前回からの続きです。
ゼビウス
1984年11月8日にナムコから発売。
画面が上から下にスクロールする縦シューティングゲームで、敵は空中と地上に現れます。
一応ところどころに「アンドアジェネシス」という要塞は出てきますが、ゴールは特に存在せず終わりはありません。
なので最終の16面が終わってもループして、ひたすら周回し続けます。
ちなみに自機は「ソルバルウ」といい、「ガル」はゼビウスの世界では大きいという意味です。
「ガルデロータ」は「デロータ」の大きいもの、「ガルザカート」は「ザカート」の大きいものです。
しかしリアルタイム世代としては、このゲームを最初に見たときはビビりましたね。
それまではシューティングと言えばインベーダーかギャラクシアンしか知らなかったのが、いきなりゼビウスですからね。
背景に森・平野・道があったり、海があったりで衝撃を受けました。
それだけでも十分過ぎるほどビビりますが、敵も次々現れて自由自在に動き回っていましたからね。
そういうわけで当時めちゃくちゃハマりましたが、腕前の方はそれほど上手くはありませんでした。
何回かまぐれで1周したくらいだったと思いますね。
今でも第1の要塞くらいまではたどり着けると思いますが、第2の要塞まではおそらく無理ですね。
そう言えば地下に「ソル」が隠れており、姿は見えなくても照準には反応しましたね。
一度命中させると姿を現し、もう一度命中させると破壊できます。
それぞれ2000点もらえますので、子供の頃は血眼になって探していたのを思い出します。
それにしても、ファミコン版にはナスカの地上絵がないのが残念でした…。
マッピー
1984年11月14日にナムコから発売。
ゼビウス発売からわずか6日後の発売となっています。
しかしこの頃のナムコは任天堂以上に神がかっていましたね。
あの超有名なパックマンも11月2日に発売しています。
まあファミコン版のパックマンは、ファミコンの性能の限界なのか発色がイマイチだったのが残念でしたが…。
少し話は逸れましたが、ファミコン版のマッピーはけっこう面白かったですね。
元々はゲーセンにありましたが、なかなか完璧な移植だと思いました。
このゲームは「マッピー」というネズミの警察官を操作して、「ニャームコ」と「ミューキーズ」が盗んだ品物を回収していきます。
フロア間の移動にはトランポリンを使うのが特徴的です。
トランポリンは3回連続で跳ねると耐久力がなくなってしまい、4回目は穴が開いて落下してしまいます。
回収する盗品は次の通りです。
- ラジカセ×2:100点
- テレビ×2:200点
- マイコン×2:300点
- モナリザの絵×2:400点
- 金庫×2:500点
パソコンではなくマイコンとなっているのが時代を感じるところです。
このゲームでは、同じ盗品を連続で回収していくと得点が倍々になっていきます。
なので点数の低い品物から順に取っていくことが、高得点を取るポイントです。
ラジカセ×2⇒テレビ×2⇒マイコン×2⇒モナリザの絵×2⇒金庫×2というふうに回収していけば、8500点になります。
さらにニャームコは盗品の前を通過するたびに、少しの間盗品の後ろに隠れます。
その時に回収すればプラス1000点になります。
昔はパターンを覚えていましたので、順番通り回収しながら20面近く行けたと思います。
今は全く覚えていませんが…。
そう言えばこのゲームは、ゲームも面白いですが音楽もなかなかいいですよね。
あのドラクエで有名なすぎやまこういち先生が、「ゲームセンターで初めて気に入った音楽」と語っているくらいですからね。
ボーナスステージでは、BGMが終わるまでに風船を全部割らなければいけません。
しかし全部自分で割ろうとすると間に合いませんので、1番左の列の風船はニャームコに割らせるのがコツです。
バルーンファイト
1985年1月22日に任天堂から発売。
アイスクライマーが1月30日に発売されましたので、8日早い発売だったんですね。
テレビCMの方はセットで流れていましたので、同日発売かと思っていましたが…。
個人的にはバルーンファイト推しだったのですが、なぜか買ってもらったのはアイスクライマーの方でした…。
理由はもう忘れましたけどね。
話は逸れましたが、ゲーム内容は簡単に言ってしまえば空中バージョンのマリオブラザーズという感じです。
風船を二つ付けて飛び回り、敵の風船を割って海に落とすというもの。
敵は風船を割るとパラシュートでゆっくり落下していきますので、そこでパラシュートを割ると海に落とせます。
海に落とすと海からシャボン玉が出てきますので、それを割ると得点がもらえます。
敵はパラシュートを付けた状態で陸地に降りると、また風船を膨らませて復活してしまいます。
なので、素早く蹴り落としてしまうのが攻略のポイントです。
敵は白い風船と緑色の風船がいて、緑色の方が動きが早くて強かった記憶があります。
海にはナマズが住んでおり、海面近くを飛んでいると丸飲みされてしまいます。
なので、あまり低空飛行はしない方が賢明です。
ステージクリアに時間がかかり過ぎると雷雲から雷が放出され、プレイヤーを妨害します。
ボーナスステージは、4つの土管から20個の風船が出てくるのをキャッチするというものです。
2人同時プレイもできますが、よく相手の風船を割ってしまいますのですぐに殺し合いになります。
個人的には、障害物を避けながら延々風船を割っていくCモードが1番好きだったりします。
ということで、今回は終わりにします。