【インデックス投資】出口戦略は普通に4%ルールがベスト

投資情報_タイトル

自分の寿命が正確に分からない限り、1円も残さず資産を使い切ることは不可能です。

投資の出口戦略は悩ましい

最近ではインデックス投資を始める人も増えていますよね。

インデックス投資と言っても正確にどういう定義なのか自分もイマイチ分かっていませんが。

インデックスファンドをいくつか買っていればインデックス投資なんでしょうか?

インデックス投資は指数に投資する投資信託です。

その指数はよっぽど変な指数でない限り、長期的に見れば右肩上がりになっています。

なので当然長期保有を考えて投資するわけですが、投資目的として1番大きいのは老後資金を作るためでしょうか。

少し前には老後2000万円問題などというものも出てきましたからね。

実際に2000万円必要なのかどうかは分かりませんが、確かにある程度投資していないと少し不安ではあります。

話は変わりますが、インデックス投資でコツコツ積み立てて無事老後を迎えたとします。

その時今まで貯めた資産はどのように使っていきますか?

おそらく今の時点で明確に答えられる人は少ないと思います。

いわゆる投資の出口戦略と言われるものですが、その部分についてはあまり明確な答えがありませんよね?

一応投資の4%ルールという手法はありますが、それは果たして正解なのでしょうか?

というわけで、今回は誰もが悩ましい投資の出口戦略について考えてみます。

投資の4%ルールとは?

先ほども書いたように、投資の出口戦略としては4%ルールというものがあります。

これはざっくり言うと、資産運用しながら毎年資産の4%を取り崩していく方法です。

そうすることで、ほとんどの場合天寿を全うするまで資産が持つと言われています。

それもそのはずで、過去のデータを見ればインデックス投資では6%ほどの利回りが期待できますからね。

6%増えて4%取り崩すのですから、普通に考えれば増えて当然です。

4%ルールの手法としては、大きく分けて次の2種類あります。

  1. 毎年取り崩す金額を固定する方法
  2. 毎年取り崩す金額を固定しない方法

金額を固定する方法

まず1の毎年取り崩す金額を固定する方法について説明します。

例えば1億円の資産で出口戦略を始めるとすると、1億円の4%は400万円になります。

なので、そのまま天寿を全うするまで毎年400万円取り崩していくという方法です。

資産の時価評価額はその年の相場に左右されて増えたり減ったりしますが、取り崩す金額は変えません。

時価評価額が1億1000万円になろうが9000万円になろうが、毎年400万円取り崩し続けます。

毎年の資金は安定していますが、長い不景気で時価評価額が減り続けた時に資産が枯渇しないか少し心配ではあります。

金額を固定しない方法

次に2の毎年取り崩す金額を固定しない方法について説明します。

こちらの方は1億円の資産で始めるとすると、1年目は普通に4%の400万円を取り崩します。

ここまでは1と同じです。

しかし2年目以降は資産の時価評価額の4%を取り崩すようにします。

例えば時価評価額が1億500万円の場合は420万円、9500万円の場合は380万円取り崩します。

そうすることで、少なくとも不景気が続いても資産が枯渇してしまうことはほぼありません。

その代わり時価評価額が減ると取り崩せる金額も減ってしまいますけどね。

ベストの出口戦略

先ほど書いた通り4%ルールには2つのパターンがありますが、個人的には毎年取り崩す金額を固定しない方法を取りたいですね。

金額を固定するのは怖い

最初に金額を固定してしまう方法はやはり怖いですね。

確かに過去20年のデータでは、インデックス投資の利回りは6%ほどあります。

なので長期的に見れば4%ルールで取り崩しても大丈夫なはずですが…。

しかしこれはあくまで平均であって、実際には上下に大きくブレまくりますからね。

毎年安定して4%以上の利回りがあれば良いのですが、それは全く期待できません。

暴落が来れば一気に30~50%ほど下がりますし、暴落など来なくても普通に年5%くらい下がります。

資産が1億円あれば400万円取り崩せますが、8000万円に減っている時に普通に400万円取り崩すメンタルがありますかね?

なかなか難しいような気がします。

やはり資産が8000万円に減った時は、大人しく8000万円の4%を取り崩す方が安心できます。

取り崩せる金額は減ってしまいますが、資産がなくなってしまう恐怖を味わうよりずっとマシです。

毎月4%相当を取り崩したい

しかし毎年時価評価額の4%を取り崩すのにも少し不満があります。

なぜなら投資信託の値動きは年単位どころか月単位でも結構激しいからです。

1月に4%取り崩したあとに2月に暴落が来たりしたら精神的にかなりキツイですよね。

そういうことを避けるためにも、できるだけ細切れで取り崩すのが良いと思っています。

できれば毎月取り崩すのがベストですね。

サラリーマンの給料と同じような感覚です。

これは年利4%になるように、月利を計算してやればOKです。

エクセルの計算式では次のようになります。

1.04^(1/12) - 1 = 0.00327…

最初の1.04は年利4%を表していますので、1.05にすれば年利5%ということです。

計算してみると、毎月の資産に0.00327…を掛けた金額が年利4%相当ということになります。

毎月時価評価額にこの数字を掛けた金額を取り崩せば、4%ルールを適用しているのと同じです。

個人的には今のところこれがベストの出口戦略だと思っています。

お金に困るのだけは避けたい

投資_見出し4

ここまで投資の出口戦略を考えてきましたが、4%ルールではお金を使い切れない可能性が高いと思っています。

インデックス投資の利回りが過去20年で6%ほどありますからね。

4%取り崩して6%増えるのですから、単純計算ではどう考えても増えてしまいます。

極端なことを言ってしまえば、寿命が尽きる時に生涯で1番お金持ちになっている可能性大です。

なので、天寿を全うするまでにお金を使い果たしたい方は4%ルールなど使わない方がいいと思います。

しかし個人的には4%ルールを適用するのがベストだと思っています。

お金を使い切るとなると資産が減ってくるわけで、そうなるとお金が足りなくなるのではないかと不安になりそうですからね。

不安になるくらいならお金を余らせたまま天寿を全うした方がいいのではないでしょうか?

個人的にはそう思っています。

ということで、今回は終わりにします。