【インデックス投資】債券は株式とリートの投資金額調整には使えますが…

株式やリートが好調だと債券をポートフォリオから外したくなります。

この先そんなに上がらないかも

債券というのは、国や企業が投資家から資金を借り入れるために発行する有価証券です。

そうは言っても投資家はタダではお金を貸してくれませんから、国や企業はその見返りとして投資家に利子を払います。

当然貸し付けの期間は決まっていますので、満期になれば貸した金額がそのまま返ってきます。(発行したところが潰れない限りは)

その結果、利子の分だけ儲かるというわけです。

そういう仕組みなので債券は利子が高いほど儲かるわけですが、ここ最近先進国の国債利回りは下がってきています。

最近20年では先進国債券に投資すると利回りは年率5%ほどあったようですが、この先も5%を確保できるかは怪しいですね。

その中で、日本債券は最近20年でも利回りは年率1.5%ほどでしたけど。

新興国で見ればトルコなどは年率10%ほどあるようですが、そもそもトルコリラ自体が怪しいのであまり信用できません。

そういうわけで、債券を持っていても昔ほどは儲からないんじゃないかという気がします。

しかし銀行に預金しておくくらいなら、債券に投資した方がいいと思いますけどね。

最近は株式と似たような値動き

債券を持つことの意味に株式と反対の値動き(逆相関)をするというのがありますが、果たしてホントにそうでしょうか?

自分は4年前からインデックス投資していますが全然そんなことはなく、だいたいいつも株式と同じ値動きをしているようなイメージです。

4年間で株式は何回か値下がり調整しましたが、そういう時に債券が値上がりしていた記憶はありません。

コロナショックの時も株式と一緒に大幅に下がりましたからね。

昔は知りませんけど、今は株式より価格変動はソフトですが同じような値動きをするという感じです。

分散投資という観点から見ると、むしろリート(不動産)の方が独立した値動きをしていますね。

コロナの時は株式と債券はわずか数ヶ月で回復しましたが、リートはずっと値下がりしたままでした。

分散投資の効果を期待するなら、リートも一定の割合で保有する方が良さそうです。

だからと言って債券が不要と言っているわけではなく、株式が暴落した時のショックを和らげるという意味では債券も一定の割合で持っておいた方がいいと思いますけど。

楽ラップでも債券は保有

自分は債券を投資資産の10~15%ほど保有していますが、その理由は単純に楽ラップのポートフォリオに合わせているからです。

楽ラップは楽天証券が運用しているロボアドの商品ですが、ポートフォリオを公開してくれています。

ロボアド分の管理手数料が少しかかりますが、銀行に預金するくらいならこちらの方がいいと思います。

自分では投資したくないけど資産運用はしたいというワガママな方にはおススメです。

自分の場合はリスクを取っても大きく儲けたいので、「かなり積極型」のポートフォリオを参考にしています。

説明では「とことん収益性を追求していきたい方のための運用コース」となっています。

そのポートフォリオでも債券は10~15%ほど組み込んでいます(3ヶ月に一度見直しが入ります)ので、やはりそれくらいは持っておいた方がいいんだろうという感じです。

株式やリートの受け皿として

ただ、一定の割合で債券を持っていると良いこともあります。

それはノーセルリバランスすることで、株式やリートを購入する時の金額調整に使えるということです。

ノーセルリバランスとはその名の通り、売らずに買いだけでリバランスするということです。

決めているポートフォリオより割合が増えた資産は少なめに、減った資産は多めに買うことでリバランスします。

なので債券をポートフォリオに組み込むことで、株式やリートが上がった時は少なめに、逆に株式やリートが下がった時は多めに買う調整が自動でできます。

要は株式とリートの購入金額調整の受け皿のようなイメージです。

値上がりしている時に購入金額を増やすという人もよくいますが、自分はそういうことはしません。

そんなことをしたら、平均取得価格が上がってしまいますからね。

投資信託では、できるだけ多くの口数(数量)をできるだけ安く買うというのが基本です。

そのためには高い時はできるだけ買い控え、安くなった時にたくさん買う方が良いのです。

債券はそういう調整をする時に便利です。

絶対に必要というわけではない

ここまで債券はポートフォリオに必要であるかのように書いてきましたが、必ずしもそうとは言えません。

債券を入れているポートフォリオと入れていないポートフォリオを比較した場合、おそらく入れていない方がパフォーマンスが上回っている期間は長いと思います。

しかし株価が何かの理由で大暴落した場合などは、一時的にパフォーマンスが逆転することも考えられます。

もちろんその状況では、含み益がプラマイゼロどころか大幅にマイナスになっている可能性が高いわけです。

そういう苦しい状況の中で急にお金が必要になって解約せざるを得なくなったとしても、運が悪かったと割り切れるのであれば債券は不要です。

それか生活防衛資金をすでに十分に確保していて、そういう時にも投資のお金に全く手を付けなくていい人も債券は不要でしょう。

ただ、今後も株式とリートの方が債券よりパフォーマンスが高いという保証はどこにもありませんけどね。

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