「ホースブレーカー」はコーエーから2001年に発売された超地味な競馬ゲームです。
昔はPC版でプレイしていましたが、残念ながら今のPCでは動いてくれません。(XPまでは対応)
なので仕方なく、プレステ2で買い直しました。
コーエーの競馬ゲームと言えば「ウイニングポスト」が超有名です。
ウイニングポストでは、プレイヤーは馬主になります。
ゲームが進むと牧場を買えるようになり、最終的にはオーナーブリーダーになるという感じでした。
しかしホースブレーカーでは、プレイヤーは調教師になります。
馬主から預かった馬を調教してレースに使っていくのが仕事です。
ただ、調教すると言っても実際は調教助手に指示を出すだけですけどね。
「ダビスタ」のように自分で調教するわけではありません。
それよりも、仕事の9割は強い馬を見つけることと馬のローテーションを考えることになります。
この辺が現実の調教師と似ていて(想像ですが)なかなかハマります。
ということで、今回はホースブレーカー(PS2)の攻略①(馬房・パラメータ・馬具)を書いていきます。
馬房
このゲームでは、自分の厩舎の馬房を最大でも20しか持てません。
1馬房につき競走馬1頭が割り当てられるので、管理できる競走馬は最大でも20頭ということになります。
現実のように「この馬を放牧させている間にこちらの馬を入厩させて…」というような技は使えません。
ただし、これは自分の厩舎だけに適用されているルールですけどね。
ライバル調教師たちは20頭以上の競走馬を管理しています。
この不公平で困るのは、調教師リーディング(勝利数)を取るのが難しくなることです。
常に20頭対50頭くらいで戦わなければいけませんからね。
さすがにハンデがあり過ぎます。
リーディングは50勝ほどしなければ取れませんが、20頭なら1頭平均2.5勝させなければいけません。
しかもその中の数頭は2歳馬なので、デビューは半年後です。
勝率1位と賞金1位は比較的簡単に取れるんですけどね。
リーディング1位が激ムズなので、3冠達成はなかなかできません。
別に3冠取れなくても、2冠取れば優秀技術調教師には選ばれるのでいいんですけどね。
優秀技術調教師に選ばれると相馬眼が上がるので、最低でも2冠はクリアしておきたいところです。
馬のパラメータ
仔馬は毎年4月~6月の間に誕生します。
誕生する仔馬の総数は全部で1500頭、その内訳は牡馬750頭・牝馬750頭です。
この中に3年後のダービー馬が存在しているわけです。
なので、全ての馬が産まれ終わった7月1週に当歳馬の能力チェックが必須です。
これがかなり大変です。
1500頭もの馬を1頭1頭全部見ていかなければいけませんからね。
ホースブレーカーでは、ウイニングポスト2のように馬の写真(絵)からスーパーホースは見分けられません。
と言うよりそもそもスーパーホースという概念はなく、単純に能力の高い馬が強いのだと思います。
当歳・1歳時
確認できるパラメータは能力・体力・スピード・スタミナ・気性・成長の6種類です。
長年の経験から、個人的に各パラメータの意味は次のような感じだと思っています。
- 能力
馬の総合的な能力値です。
馬レベル(G1級や重賞級、未勝利級など)には直結しません。
能力が高い馬ほど活躍できる可能性が高くなります。 - 体力
どれだけ放牧せずに調教やレースができるかだと思います。
あまり参考にはしません。 - スピード
スタミナと合わせておそらく距離適性に関係していると思います。 - スタミナ
スピードと合わせておそらく距離適性に関係していると思います。 - 気性
大人・普通・荒い・激しいの4種類あります。
馬具を付ければある程度矯正できます。
ダビスタと同じようにレース中の折り合いに影響すると思われます。 - 成長
早熟・普通・遅い・晩成の4つに分かれています。
各成長系でさらに早め・遅めに分かれています。
2歳以上
2歳以上の馬のパラメータは、当歳・1歳時のパラメータとは若干違います。
確認できるパラメータは体力・スピード・スタミナ・気性・成長・瞬発・根性・成長になります。
能力が消える代わりに、瞬発・根性・成長が追加されています。
- 瞬発
馬の瞬発力です。
脚質に多少関係ありそうですが、作戦は騎手に任せた方が無難です。 - 根性
馬の勝負根性です。
高いからと言ってゴール前でひと伸びするイメージはありません。
馬具を付ければある程度矯正できます。 - 成長
成長パラメータの右側の小さなマークです。
これは馬の能力がどこまで開花しているかです。
1番上にある時が成長のピークという意味です。
馬具
このゲームでは、メンコ・ブリンカー・シャドーロール・バンテージの4種類を自由に装着できます。
馬具の色は、競馬の枠の色と同じ白・黒・赤・青・黄・緑・橙・ピンクの8種類から好きに選べます。
- メンコ
馬に被せるものです。
これは何かを矯正するというよりはオシャレのために被せるようなものです。
被せること自体に意味はありません。 - ブリンカー
ブリンカーはメンコの耳と目の後ろを塞いで気が散らないようにしたものです。
ブリンカーを装着することで、多少の気性難矯正ができます。 - シャドーロール
ナリタブライアンで一躍有名になった馬具です。
シャドーロールを装着することで、多少勝負根性を補えます。
色も自由に選べます。 - バンテージ
馬の脚を保護するものですが、保護というよりはオシャレのために巻くようなものです。
メンコとお揃いにしておけば、それなりに見栄えがします。
気性難矯正と勝負根性矯正は、あくまで気休めのようなものと考えておけば良いでしょう。
付けた方がマシ、というレベルです。
個人的には全ての馬にピンク色のメンコとバンテージを装着させています。
これはレース中に自分の馬を見分けやすくするためです。
このゲームはレースを見ていても、どれが自分の馬かさっぱり分かりませんからね。
まとめ
今回は、ホースブレーカー(PS2)の攻略①(馬房・パラメータ・馬具)を書きました。
ざっくりまとめると、次のようになります。
- 馬房
管理できる競走馬は最大でも20頭。
ライバル調教師たちは20頭以上の競走馬を管理。 - 馬のパラメータ
7月1週に当歳馬の能力チェックが必須。
当歳・1歳時:確認できるパラメータは能力・体力・スピード・スタミナ・気性・成長。
能力が高い馬ほど活躍できる可能性が高くなります。
2歳以上:確認できるパラメータは体力・スピード・スタミナ・気性・成長・瞬発・根性・成長。
能力が消える代わりに、瞬発・根性・成長が追加。 - 馬具
メンコ・ブリンカー・シャドーロール・バンテージの4種類。
ブリンカーを装着することで、多少の気性難矯正ができます。
シャドーロールを装着することで、多少勝負根性を補えます。
ということで、今回は終わりにします。