【FIRE(早期リタイア)】独身者で実家暮らしならけっこう簡単に達成できると思う

今働いている人でも、FIREしたいという方はけっこう多いのではないでしょうか。

FIREとは?

FIREとは「Financial Independence, Retire Early」のことで、経済的自立とか早期リタイアを意味する言葉です。

特に年齢の定めはありませんが、早期リタイアというからには40代まででしょうか。

50代では、もうFIREと呼ぶには少し遅いかなという感じはします。(普通のリタイアではありますが)

それくらいの年齢までに働かなくても暮らしていけるお金を手に入れるということですが、個人的には資産を切り崩すのではなく減らさずに生きられる人のことを言うと考えています。

具体的には、労働以外の収入(投資の運用益など)が生活費より多くなる状態のことだと認識しています。

そのためには投資金額も重要ですが、それ以上に重要なのはいかに生活費を少なくできるかということです。

しかし切り詰めて切り詰めて生活しなければいけないようでは、FIREとは言えません。

ですので、普通に暮らしていても生活費がそれほどかからない人の方が簡単にFIREを目指せるということになります。

独身者でないと難しいかも

そういう意味で言えば、所帯を持っている人より独身者の方がFIREは簡単でしょう。

別に結婚していてもいいのですが、パートナーにもそれなりに稼いでもらうことが条件になります。

少し厳しいと思われるのが、子どもがいる家庭です。

子どもを育てるのは素晴らしいことだとは思いますが、やはり何かとお金がかかります。

生活にお金がかかるということは投資できるお金も少なくなってしまいますからね、相当不利になると言っていいでしょう。

先ほども書いたようにFIREを達成するにはいかに生活費を下げられるかが重要なので、子どもができてしまうとその時点で少し厳しいかなという感じですね。

そういうことを考えると、自分のお金のことだけを考えれば良い独身者がFIREするには有利と言わざるを得ません。

実家暮らしがベスト

生活費を下げるのに一番手っ取り早い方法は、家賃を払わないことです。

そのためには家を買うしかありませんが、家を買うには相当のお金が必要になりますのでその時点でFIREは夢と化してしまうでしょう。

そこで一番現実的なのは、実家に住むことです。

実家に住めば親に多少お金は払うことになるかもしれませんが、家賃を払うよりはよっぽど安いでしょう。

それに親に払うお金など、言ってみれば家族で回すお金ですから家賃のように捨てるお金にはなりません。

しかし実家に住むのは独身ならいざ知らず、結婚してしまうとなかなか難しいでしょうね。

まあ自分か相手がマスオさんのような人なら大丈夫でしょうけど。

その点から考えても、やはり独身の方がいいような気がします。

条件として考えつくのはそれくらいで、独身で実家に住めるという人がFIREへの道は一番近いと思います。

月10万円でいいなら

さて前置きが長くなりましたが、ここからは資産0円から20年間でFIREするために毎月どのくらい投資が必要になるか見ていきます。

条件としては投資の年利を4%で考えるものとして、「増える金額 ≒ 使う金額」になるまで20年間貯めることとします。

そうすることで、年利4%(月利計算で0.327…%)で一生切り崩しても、元本維持できる計算です。

いわゆる「4%ルール」というやつですね。

解約時の税金1割も考慮します。(売却益に対して約20%の税金がかかるので)

それでは月10万円で生活できるという人の場合を見ていきます。

税金を考慮すると毎月11万円必要ですが、元本維持を考えるなら3400万円ほどの資産が必要になります。

これを20年間の投資期間で賄おうとすると、毎月9万4000円ほど積立が必要です。

年間にすると112万8000円ですが、毎月とは言えボーナス時に帳尻を合わせても大差ありませんのでこれはかなりイケそうな数字ですよね。

そもそも10万円で生活できるという人はほとんどお金を使わない人だと思いますので、もっともっと投資しても大丈夫そうです。

そうなると、当然FIREできる日もグッと早くなります。

月15万円なら

次は同じ条件ですが、月15万円必要という人の場合を見ていきます。

まず税金を考慮すると、1割増しで月16万5000円が必要と考えます。

これを元本維持しながら4%ルールで切り崩すには、5100万円の資産が必要になります。

月10万円と比較すると1700万円増なので、けっこうハードルが上がりました。

これを20年の投資で賄おうとすると、毎月14万1000円ほど積立が必要です。

年間に直すと169万2000円ですが、ボーナスで穴埋めできるならギリギリと言った感じでしょうか。

まあ自分は意識せずともこれくらいは貯金できていましたので、頑張れば誰でも達成可能ではないでしょうか。

しかし、逆にFIREするまでは毎月15万円使えなくなるかもしれませんが。

月20万円欲しいなら

月15万円でも大変ですが、一応月20万円というのも見ておきましょう。

税金を考慮すると、月22万円必要になります。

これを資産の4%ルールで切り崩して賄おうとすると、6800万円の資産が必要です。

そしてそれを20年の投資で蓄えるなら、毎月18万7000円ほど積立が必要になります。

年間で言うと224万4000円ですね。

この金額はさすがに自分も貯金したことありませんので、かなり難しそうですね。

というわけで、20年ではキツそうなので25年ではどうなのか見てみることにします。

6800万円の資産が必要であることに変わりはありませんが、毎月の積立額は少し減ります。

25年だと毎月13万4000円で、年間にすると160万8000円です。

これだと先ほどの15万円のラインより下がるので、頑張れば何とかイケるのではないでしょうか?

ただし5年間余計に働かなければいけませんけどね。

まとめ

ここまで20年で0からFIREするために必要な毎月の積立金額を見てきましたが、まとめると下記のようになります。

FIRE後の生活費毎月積立金額年間投資金額
月10万円9万4000円112万8000円
月15万円14万1000円169万2000円
月20万円18万7000円224万4000円
月20万円(25年)13万4000円160万8000円

今回金利は4%で考えましたが、インデックス投資の過去の実績ではもう少し高いので多少厳しめと言えるかもしれません。

税金も1割見ていますが、投資額から計算すると実際はもう少し安くなりそうです。

あと今回は元本維持できる金額まで貯めるという前提で計算しましたが、死ぬまでに元本も使い切りたいという人はもう少しラインが低くなります。

また投資は信用できないから銀行預金で全てを賄おうという人は、計算するまでもなくFIRE後に使いたい金額と年数分を働いて貯金すればOKです。

20年間毎月10万円ずつ貯金すると、20年間毎月10万円ずつ使えます。(そこで0円になりますが)

個人的には、独身で実家暮らしのサラリーマンなら月15万円のラインはけっこう簡単に達成可能だと思います。

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