大学時代はこのゲームばかりやっていたような記憶があります…。
ゲーム内容
ダビスタ3は1995年1月20日にアスキーから発売。
オーナーブリーダー兼調教師になる超有名な競馬ゲームです。
自分で繁殖牝馬を買って種付けして、調教をしながらレースにも出走させていきます。
一応の最終目標は国内G1全制覇か凱旋門賞制覇ですが、ゲームはその後も続きます。
なので、何を目標にするかは人それぞれです。
ゲームのテンポ、バランスなどは非常に良く、長時間プレイしていても全くストレスは貯まらない良ゲーです。
やることがない時などは、1ヶ月単位でカレンダーをめくれます。
最初は資金1500万円と小さな牧場と安い繁殖牝馬1頭でのスタートになります。
資金が増えていくと、牧場の拡張などができるようになります。
資金のほとんどはレースの賞金で稼いでいくことになります。
配合について
基本的に高い繁殖牝馬に高い種牡馬を種付けすれば、それなりに強い馬は産まれてきます。
例えば、ノーザンテースト×パリティビットなどです。
そういう馬ばかり生産していれば、たまにはG1を勝つ馬もできるでしょう。
しかし、それだけでは面白くありません。
また、そういう配合では最強馬は絶対に作れません。
このゲームでは、ニックス・インブリードなどで能力アップを狙えるようにしてあります。
- ニックス
相性の良い系統どうしを配合すること。
能力の全体的な底上げが期待できる。
ノーザンダンサー系×ヘイルトゥリーズン系、ノーザンダンサー系×ゼダーン系など。 - インブリード
3×4、4×4など特定の馬の血を濃くすること。
濃くした馬の持っている特性を強く引き出す。
グレイソヴリン、プリンスリーギフト、ナスルーラなど。
ニックスが発生している時は、種付けの時に牧場長が教えてくれます。
なので、系統の組み合わせをいちいち覚える必要はないでしょう。
インブリードでは、インブリードする馬によって強調される特性が決まっています。
特性にはメリットもありますが、気性難や勝負根性ダウンのようなデメリットもあります。
また、血が偏ることで脚元が弱くなるデメリットもあります。
それらも強調されてしまいますので、諸刃の剣と言った感じでしょうか。
代表的なインブリードは次のようになります。
- グレイソヴリン:スピード◎、勝負根性〇
- ナスルーラ:スピード◎、気性難×
- プリンスリーギフト:スピード◎、早熟
- ボールドルーラー:スピード◎、ダート〇
- ネイティブダンサー:スピード◎、スタミナ〇
特にグレイソヴリンとプリンスリーギフト、ボールドルーラーはナスルーラの仔であるため、上手くやれば2代に渡ってスピード◎の血を取り入れることも可能です。
ニックスやインブリードを上手く使えば、お手頃価格の馬同士でも強い馬を作ることが可能なのです。
最強レベルの馬を作るには
では最強レベルの馬を作るには、どのようにしたらいいのでしょうか?
最強レベルの馬を作るには、とにかく次のように配合するしかありません。
- できるだけ能力の高い繁殖牝馬を使う
- ニックスを使う
- スピード◎のインブリードを多用する
- できるだけスタミナのある安定Cの種牡馬を種付けする
できるだけスピードとスタミナのある繁殖牝馬を使うのはもちろんのこと、ニックスも考えます。
さらに重要なのはインブリードです。
とにかくスピード◎の特性を持つ馬をできるだけ多く血筋に入れてやります。
そして最強レベルの馬を作るのに欠かせないのが安定Cの種牡馬です。
安定とは種牡馬の能力をどのくらい正確に仔馬に伝えるかということです。
安定Cの馬は、種牡馬の能力が仔馬に伝わりにくいということです。
しかしそれは言い換えれば、弱い馬が産まれる可能性が高い代わりに強い馬が産まれる可能性もあるということです。
言ってみれば突然変異のようなものですね。
高額の安定Aの種牡馬ではそれは望めません。
最強レベルの馬を作りたいのであれば、その突然変異を狙わなければいけません。
最強レベルの馬の具体的な配合
では実際に最強レベルの馬を作れる配合を見てみましょう。
一番実現しやすいのは、ノーアテンション×スキップフロアです。
スキップフロアは初期牝馬でも出てくることもある、一番安いクラスの繁殖牝馬です。
しかしゼダーン系でノーザンダンサー系とのニックスがあり、血統にはスピード◎のグレイソヴリンが4×3、ナスルーラも4代目に入っています。
種牡馬に選ぶノーアテンションは、ノーザンダンサー系で距離適性も2400~3200mでスタミナもあります。
血統にはグレイソヴリンが3代目、ナスルーラも4代目に入っており、スピード◎の要素も備えています。
さらに安定Cという、最強レベルの馬作りには最高の条件を持つ種牡馬です。
- ニックス有
- スピード◎のインブリード5頭
- 安定Cの種牡馬
この配合だけで、先ほど書いた2、3、4の条件を既に満たしています。
スキップフロアは安い繁殖牝馬なので、1の能力の高い繁殖牝馬という条件には合致しません。
しかし、それを超越するだけのパワーを秘めている配合です。
ちなみにダビスタ3で有名な最強馬であるサイキョウクラウドの配合は、ノーアテンション×(リアルシャダイ×スーパーシェビニオン)です。
おそらくスキップフロアの能力が低いと見て、一捻りして牝馬を能力アップさせたのだと思います。
当歳時のコメント
ここからは、産まれた馬の能力を牧場長のコメントでチェックする方法について書いていきます。
まず当歳時の牧場長のコメントは、次の3種類です。
- ヤンチャ
- たいへん元気
- とても大人しい
「とても大人しい」「たいへん元気」と言われた馬は、競走馬にするには勝負根性が足りません。
残念ですが、すぐに売却してしまいましょう。
残すのは「ヤンチャ」と言われた馬のみです。
「ヤンチャ」と言われた馬には、今のところ次のような可能性があります。
- 勝負根性◎、気性◎
- 勝負根性◎
- 勝負根性◎、気性×
- 気性×
4の馬は必要ありませんが、3歳になるまで判別できません。
売却額のチェック
次に仔馬の売却額ですが、売却額を決めている要素は次の3つです。
- 繁殖牝馬の評価額
- 産まれた時点でのスピード値
- 牡馬の方が高い
これらから、高い繁殖牝馬(競走実績が優秀)から産まれた早熟でスピードのある牡馬が一番高くなります。
しかし最強レベルの馬を作るなら超晩成の馬が好ましいので、売却額はあまり参考になりません。
売却額は参考程度に留めておいて、仔馬の取捨選択は牧場長のコメントから判断するのが良いでしょう。
まあ資金繰りが苦しいなら、高い馬を売ってしまっても良いですが…。
2歳時のコメント
仔馬が2歳になると牧場長のコメントが変わります。
たいていはどうでもいいコメントですが、見るべきコメントは2つあります。
- 素質がある
- ちょっとうるさい
これらのコメントはいつ言われるか分かりませんので、できれば毎週チェックしましょう。
まず、12月4週まで一度も「素質がある」と言われない馬は売ってしまいましょう。
間違いなく駄馬です。
「ちょっとうるさい」は気性×確定です。
- 勝負根性◎、気性◎
- 勝負根性◎
- 勝負根性◎、気性×
- 気性×
この時点で1、2の可能性はなくなり、3、4のどちらかで確定です。
しかし3の場合でも活躍できますので、とりあえず残しておくことをおススメします。
3歳時のコメント
3歳の2月4週までの牧場長のコメントで、その馬についての全てが分かります。
教えてくれるのは、スピード、スタミナ、気性、勝負根性、脚元の強さ、成長型です。
まず問題は勝負根性です。
「抜群の勝負根性」と言われなかった馬は、気性が悪いだけの駄馬確定です。
残念ですが引退させてしまいましょう。
このゲームは勝負根性がないと、なかなかレースに勝てません。
次にスタミナです。
「スタミナがある」と言われなかった馬は、1800m以上での活躍は期待できません。
マイル以下専用で使いましょう。
「オクテ」または「馬体が大きく仕上がるのに時間がかかる」と言われた馬は晩成タイプです。
晩成タイプで2月4週までに「スピードがある」と言われた馬は、かなり期待できます。
大事に取っておきましょう。
2月4週までに言われなくてもデビューOKが出るまでに言われたら、それはそれで良しとしましょう。
デビューOKの時期
デビューの準備ができた馬は、牧場長より「デビューOK」と言われます。
デビューOKのタイミングは、だいたい次のようになります。
- 超早熟・早熟・持続型・普通早:4月1週
- 普通遅:5月頃
- 晩成:6月~8月
- 超晩成:9月~12月(まれに年明け)
ここで大事なのは、同じ成長型ならデビューOKが出るのが遅ければ遅いほど強い馬だということです。
自分の経験では、普通型で5月4週~、晩成の馬では8月4週~、超晩成では12月4週~にデビューOKが出ると、相当強い馬だと思います。
もちろん一番強いのは超晩成型の年明け(1月1週)デビューの馬ですが。
もし年明けデビューの馬が出たら、その馬は最強馬になれるかもしれません。
ダビスタが欲しいなら、まずAmazonで探しましょう。
ということで、今回は終わりにします。