分散投資をする際にリバランスをした方が良いと言われているがしない場合と比較してどうなのか?
リバランスありで買い付けた時とリバランスなしで買い付けた時の利益の差を比較していきたいと思います。
投資するファンド
インデックスファンドなら何でもいいのですが、投資する対象が同じであればできるだけ信託報酬の安いファンドが良いでしょう。このページでは無難にニッセイのインデックスファンドを使用します。
- 国内株式:<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド
- 先進国株式:<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
- 国内債券:<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンド
- 先進国債権:<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国債券インデックスファンド
- 国内リート:<購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンド
- 先進国リート:<購入・換金手数料なし>ニッセイグローバルリートインデックスファンド
投資金額とタイミング
2016年3月から開始します。
リバランスなし
- 3月、6月、9月、12月に60,000円ずつ買付
- 各月25日(休みの場合は翌営業日)に10,000円ずつ上記のファンドを買付
リバランスあり
- 3月、6月、9月、12月に60,000円ずつ買付(端数での1~2円のばらつきはあります)
- 各月25日(休みの場合は翌営業日)にリバランスをしながら上記のファンドを買付
リバランスの条件
- 買付後に各ファンドの時価評価額が同じになるように設定。(各比率は1/6)
- ノーセルリバランスとし、売りは行わない。
20180325 インデックス投資成績(リバランスあり)
ファンド | 基準価額(円) | 前回比(円) | 累計買付金額(円) | 時価評価額(円) | 評価損益(円) |
国内株式 | 10,767 | -1,046 | 68,517 | 79,610 | 11,093 |
先進国株式 | 14,089 | -1,317 | 70,193 | 79,889 | 9,696 |
国内債券 | 10,419 | 49 | 87,903 | 87,756 | -147 |
先進国債権 | 10,684 | -629 | 82,451 | 82,485 | 34 |
国内リート | 14,604 | 307 | 89,579 | 89,194 | -384 |
先進国リート | 12,976 | -1,959 | 81,356 | 75,857 | -5,500 |
合計 | 480,000 | 494,792 | 14,792 |
トータルで約3.1%のプラスです。
今までの買付金額の比率は下記のようになっています。
- 国内株式:約15.2%→約14.3%
- 先進国株式:約14.9%→約14.6%
- 国内債券:約17.9%→約18.3%
- 先進国債権:約16.8%→約17.2%
- 国内リート:約18.5%→約18.7%
- 先進国リート:約16.8%→約16.9%
前回まで株価が大きく上げていたので、買付金額の比率は結構下がってました。しかし今回は株が大きく下げてしまいました。リバランスなしより被害は少ないと思うのですがどうなっているんでしょうかね?今回は先進国リートと国内リートで時価評価額の差が約13,000円も付いてしまいましたのでリバランスし甲斐があります。
よって20180325の買い付け金額は下記になります。
- 国内株式:12,855円
- 先進国株式:12,577円
- 国内債券:4,709円
- 先進国債権:9,980円
- 国内リート:3,271円
- 先進国リート:16,609円
20180325 インデックス投資成績(リバランスなし)
ファンド | 基準価額(円) | 前回比(円) | 累計買付金額(円) | 時価評価額(円) | 評価損益(円) |
国内株式 | 10,767 | -1,046 | 80,000 | 91,172 | 11,172 |
先進国株式 | 14,089 | -1,317 | 80,000 | 89,882 | 9,882 |
国内債券 | 10,419 | 49 | 80,000 | 79,803 | -197 |
先進国債権 | 10,684 | -629 | 80,000 | 79,998 | -2 |
国内リート | 14,604 | 307 | 80,000 | 79,548 | -452 |
先進国リート | 12,976 | -1,959 | 80,000 | 74,640 | -5,360 |
合計 | 480,000 | 495,043 | 15,043 |
トータルで約3.1%のプラスです。
今までの時価評価額の比率は下記のようになっています。
- 国内株式:約19.3%→約18.4%
- 先進国株式:約18.9%→約18.2%
- 国内債券:約14.9%→約16.1%
- 先進国債権:約16.0%→約16.2%
- 国内リート:約14.6%→約16.1%
- 先進国リート:約16.3%→約15.1%
今回で大分時価評価額の差は縮まってしまいました。なんか今までの流れでは株式と先進国国債と先進国リートがよく連動しますね。たまたまかも知れませんが結果としてはそうなっています。
20180325の買い付け金額は当然ですが下記になります。
- 国内株式:10,000円
- 先進国株式:10,000円
- 国内債券:10,000円
- 先進国債権:10,000円
- 国内リート:10,000円
- 先進国リート:10,000円
総括
各損益は下記のようになりました。
- リバランスあり:44,113円→14,792円
- リバランスなし:46,326円→15,043円
今回初めてくらいで今まで好調だった株が大きく下がったので、株式をあまり買付していなかったリバランスありは若干ですが下げ幅が少なかったです。やっぱり自動的に安い時に多く買い付けやすいリバランスありの買い方の方が自分は好きですね。
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