻略
島とツルの面。
ツルを昇ったり降りたりしながら右に移動していき、最終的に一番上の鍵までたどり着けばクリアになります。
スナップジョーという洗濯バサミのような形をした赤と青の2種類のワニが、ツルを昇ったり降りたりして邪魔してきます。
赤いワニは受け持ちエリアがあり、同じところを行ったり来たりしています。
青いワニはマリオからリリースされます。
ドンキーコングJR.のいるツルを目掛けてやってきますが、ツルを降りるとそのまま海に落下して行きます。
フルーツが全部で4つツルにぶら下がっており、ワニが降りた後に落とすとやっつけられます。
島の上が安全地帯ですが、青いワニが落ちてきて当たるとミスになりますのでそこだけは注意が必要です。
あと1番右端のツルも、青いワニが来られないようになっているので比較的安全地帯です。(赤ワニは来る)
最初の方はフルーツを落としながら進むのもいいですが、何周も進むとワニの数が増えてきてミスしやすくなるので、あえて落とさずに最短ルートで突っ走った方が無難です。
面自体の難易度的には普通です。
2面の攻略
アスレチックの面。
画面下は島、画面上は鎖がぶら下がっており、1面と同じく最終的に一番上の鍵までたどり着けばクリアです。
島の部分はジャンプ台があったり島や持ち手が移動したりするので、ミスしやすくなっています。
それを乗り越えると今度は鎖を右に移動していくのですが、マリオから放たれるニットピッカーが邪魔してきます。
ニットピッカーは決まったルートで飛んでいきますが、鎖がそんなに長くないので避けるのが難しくなっています。
鎖の部分にフルーツが3つありますが、下手にニットピッカーに当てようとするとミスしやすくなるので通過するついでに落とすのが無難です。
ニットピッカーはフンを落としていくことがあります。
攻略方法としてはアスレチック部分は敵がいないので、タイミングを図って焦らずゆっくり移動すればOKです。
周回が進むと動く島がなかなかジャンプ台に近づいてこなくなるので大変ですが、2段ジャンプでルート短縮する方が大回りするより安全です。
鎖の部分は左端と右端が安全地帯となっています。
まず左端で待機しながら鳥がどの高さを飛んでくるか、またどの鳥がフンを落とすかをじっくり見定めます。
そして移動するラインを決めたら、一気に右端まで突っ走ってしまうとミスしにくくなります。
面の難易度的には高くなっています。
3面の攻略
電気の面。
電気をジャンプして交わしたり、くぐり抜けたり、3つあるフルーツを落として消し去ったりなどしながら上の鍵までたどり着けばクリアとなります。
マリオの邪魔する電気は、スパークという名前です。
スパークは同じ床をグルグル回り続けるオレンジ色のものと、マリオから放たれる青色の2種類あります。
青色のスパークは天井と壁を伝って下に移動してきますが、落ちてくる前に待機する時もあるので動きが読みづらくなっています。
安全地帯はドンキーコングJR.が昇降する端の部分で、ここはスパークが来られないようになっています。
この面は、2段目までは比較的容易に移動できますが問題は3段目です。
最上段の床を周回しているオレンジ色のスパークはものすごくスピードが早いですし、青いスパークも天井で待機したり分裂したりするので、ここを通過できるかどうかが勝負になってきます。
何回かに1回、青いスパークが待機せずに下に流れていくことがあるので、その時を見計らって一気に突っ走るのが良いと思います。
周回が進むとオレンジ色のスパークが1つの床に2個発生するので、フルーツを当てて消してしまうのも有効です。
面の難易度的には普通です。
4面の攻略
鉄骨の面で最終面。
上の鉄骨の上にドンキーコングとマリオがおり、画面下にある6個ある鍵を鉄骨に全てはめ込むと鉄骨が外れてクリアとなります。
ここでは1面でも出てきた、赤いワニとニットピッカー(2面はワシの姿でしたが4面はカラスの姿)が邪魔してきます。
ニットピッカーは数羽連なって、画面上部から左右を飛びながら少しずつ下に移動してきます。
最初の方は赤ワニも少なく一番簡単な面ですが、周回が進むと赤ワニの数が増えて動きも速くなります。
さらにニットピッカーも増えるので、とてつもなく難しくなります。
4面は地上が安全地帯です。
鍵を差し込んだ後はすぐに地上に降り、ここでゆっくり次の鍵を運ぶタイミングを見計らいます。
鍵は全部で6個ありますが、真ん中の4個はツルを2本掴んで昇れば2個同時に上に運べます。
そうすれば本来6回昇り降りが必要なところが4回で済みますので、できればそうしたいところです。
周回が進むと、赤ワニがひっきりなしに降りてくるのでなかなか難しくなりますが。
面の難易度的には周回が進むにつれて高くなります。
ツルを昇降する時
このゲームでは、ツルや鎖を上下に移動する時は両手で1本持つことも片手で2本持つこともできます。
それぞれ特長があり、昇る時は片手で2本、降りる時は両手で1本持つ方がスピードが速くなります。
なので、基本的には速い方を使って移動した方がいいでしょう。
ただしツルを2本掴んでいるとワニの攻撃を受けやすくなりますので、その点は注意が必要です。
ということで、今回は終わりにします。