【ファミコン】思い出のゲーム⑤(チャレンジャー・スカイデストロイヤーなど)

玩具_タイトル

前回からの続きです。

チャレンジャー

「チャレンジャー」は1985年10月15日にハドソンから発売されました。

何と言えばいいのか、壮大なアクションRPGです。

4面構成で、1面は電車の面、2面以降はだだっ広いフィールドの面となっています。

ドン・ワルドラドにさらわれた王女マリアを助けるのが目的です。

電車の面は割と有名かもしれませんね。

ちなみに電車の名前は特急列車メタモルフォセス号とのことです。

火の玉が強い

このゲームで思い出すというかイヤな記憶として残っているのは2面の火の玉ですね。

あれにずっと追いかけられていた記憶しかありません。

しつこく追い回してきますし、けっこうスピードが速いんですよね。

障害物のないところで追いかけられたらほとんど死んでいたのではないかと思います。

ナイフでも倒せませんし、頼みの綱はパワーアイテムしかありません。

雑魚を4匹連続で倒せば出てきますが、欲しい時に限って近くに雑魚がいないんですよね。

あれにはほとほと参りました…。

レベルを低くすると雑魚が出てこなくなるので、なおさら苦戦した記憶があります。

その時は海にいるクジラを倒してパワーアイテムを出すしかありません。

なので、クジラばかり探していたような…。

点数の付け方が雑

あと、点数の付け方が非常に雑でしたね。

敵を1匹倒しても200点しか入らないのに、3面の噴水で20秒以内に戻ってくれば10万点もらえます。

なぜあれくらいのことで敵1匹の500倍の得点がもらえるのか子供の頃はさっぱり分かりませんでしたね。

まあそれは今でも分かりませんが。

苦労してラスボスのドン・ワルドラドを倒してもたったの800点しかもらえないのがさらに笑えます。

噴水を早く渡ることに、ラスボスを倒す100倍以上の価値があるということですね(笑)

スカイデストロイヤー

「スカイデストロイヤー」は1985年11月14日にタイトーから発売されました。

ゼロ戦で敵の海上要塞を破壊しに行くというゲームです。

グラフィックがキレイ

このゲームでまず思い出すのはグラフィックがキレイだったということです。

ステージは昼→夕方→夜→朝と進みますが、ちゃんとグラフィックが変わるんですよね。

夕方になると夕焼けの空になり、夜になると真っ暗になります。

敵の戦闘機はずっと色が変わらないので、夜が1番発見しやすいという謎仕様でしたけど。

実際の戦闘では夜の方が発見しにくいと思いますが…。

そう言えば、ステージが進む前に必ず赤い戦闘機が連なって現れましたね。

全て破壊しなければ機銃の連射性能が落ちるらしいですが、そうでしたっけ?

ちなみに全機倒すコツは、全機現れるまで動かないことです。

動かなければ全機同じラインで飛んできますので、動かずに連射していれば楽に破壊できます。

途中で動いてしまうと1機1機ラインが変わってしまうので、なかなか倒しにくくなります。

敵の戦艦が異常に速い

あと当時は何も思いませんでしたが、今にして思えば「敵の戦艦が速すぎだろ」と思いますね。

自機はゼロ戦ですが、ゼロ戦の通常速度は250キロほどとのことです。

このゲームでも、おそらくそれくらいのスピードで直進しています。

それなのに、敵の戦艦は急接近してきたりものすごいスピードで逃げて行ったりします。

まあ急接近してくるのは分かりますが、逃げていくのはちょっと…。

海上を300キロ以上で移動していることになりますからね。

まあ別にどうでもいいですけど。

パックランド

「パックランド」は1985年11月21日にナムコから発売されました。

パックマンとなって妖精を助けるゲームです。

当然ですが、パックマンの時にもいた4匹のモンスターが邪魔してきます。

今回モンスターは3種類の乗り物に乗って現れます。

  • 飛行機
    直進してくる。たまに急降下。
  • ホッピング
    上下にバウンド。高く跳んだり低く跳んだり。
  • UFO
    上下に揺れながら飛び去って行く。

相手が悪かった

このゲームで思い出すのは、相手が悪かったということです。

というのも、このゲームが発売される2ヶ月前に「スーパーマリオ」が発売されていますからね。

発売されてから数ヶ月間は、世間はもう「スーパーマリオ」一色だったと思います。

そんな中で、いくらパックマンが主人公のゲームが出ても太刀打ちできるはずがありません。

当時は全くと言っていいほど話題になりませんでした。(少なくとも自分の周囲では)

同じ横スクロールのアクションゲームで、出来も決して悪くはないんですけどね。

売り上げも「スーパーマリオ」の600万本に対して大きく水をあけられているはずです。

結局何本売れたのかは分かりませんが…。(少なくとも歴代50位には入っていない)

個人的には攻略本を買ってクリアするほどハマったんですけどね。

操作がムズイ

あと思い出すのは操作方法が難しかったということですね。

ほとんど全てのアクションゲームは十字キーで移動、ABボタンでジャンプや攻撃です。

まあ当たり前と言えば当たり前ですが。

しかしこのゲームは全く逆だったのです。

十字キーでジャンプ、ABボタンで横移動でした。

いつもと逆なので、慣れないと思い通りに操作できません。

この操作方法に慣れなくて、あまりハマらなかった人もいるのではないかと思います。

別に普通の操作方法でも良かったと思いますけどね。

なぜ逆にしたのでしょうか?

つくづく惜しいゲームです。

ということで、今回は終わりにします。